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通信キャリア業界での仕事内容とは?|業界の最新動向と企業ランキング【NTTドコモ・ソフトバンクKDDI・楽天モバイル】

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通信キャリア業界は名の知れた企業が多く、特に情報系の学部に通う理系学生からの就職志望人気が高い業界です。しかし、具体的な仕事内容や売上高、平均年収までは知らないという方も多いのではないでしょうか。

この記事では、通信キャリアの分類と業界の動向、大手キャリア4社の売上高ランキングと平均年収ランキング、通信キャリアでの職種と仕事内容、就職を検討する場合の対策方法について解説します。

IT業界への就職を志望している方は、ぜひ参考にしてください。

通信キャリア業界の分類と業界の動向

通信キャリアとは

通信キャリアとは、簡単に言えば光ファイバーなど固定回線や携帯電話回線などを保持し通信サービスを提供している企業のことです。

国内においては、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルの4社が携帯向け通信回線事業者として認定されています。そのため、国内において通信キャリアという言葉は一般的にこれら4社を指します。

MNOとMVNOの違い

スマホの新規購入や乗り換えを検討する際、事業者の分類としてMNOMVNOといった表記を見ることがあるかと思います。

まずMNOは、「Mobile Network Operator」の略です。これらの企業は総務省から直接的に周波数帯を割り当てられており、自社の回線網を使用して通信サービスを提供しています。そのため、上で述べた通信キャリアはこちらに属します。

一方で、MVNOは「Mobile Virtual Network Operator」の略です。MVNOは自社で回線を保持するのではなく、MNOの回線網を借りてサービスを提供しています。いわゆる「格安スマホ」の通信事業者がこちらに該当します。

通信キャリア市場の動向と将来性

総務省の「通信市場の動向について」によると、通信キャリア業界の2021年度の市場規模は約16兆円です。
※市場規模は通信キャリア業界に属する企業の合計売上高で算出されています。

携帯電話を含む移動系通信の契約数は、2022年12月時点で2億774万件となっています。シェアはMNOが86.2%、MVNOが13.8%となっており、上で挙げた通信キャリア4社の存在が大きいといえるでしょう。

2021年春以降、MNO各社による携帯電話の低価格プランがスタートし、特にスマートフォン向けの契約数が増加しています。こうした動きにより、今後も顧客基盤は拡大していくと言えるでしょう。その一方で一人当たりの単価は減少しているため、売上高は横ばい傾向となっているのが現状です。

出典:総務省「通信市場の動向について」

通信キャリア業界の売上高ランキング

順位 企業名 2021年の売上高
1 ソフトバンク 5兆6,906億円
2 KDDI 5兆4,467億円
3 NTTドコモ 4兆7,138億円
4 楽天モバイル 2,275億円

出典:総務省「通信市場の動向について」

上表は2021年の通信キャリア売上高ランキングです。

1位のソフトバンクはSoftbankの他に、サブブランドとしてY!mobileやLINEMOなどを提供しています。2位のKDDIはauやUQ mobile、povoを取り扱っている会社です。3位のNTTドコモは、docomoの他に廉価版プランであるahamoが有名です。3社はサービス提供の歴史が長く、売上高はおおむね横並びであるといえるでしょう。

一方で4位の楽天モバイルは2020年4月から本格的にサービスが開始されたということもあり、市場におけるシェアがまだ高いとは言えない状況です。2021年度時点では、事業として赤字になっています。ただし売上・営業利益ともに年々改善が図られており、今後急成長する可能性が十分にあると言えるでしょう。

通信キャリアの平均年収ランキング

順位 企業名 平均年収
1 NTTドコモ(日本電信電話株式会社) 972万円
2 KDDI 943万円
3 ソフトバンク 805万円
4 楽天モバイル(楽天グループ 797万円

出典:金融庁「EDINET」

上表はEDINETに開示されている有価証券報告書のデータ(2024年3月時点)を元に作成しています。
※NTTドコモについては日本電信電話株式会社、楽天モバイルについては楽天グループの平均年収を掲載しております。

国税庁が発表した「令和4年分 民間給与実態統計調査」によると、日本全体の平均年収は458万円です。今回取り上げた4社については、平均年収がいずれもこの値を上回る結果となりました。

出典:国税庁「令和4年分 民間給与実態統計調査」

通信キャリア業界の主な職種と仕事内容

職種 仕事内容
システムエンジニア システムやソフトウェアを開発・設計する。
インフラエンジニア サーバ・ネットワーク・データベース・セキュリティなどを管理・維持する。
データサイエンティスト 研究開発やデータ分析を行う。
営業(セールス) 法人顧客やパートナー企業への提案・販売を行う。
企画 新しい商品やサービスに関する企画立案を行う。
コーポレート 経理や人事、法務など組織運営の下支えとなる業務を行う。

実際の採用においては、技術系の職種(システムエンジニア、インフラエンジニア、データサイエンティスト)では主に理系出身者が活躍しており、事務系の職種(営業・企画・コーポレート)では文系出身者が活躍している傾向にあります。

特に技術系の職種については、実務においてITに関するより専門的な知識や高度な技術が求められます。そのため、大学時代にITに関連する研究をしていたり、何らかのプログラミング言語でコーディングの経験があったりする理系の学生が多く応募・採用される傾向にあります。ただしこれらが未経験である文系出身者に関しても、入社後の教育により必要なスキルを身に付けてもらうことを前提としたポテンシャル採用が一定数見られます。

また文系出身者が比較的多い事務系の職種に関しても、商品を世に広める・PRする、企業のお金の流れを正確に管理する、従業員のマネジメント・職場環境の改善を行うなど重要な役割を担っています。

新卒で通信キャリアに就職するには

通信キャリアへの就職を志望するのであれば、まずはどのようなスケジュールで選考が行われるのかを調べる必要があります。また通信キャリアは就職を志望する学生が毎年一定数いる業界であり、就職難易度が比較的高いためしっかりと対策を練る必要があります。

ここでは、通信キャリアの選考スケジュールと選考対策について解説します。

通信キャリアの選考スケジュール

通信キャリアをはじめとする日系企業の本選考は、一般的に3月ごろから始まります。例えば、NTTドコモの2025卒向けの選考では、3月から4月中旬にかけてプレエントリー・本エントリーの締切が複数設定されています。順次書類選考が行われていき、6月頭から面接などの選考が行われるという流れになっています。

参考:採用スケジュール | 採用情報 | NTTドコモ新卒採用

ただし、サマーインターン経由などによる早期選考が実施されるケースもあるため注意が必要です。選考体験記によると、例えばソフトバンクで24卒向けに行われたBBWCエンジニア体感コース(2日間のオンラインインターンシップ)では、参加した全員に対して早期選考が案内され、最終的に1月ごろに内定を得ることができたそうです。

【選考体験記はこちら】
ソフトバンク 24卒 本選考レポート

外資系企業と比べると選考開始時期が遅い傾向にある日系企業ですが、早い段階からアンテナを張り選考情報を見逃さないようにしましょう。

通信キャリアの選考対策

まずどの職種であっても、志望動機についてはきちんと答えられるようにしておくことが大切です。なぜ通信キャリア業界に興味を持ったのか、なぜその職種を志望したのかについては、自分の言葉で回答できるようにしておきましょう。特に通信キャリア業界では同業他社との違いも面接で聞かれる傾向にあるため、入念に準備をしておきましょう。

また特に技術職の職種の場合には、研究内容についても質問されることがほとんどです。どのように研究を進めたかというプロセスや、研究への向き合い方などについて聞くことで、その職種で求められる素質を持ち合わせているかを企業はチェックします。ぜひ以下のコラムを参考にして、面接の場で万全な回答ができるようにしておきましょう。

また通信キャリアの中には、(一部の職種で)ITに関連する資格の取得を推奨している企業もあります。例えばNTTドコモの場合、セールス(コンシューマ通信)をはじめとする複数の職種でITパスポートや統計検定などが推奨資格として挙げられています。

参考:募集要項 | 採用情報 | NTTドコモ新卒採用

こういった資格を取得しておくと、ESや面接におけるアピールポイントにつながることでしょう。時間がある方はぜひ選考が本格化する前に、以下のコラムなどを参考にして勉強を進めてみてください。

ここまで、通信キャリアの分類と業界の動向、大手キャリア4社の売上高ランキングと平均年収ランキング、通信キャリアでの職種と仕事内容、就職を検討する場合の対策について解説してきました。

以下で紹介する「外資就活ドットコム」での情報を参考にしながら就職対策をしっかり行い、志望する企業の内定を勝ち取れるように準備しましょう。

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