【商社志望必見!】五大商社内定者らのぶっちゃけ就活体験談

2023/12/20

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五大商社内定者の座談会の様子をお届け!

こんにちは。外資就活 商社チームです。

webテスト対策にES作成、説明会への参加…と、就活生の皆さんは忙しい日々をお過ごしのことと思います。

本コラムでは、2019年11月に外資就活カフェ 東大店(現在は閉店)にて開催された、20卒五大商社内定者らによる限定座談会の模様をお届けします。倍率100倍以上と言われる総合商社の選考を突破し見事内定を勝ち取った内定者たちは、どのような就職活動を行っていたのか?

内定を獲得できた要因や気になるOB・OG訪問、自己分析の極意など、本記事でしか得られない情報が盛り沢山です。

五大商社内定者のプロフィール

司会: 本日は五大商社内定者座談会にお集まりいただき、有難うございます。内定者の皆さんには、こちらが事前に用意した質問にパネルディスカッション形式で答えていただきましょう。よろしくお願いします!

<パネル参加者プロフィール>
Aさん: 帰国子女
Bさん: 留学経験者
Cさん: 体育会系
Dさん: 非体育会非留学

 

五大商社の内定を取れた要因

司会: まずは皆が気になっているであろう、内定を取れた要因について聞いていこうかな。Aさんはなんで自分が総合商社に内定できたと思う?

Aさん: 私が心がけていたのは 面接の最後にインパクトを残すようにすること ですね。能力的な面についてはガクチカを聞かれたときにもアピールできます。なので、最後にはそれとは違ったベクトルで自分のユニークな部分を必ずアピールするようにしていました。

実際、内定後に面接官の方にお会いしたときは、「君のことはよく覚えているよ!」と言っていただけましたよ。

司会: なるほど。やっぱり相手の印象に残ることが大事なんだね。Bさんはどう?

Bさん: オリジナリティのある言葉で伝える ということですね。例えば自分の性格を聞かれたときに、「挑戦が好き」と言うだけではありきたりすぎて言葉に熱がこもっていないように感じられてしまいます。なので「リスクが見えない性格」のように自分に合った言い回しを考えて伝えることで、自分の経験をしっかりと言葉に乗せることができました。

司会: なるほど…。2人の話に共通して言えるのは、短い期間で大勢の選考が進む総合商社では、 いかに周りと差別化するかが大事になってくる っていうことだね。

五大商社内定者の就職活動の軸

司会: 次は面接でもよく聞かれる就職活動の軸について聞いていこうか。Dさんはどういう軸で就職活動を行って商社に決めたの?

Dさん: 僕は「国作りに携わりたい」という思いがあったので、不動産事業に力を入れている総合商社を志望しました。商社を志望する学生は人の魅力で商社を差別化する方が多いと思いますが、僕のように事業ベースで選ぶ人も一定数いるのかなと思ってます。

司会: 事業ベースか…。おもしろいね! Cさんはどうかな?

Cさん: 「世界中の現場」で仕事がしたいという軸 で、商社を選びましたね。あとはシンプルですが自分の子供に誇れる仕事がしたいとも考えていたので、そういった想いが「世界中の現場」というキーワードに繋がっていきます。

五大商社内定者の自己分析

司会: 次は自己分析について聞こうかな。そのまえにまず大前提の考えを確認したいんだけど、そもそも自己分析って大事だと思う?

Cさん: 僕は大事だと思いますね。面接ではたくさんの質問を聞かれますが、重要なのは 回答の一貫性 です。自己分析を通じて自分のキャラクターを明確化できれば自然と一貫した回答をすることができるので、やはり大事ですね。

Dさん: 僕は逆にそれほど重要ではないと思いますね。業界が違っても聞かれる質問は似ているので、必要以上に深掘りに時間を割く必要は無いと思います。それよりも商社の選考までに多くの面接選考を経験し、ガクチカなどの聞かれやすい質問に対して、自分自身が納得感を持てる回答をしっかり用意することが重要だと思います。

司会: なるほど、いろんな意見があるね。じゃあ、実際どのように自己分析していたのかというところを教えてもらえるかな?

Aさん: 自分の人生の選択を振り返って、一つ一つに理由付けをしていました。そうすることで自分の行動理由が明確になってきたので、それを友人やOB・OGの方に話してみてフィードバックをいただいていました。

Cさん: 僕も友人に話すということはやっていましたね。いろんな人の意見を聞いて、自分が納得できるもの、意見が多いものをストックし、活用していきました。

司会: ただ分析するだけでなく、アウトプットの回数を増やすことで質をあげていった んだね。Dさんは自己分析自体よりも、面接の経験を多く踏むって話だったけど?

Dさん: そうですね。僕は面接官に響いたなと感じた話を自分のスマートフォンのメモにストックして活用しながら、納得感のあるアウトプットができるよう努力を続けました。

あと、僕も友人に話すのはやっていました。友人は親しい間柄だからこそ悪いところも容赦なくディスってくれたので、すごく助かりましたね(笑)。

司会: なるほどね(笑)。自己分析と聞くと自分で延々と考え続けるイメージが強いけど、実際に内定した人達は アウトプットを重要視していた んだね。

五大商社内定者のOB・OG訪問

司会: そろそろ商社就活で重要といわれるOB・OG訪問についても聞いていこうか。皆はいつから何人くらいに、どうやってOB・OG訪問したの?

Bさん: 僕は30人以上しましたね…。基本的には大学のキャリアセンターの名簿で見つけたOB・OGの方にメールで依頼していました。

Cさん: 僕は12月頃からしましたね。早い方がOB・OGの方々につながりやすいという面もありますが準備していないと意味がないので、この時期からのスタートでした。

司会: ふむふむ。そもそもみんなは何のためにOB・OG訪問をしていたの?

Bさん: 時期によって目的が違いましたね。前半戦は商社の業界、ビジネスモデルを理解するためのインプット、選考が始まってからの後半戦は就活の軸、志望動機をOB・OGの方々にフィードバックしてもらうアウトプットの場として利用していました。

Dさん: 僕もアウトプットの場として活用していましたね。あと僕の場合、そのアウトプットをスムーズに進めるために、自分のガクチカなどを簡潔にまとめた自己紹介シートを1枚のパワーポイントにまとめ、それを基にOB・OGの方に面接練習をしていただいたりしました。

司会: へぇ、面白いね! OB・OG側にとっても、あらかじめ学生のことを知れるからいいよね。「学生を知る」っていう観点でいうと、OB・OG訪問は評価されるってよく言われるけど、実際のところはどうなんだろう?

Aさん: 会社によると思います。ただ面接でOB・OG訪問した人数を聞かれたりもするので、評価という面で、OB・OG訪問はやっぱり重要ですね。

五大商社内定者の冬の過ごし方

司会: 商社の選考は6月スタートが一般的だけど、みんなは12月、1月の時期はどんなことをしていたの?

Dさん: 他業界の本選考を受けてましたね。お勧めなのは選考が早期に実施され、志願者の多い業界です。面接においていかにファーストインプレッションが重要かというところが商社就活と被ってくるので。

Cさん: 僕も併願していたコンサルの選考を受けてましたね。あとは、映画とかを見たりして、結構リフレッシュもしていました(笑)。商社の就活は長いので、適度に息抜きを入れるのも大事だと思って。

司会: 間違いない(笑)。メリハリをつけることは就活に限らず大事なことだからね。

五大商社内定者が商社でやりたいこと

司会:そろそろこの会も終盤なので、商社に入ったら何をやりたいか聞いていこうか。

Aさん: 私はベンチャー投資ですね。ベンチャー企業と商社のビジネスをかけ合わせて、新規ビジネスを創出していきたいです。

Bさん: 僕はシンプルにトレーディングに関わりたいですね。最近の学生は事業投資を志望する方々が多いみたいですけど、トレーディングの方が裁量権が大きいと伺ったので。

Dさん: 僕は事業投資に関わっていきたいですね。Bさんが言うように事業投資はトレーディングに比べると裁量権は小さいかもしれませんが、各商社が今後目指す方向性を考えると、早い段階で事業投資や経営に関わっていきたいです。

司会: なるほど。業務内容だけでなく、裁量権とか目指す方向性を見て選ぶのもいいかもしれないね。
それじゃ、本日はこの辺で!内定者の皆さん、ありがとうございました!

全員: ありがとうございました!

まとめ:自分に合った形で商社就活を進めよう

いかがだったでしょうか? 今回の記事ではOB・OG訪問や自己分析など、内定者が実際に行った方法をお伝えしました。

ただ、これが正解というものはありませんので、内定者の話の中から自分に合いそうなものを選び実践してみてください。本記事が総合商社内定を目指す皆さんのお役に立てれば幸いです。

なお、パネルディスカッションの後に行われた座談会では、参加者の方から筆記試験に関する質問が多く寄せられました。そこで筆記試験に関するおすすめ記事を以下にご紹介します。

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