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【第1回】ITコンサルは「5年後」生き残れる職業か?|特集・デジタル時代のためのファーストキャリアナビ

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こんにちは、外資就活ドットコム ITチームです。

昨今、ITはもはや「特別なスキル」ではなく「あらゆる業界や職業において必要不可欠な存在」となっています。

本特集では、就活生に人気の業界・企業における、ITの様々な普及事例を紹介して参ります。

初回であるこの記事のキーワードは、例年学生からトップクラスの人気を誇る職業「コンサルタント」です。

「生成AIvs若手コンサルタント」の時代を生き残る道とは

デロイトがコンサルタントの生成AI活用を加速

2024年3月、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社は、コンサルタントの生成AI活用を加速するため、資料作成支援ツールを自社開発・導入したことを発表しました。
このツールは、自社テンプレートを使用し、生成AIで資料の骨子と内容を自動生成することで、作成工数の削減を実現し、顧客との対話機会を増やすことを目的としています。
今後、機能改善やユースケースの拡大、社内データベースとの連携強化を予定し、セキュリティを考慮した責任あるAI活用を目指しています。

参考:デロイト トーマツ、生成AIを活用しコンサル業務を高度化~資料作成支援ツールなどを開発(外部サイトに遷移します)

コンサルタントの仕事はいずれ「AI」になる。そのとき企業の新卒採用はどうなる?

米国のリサーチ企業であるガートナー・ジャパンは2024年2月に「ITコンサルティングやベンダーへの委託業務の約30%は、2029年までにAI(人工知能)で代替可能になる」との見解を発表しています。
現在も既にプレゼン資料の作成や、クライアント企業の既存業務の棚卸しなどといった単純な作業においてAIの活用が急速に進められていますが、将来的には大量のデータを一瞬で分析し、より高度な意思決定支援を行えるAIツールが現れると考えられます。

今はまだ社会的ニーズが高く、安定した職業として人気を集めているITコンサルタントですが、数年後には大きく状況が変わっているだろうということは想像に難くありません。
AIやアルゴリズム、データアナリティクスの発展は、経営戦略の立案や企業価値の査定において、人間のコンサルタントよりも速く、かつコスト効率的な解決策を提供することが可能になるでしょう。

そしてそれは勿論、新卒採用にも大きな影響を及ぼすと考えられます。かつて、コンサルタントとはリサーチや資料作成、クライアントとの交渉など膨大な業務を担うハードな職業であり、それ故に各社は一人でも優秀な人材を確保しようと若手の採用活動を積極的に行っていました。

しかし業務の大半をAIやアルゴリズムで解決できるとなると、単純な事務処理能力やロジカルシンキングが優れているだけでは「優秀」な人材であると言えなくなってきます。

デロイトが今回のAI推進の狙いを「クライアントとの対話機会を増やし提言の顧客固有性を追求する」ことだと述べているように、より代替不可能かつオリジナリティのある(勿論、実行可能性やロジックは前提とした)施策を提案したり、自分らしいキャラクターを活かしてコミュニケーションをとり、相手の信用を勝ち得たりできるか。
そのような点が、今後のコンサルティングファームの面接やジョブにおける重要な評価対象となっていくことが予想されます。

参考:2029年、ITコンサル委託業務の3割がAIで代替可能に ガートナーが予測(外部サイトに遷移します)

「戦略立案×IT」のジレンマと、IT就活で気を付けるポイント

「上流」「下流」というワードの落とし穴

「ITを活用したプロジェクト」と一言で言っても、戦略立案などのいわゆる「上流」の工程に関わるか、実際に手を動かしてシステムを構築する「下流」の工程に携わっていくかで、働き方は大きく異なっていきます。

特に大規模なプロジェクトになっていくと、立案者からシステム開発を委託された企業が更に他の企業に開発を二次委託する場合もあります。これがさらに三次、四次、……といったように階層的に分散されていくと、IT業界でよく聞く「多重下請け構造」となります。

こういった「下請けSIer」が低予算で劣悪な労働環境を強いられるという構造の問題は根深く、業界の悪いイメージに繋がっています。少なからずその影響を受けて「なるべく『上流の仕事』に新卒カードを切りたい」と考え、大規模ファームを志望する就活生は少なくありません。

しかし、上流の仕事にも責任所在の不透明さや、実際の開発現場と離れてしまい最新の知識のキャッチアップが難しくなるジレンマなどといったデメリットがあります。入社後に、プログラミングなどの現場でのスキルアップの機会に恵まれず、思い描いていた「IT業界でのキャリア」とのギャップを感じてしまうというケースもあるでしょう。

IT業界では、企業自体の「武器」が個人の市場価値アップにつながる

ITを軸に置いた就活においては「志望企業がIT業界の中でどのような位置に属し、それに対してどのような強みを発揮しているのか」を俯瞰的に捉えることが重要です。

例えば、NTTデータ経営研究所は「社内にシステム開発やBPO部隊を持たず、あくまで上流の戦略策定にフォーカスしている」企業です。同社はインタビュー記事にて「解決手段の実装のもっと手前の段階から知恵やアイデアを求められるケースが多い」ため、純粋に社会課題の解決という大規模なプロジェクトに向き合う事ができると述べています。

一方で、対照的に「システム構築の最下流の現場で何が起こっているのかをリアルに理解しているからこそ、上流で的確な戦略を描くことができる」事を強みとして持つ企業もあります。
株式会社SHIFTは元々製造業向けコンサルティングファームとして発足した後、クライアント企業のシステム開発における「品質保証・テスト」の工程を担う事業を開始して急成長を遂げた、ITコンサルティング業界の中でも異色の企業です。

「自分はどのようなポジションで働き、どのようなスキルを身につけて市場価値を上げたいか」をなるべく具体的に突き詰めるためにも

・自己分析を徹底する
・様々な企業のイベントやインターンシップに参加し、それぞれの知識を俯瞰的に整理する

以上の二点のアクションをなるべく早い時期から徹底しましょう。

参考:
公共の政策と民間のビジネスを両輪で支援し、社会に好循環を生み出していく(sponsored by NTTデータ経営研究所)
ファームとして明確な差別化ポイントがある。だからこそ、各コンサルタントの専門性も市場価値も上がり続ける(sponsored by SHIFT)



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