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【ガクチカ虎の巻②】ガクチカで研究活動をアピールしたい!例文とともにESでの書き方や面接での深掘り対策を解説

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研究活動をガクチカにしたいあなたへ

こんにちは、外資就活ドットコム コラムチームです。

就活におけるES(エントリーシート)や面接では、学生時代に力を入れたこと、通称「ガクチカ」がよく問われます。この「ガクチカ」では、主に大学時代の活動のなかで自分が頑張ったものを選んでその経験を伝えます。多くの選考において志望動機と並び比重が特に大きいのがこのガクチカであり、ガクチカを通じて自分の魅力をいかに伝えるかが選考の結果に大きく影響します。

ガクチカにおいてどのようなエピソードを選ぶか、そしてそれをどのように伝えるかという点に関しては、毎年悩む就活生が多くいます。そこで本シリーズ「ガクチカ虎の巻」では、エピソード別にガクチカで伝える際に意識すべき点を紹介していきます。

第二弾である本コラムでは、学業の中でも大学での研究活動をガクチカに使いたいと考えている方向けに、ESでの書き方や面接での深掘り質問を紹介します。

「研究活動のエピソードは専門的で伝わりづらい」とも言われますが、ポイントを意識して作ることで魅力的なガクチカになります。「研究活動のガクチカでトップ企業への内定を目指したい!」という方は、ぜひご覧ください。

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研究活動のガクチカの作り方

研究活動のエピソードをガクチカで伝えるにあたって、その経験を構造化することがまず大切です。構造化をして整理することで、相手に伝わりやすくなるほか、自身の経験の深堀りにもなります。構造化に使えるガクチカの一般的なフレームワークは以下の通りです。

①何をやったのか
②前提情報
③どれだけ困難な状況だったか
④なぜ解決しようと思ったのか
⑤課題の特定
⑥どのような行動を起こしたのか
⑦行動を起こした成果
⑧得た学びや知見など

これらの詳細については、以下のコラムで解説しています。詳しく知りたい方はこちらを参照してください。

例として、上記のフレームワークに沿って整理した研究活動のガクチカを見てみましょう。これはあくまで1つの事例にすぎませんが、参考までにご覧ください。

①卒業論文の執筆に力を入れ、学部最優秀賞に選ばれた。
②機械学習を用いた金融指標の予測を研究していた。
③昔から広く研究されている分野であるため、独自性と新規性を出すことが課題であった。
④金融指標に関心があり、かつ機械学習の勉強を続けてきたため、この分野で新しい成果を生み出したいと思った。
⑤従来の研究では必要な仮定を満たすことなくただ手法をあてはめているものが多く、改善の余地があった。
⑥指導教員から研究の進め方に関してアドバイスを受けながら、最新の論文を20本以上読んで研究に使えそうな手法への理解を深め、予測精度や剛健性に注意しながら実証分析を進めた。
⑦質の高い論文を執筆することができ、賞を獲得することができた。
⑧課題を発見しその解決に向けて継続することの大切さを学んだ。

なお実際に上記の研究活動のガクチカをESに書く際には、①~⑧をすべて含めるのではなく、文字数や強調したいことを見極めて要素を取捨選択する必要があります。

実際にどのような形でESにまとめるかという点に関しては、のちほど紹介する内定者のESを参照してください。

ガクチカで研究活動を用いる際のポイント

一般的に、ガクチカの内容を考える際に明確にすべきこととしては、

・業界・企業・職種に合ったアピールポイント
・強み・経験の再現性

の二つが挙げられます。ここでは、上で挙げた研究活動のガクチカを例にして具体的に説明したいと思います。

業界・企業・職種に合ったアピールポイント

ガクチカにおいては、同じエピソードであっても、異なるポイントをアピールできることがほとんどです。例えば上記の卒業研究のエピソードでは、課題発見力や継続力を強調しました。一方で、指導教員をはじめとする方々にアドバイスを求めるなど、目標達成に向けて周囲と適切にコミュニケーションをとることができる姿勢をアピールすることもできます。

コンサルやデータサイエンティストなどの場合には、課題を特定し解決にいたるまで自走する力は高く評価されるでしょう。一方で総合商社などの業界では、周りを巻き込む力をアピールする方がより高い評価を得られるかもしれません。

同じようなエピソードであっても、どのように伝えるかで印象は大きく変わります。ぜひ志望する業界や企業、職種に合ったアピールポイントを意識してガクチカを組み立ててみてください。

強み・経験の再現性

ガクチカとして自分の経験を伝える上では、その再現性も重要です。ガクチカで発揮した強みや得た経験が、入社後に活かせるものでなくてはならないのです。

例えば「卒業論文で最優秀賞に選ばれた」ことが事実であるとしても、その理由が「優秀な指導教員の指示に従っていたから」では意味がありません。なぜなら、優秀な指導教員がいない入社後の環境では、同じように活躍できるかわからないからです。

自分の強みが発揮された結果得られた成果であるとアピールすることで、入社後にも同じように活躍するイメージを持たせることができます。またその経験を通じて学んだことに関しては、その経験だけに留まらず入社後に活かされるケースも多々あります。

面接官の立場に立って、自分が将来的に活躍する姿をイメージさせられるよう、エピソードの再現性を意識してみてください。

研究経験のガクチカでは「わかりやすさ」が大切

特に研究が専門的なものである場合、読み手がその内容を理解しづらい場合があります。そのため、その研究を知らない人に対してどのようにしてわかりやすく伝えるかという点も非常に重要です。

研究内容を分かりやすく説明する方法の一つとして、専門用語を避けてかみ砕いて説明するということが挙げられます。ガクチカで専門用語を多用してしまうと、その研究分野に馴染みのない方にとっては読み進めるのが苦しくなってしまいます。一般の方向けのガクチカにおいては、厳密さに拘りすぎることなく、趣旨が上手く伝わるような説明を心がけましょう。

その他、自分が抱いていた問題意識や困難に感じたことなどを自分の言葉で表すといったことも、ガクチカの解像度を上げる方法です。ガクチカで自分のエピソードを効果的に伝えることができず悩んでいる方は、ぜひこれらの点を意識してみてください。

研究活動のガクチカの深掘り質問例

実際の面接では、多くの場合提出したESに基づいてガクチカに関する質問がなされます。

面接でガクチカについて問う場合には、ESに記載しているか否かに関わらず、改めてその内容を聞かれることがほとんどです。 その際にはESと同様に、要素を取捨選択して答えるようにしましょう。

例えば「学生時代に最も力を入れたことは何ですか?」といった形で聞かれた場合には、

「卒業論文の執筆に力を入れました。」

といったように「①何をやったのか」を簡潔に述べたあと、必要に応じて②〜⑧を付け足す程度の回答が望ましいでしょう。回答が冗長になってしまうため、特に詳しく述べるよう求められていない場合には、一から十まで全て一度に説明することは避けるべきです。

その後、そのエピソードを深掘りする形で質問がなされます。例として、以下が挙げられます。

◆プロセスに関する質問
・なぜその打ち手を選んだのか
 例:「新規性・独自性を出すという観点では、まだあまり研究がなされていない別の分野を選ぶということもできたと思うが、なぜそうしなかったのか」
・困難だったことは何か
 例:「実証分析において大変だったことは何か」
・工夫した点はどこか
 例:「論文内で独自性・新規性をアピールする上で意識したことはあるか」

◆モチベーションに関する質問
・なぜそのことに取り組もうと思ったのか
 例:「なぜ金融指標の研究や機械学習の勉強に関心を持ったのか」
・(大変だったこともあるなかで)なぜ頑張り切ることができたのか
 例:「新規性・独自性を出すのが難しい中、なぜこの分野の研究を頑張ろうと思えたのか」

◆再現性に関する質問
・自身はどのような姿勢で取り組んでいたか
・(チームの場合)自身はどのような役割を果たしたか
・自身のどのような強みが活かされたか
・その経験を通じて何を学んだか
・その学びを仕事でどのように活かしていきたいと思うか

面接での深掘り質問は先ほど紹介したフレームワークに沿って作っておけば答えられるものがほとんどです。とはいえ、ここで挙げたような頻出質問に関しては、特に入念に対策をしておきましょう。

研究活動のガクチカES例文

以下では、実際に選考通過者がESで提出した研究活動に関するガクチカを紹介します。ぜひご覧ください。

アーサー・ディ・リトル(戦略コンサル・コンサルタント)選考通過者のES

学生時代に一番力を入れて取り組んだことと、そこから学んだことは何かを記述ください。(300文字以内):
...

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