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【理系必見】面接やESで「研究内容」を聞かれたらどう答える?早期就活向け「研究がまだの場合」の回答例も紹介【例文付き】

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まだ始めていない研究内容について聞かれたら?

こんにちは、外資就活 コラムチームです。

理系の研究職をはじめとする専門職の就活では、ESや面接で研究内容について聞かれることがあります。

しかし、学部3年生など就活を始めたばかりの段階では、まだ研究を本格的に始めていないケースが多々あります。そのため、就活で研究内容について聞かれた際に、どのように答えて良いのかわからないと悩む方が毎年一定数います。

そこで今回は、研究をまだ本格的に始めていない就活生が、ES(エントリーシート)や面接で研究内容について聞かれた際に意識すべきポイントを解説します。就活で研究内容について聞かれた際に上手く答えられるか不安な方は、ぜひご一読ください。

就活で聞かれる研究内容とは

理系の研究職を始めとする専門職では、必ずと言ってよいほど大学での研究内容について聞かれます。

ESにおいては、多くの場合、指定された字数以内で回答することになります。400文字以内で課す企業が一般的のようですが、200文字以内と短いこともあれば、600文字以内と比較的長いこともあります。以下は、実際の設問例です。

・取り組んでいる研究内容について具体的に教えてください。
・特に力を入れて学んでいるテーマ(卒業論文等)について、具体的に入力ください
・ご自身の専門分野や研究内容についてわかりやすくお書きください。

面接の場でも、提出したESに基づいて研究内容について聞かれる場合があります。またESで研究内容に関する設問が無い場合にも、研究内容に関して質問されることがあります。

なお本コラムでは扱いませんが、企業によってはES以外に研究概要書を求められる場合があります。研究概要書は研究内容をA4用紙やパワーポイントなどの書式でまとめたものです。書き方のポイントはESへの研究内容の書き方とほぼ同じですが、図やグラフなども用いるという点が異なります。

研究概要書の書き方については、以下のコラムを参考にしてください。

就活で研究内容について聞かれる理由

就活において研究内容について聞く企業は一定数存在しますが、そもそもなぜそのような質問をするのでしょうか。

以下では、企業が選考で研究内容について聞く理由を3つ紹介します。

①仕事の素養があるかを知りたい

メーカーの研究職や開発職など、特に専門的な職種の場合には、研究の内容が仕事に直結することがほとんどです。そのため、選考において研究内容に関する質問が大きなウェイトを占めます。

このようなケースでは、関係する分野の研究をしている学生を対象として採用を行います。すなわち、研究内容がしっかりとしていなければ、選考の土俵に立つことができません。内定者も必然的に関連する分野の理系の大学院生が大半を占めるため、研究を始めていない学部生が内定を得ることは難しいと言えるでしょう。

②研究で身に付けた力について知りたい

研究内容そのものではなく、より一般的なスキルとして、研究で身に付けた力について知りたいと考える企業も多く存在します。

例えば、研究を進める上で必要な課題発見力やリサーチ力は、どの企業であっても活用できるスキルであると言えます。また分野を問わず研究を通じてプログラミングスキルを身に付けている学生は一定数おり、こうした人材を確保したいと考える企業が増えてきています。

このようなケースでは、企業側は学生に対して一定の研究を行っていることを期待していますが、必要なスキルは特定の分野に限定されたものではなく、ポテンシャル採用の側面が強いです。そのため、選考の時点では研究を本格的に始めていなくとも、入社後に活躍できるポテンシャルを示すことで、内定を得られる可能性は十分にあります。

③物事を分かりやすく伝える力があるかを知りたい

研究テーマや研究で得たスキルそのものを重視するよりも、むしろ専門的な内容を他人に分かりやすく説明する力があるかどうかを見極めたいという意図で、研究内容について聞くケースもあります。

多くの企業では、仕事が自分一人で完結することはなく、むしろ他の人とコミュニケーションをとりながら進めていきます。その際に、自分が伝えたいことを上手く他人に伝えることができないと、必要な意思疎通ができず仕事が進まなくなってしまいます。

そのため、就活のESや面接においては、物事をわかりやすく伝える力があるかという点が重視されます。その題材の一つとして、研究内容に関する質問が使われることがあります。

このような意図で研究内容に関する質問をする企業は、専門職に限らず、様々な業界で見られます。このケースでは研究そのものが重視されているわけではないので、後述するポイントを押さえて回答すれば、研究を始めていない学生であっても不利になることはほとんどないと言えるでしょう。

研究内容について回答する際のポイント

ここからは、実際に研究内容について聞かれた際に注意すべきポイントを解説します。まずは、研究をすでに始めているか否かにかかわらず、研究内容について聞かれた際に押さえるべき点を2つ紹介します。

①研究成果だけではなく研究のプロセスを伝える

一つ目のポイントとして、研究成果ではなく研究のプロセスに焦点を当てるということが挙げられます。

特に意欲的に研究に取り組んでいる学生の中には、「自分はこれだけすごいことをしているんだ」といったことを伝えたいと考える方が一定数います。こうした方にありがちな失敗として、「(偉大な)〇〇先生のもとで研究をした」「(学術的に重要な)〇〇という新しい発見をした」といったように、その分野に精通している人にしか分からないような研究成果の話ばかりを盛り込んでしまうということが挙げられます。

もちろんこうした成果も素晴らしいものではありますが、よほどその分野に関心のある採用担当者でなければ、こうした情報はあまり重要なものではありません。多くの企業が重視しているのは、むしろその経験を仕事に活かせるかどうかという点です。

研究内容が仕事に直結しない企業の選考においては、具体的にどのように研究を進めたのかという研究プロセスや、研究にどのように向き合ったのかという研究姿勢が伝わるような回答を心がけましょう。

ただし、化学・製薬業界の場合には、具体的な研究成果や学会発表の回数まで詳細に聞かれることがあります。自分が受ける業界に合わせて、適切な形で回答ができるよう準備をしておきましょう。

②難しい用語は使わず分かりやすく伝える

また、必要に応じて難しい用語をかみ砕いて伝えるということも大切です。

例えば「リアルオプション理論を用いて〇〇事業を分析する」と言ったような表現では、金融などを専門としている方以外にとってはピンとこないでしょう。読み手がその研究分野のことを知らない場合には、専門的な用語を使ってしまうと内容が十分に伝わりません。

そのため、

「金融工学におけるリアルオプション理論という手法を用いて〇〇事業を分析する」

と前置きをしたり、あるいは

「将来における不確実性を考慮して〇〇事業を分析する」

と意味をかみ砕いたりすることで、その分野の素人であっても抵抗感なく読み進めることができます。

このように読み手に配慮して回答する姿勢は、研究内容だけではなくあらゆる設問で重視されます。

まだ研究を始めていないのに「研究内容」を聞かれたら?

上では、研究内容について聞かれた際の一般的な注意点について説明しました。

ここでは、特に研究がまだ始まっていない学生が研究内容について聞かれた際に意識すべきポイントを紹介します。

研究を本格的に始めていないことを正直に伝える

まず大前提として、研究を始めていないのに、背伸びをして嘘の研究内容をでっちあげることはおすすめできません。研究を始めていない学生が研究について深掘りをされた場合、回答の内容や姿勢からその研究をしていないことがばれてしまう可能性があります。

特に学部3年生以下の場合には、研究を本格的に始めていない学生が多いことを承知している企業がほとんどです。まだ始めていない研究内容について無理に取り繕うよりも、研究を始めていないことを正直に伝えてしまうというのも一つの手です。

特に初期の就活では、その時点で十分な成果をあげているかといったことは重視されません。むしろ、今後研究をどう進めていくのかといった見通しを筋道立てて伝えられる学生の方が、好評価を得られる場合があります。

興味があることや研究したいことを伝える

研究そのものは本格的に始めていなくとも、自分が興味のあることや、将来的に研究したいことを伝えることはできるでしょう。

例えば、それまで履修した授業の中で関心を持った分野や、その中で自分なりに見つけた問いについて伝えることは、将来的に進めるであろう研究内容に対するイメージにつながります。

自分の言葉でそれらを上手く伝えることができれば、研究あるいは仕事におけるポテンシャルを感じさせることができますし、また物事を分かりやすく説明する力があることを示すことにもなります。

研究内容について伝える際のES例文(200文字・400文字など)

以下では、ESで研究内容について聞かれた際に、実際に選考通過者がどのような回答をしているかをご紹介します。

研究をすでに始めている就活生の回答と、まだ研究を始めていない就活生の回答をピックアップしましたので、ぜひご覧ください。

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