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【商社の配属リスクの嘘ホント】相談室の財閥系商社内定者によるぶっちゃけトーク

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総合商社の「配属ガチャ」の実態とは?

皆さんこんにちは、外資就活相談室チームです。

本日は外資就活相談室の回答者であるプロ彼氏さんとcocoaさんの対談の後編をお届けします。

>>前編「【総合商社選考の裏側】相談室の財閥系商社内定者が語る内定への近道」はこちら<<

改めて簡単にお二人のバックグラウンドをご紹介します。

〈Profile〉
プロ彼氏さん
●日系投資銀行入社予定
●財閥系日系総合商社から内定獲得
●米系投資銀行プライマリー部門から内定獲得
●他戦略コンサルティングファームから内定獲得
●国立文系大学院生

プロ彼氏さんへの質問はコチラから

〈Profile〉
cocoaさん
●財閥系総合商社入社予定
●外資系投資銀行IBDから内定獲得
●外資系投資銀行マーケッツ部門から内定獲得
●外資系総合コンサルティングファームから内定獲得
●日系投資銀行から内定獲得
●広告代理店から内定獲得
●私立文系学部生

cocoaさんへの質問はコチラから

<対談の見どころ>(目次)
1. 学生生活で特別な活動をしていなくても面接は突破できる
2. 外銀・外コンの内定は商社の選考に明らかに優位に働く
3. 優遇ルートに乗れれば6/1に内定を獲得することも可能
4. 配属リスクをどう捉えるかで商社を選ぶかが決まる
5. 将来的にやりたいことは出世?起業?
6. 内定が欲しいなら、早くから足を動かすべき

前編では1~3をお送りいたしました。
今回は目次の4~6をお送り致します。

配属リスクをどう捉えるかで商社を選ぶかが決まる

司会)商社の選考を終えてみて、何か選考自体に対する不満などはあったりしましたか?

cocoa)本選考には特にありません。しかし「配属リスクがつきもの」という点に関しては不満を持っています。30分の配属面談のみで初期配属の部が決まってしまうので。本選考で優遇ルートを敷くくらいであれば配属面談でこそ優秀だと思う学生を囲って各部署に配属するなど、青田買いすればいいのに、と思いますね(笑)。

プロ彼氏)僕も特にありません。むしろポジティブな意見ですが、外銀よりも面接官が優しかったです(笑)。

司会)外銀の面接官は怖かったんですか?

プロ彼氏)怖かったというより、かなりに詰められた記憶があります(笑)。無茶振りも多かったですしね。

司会)他に、何か商社の選考で印象に残っている質問はありますか?

cocoa)外銀・外コン内定者に対して「内定を出したら、本当にウチきてくれる?」としつこく聞く点です。1回の面接の中で、何度もこの点を確認されました。

プロ彼氏)あ、今商社の選考に対する不満を思い出しました(笑)。意味のない質問がよくありましたね。例えば私の場合は、「入社後にやりたい業務」を聞くのに、その後に「その業務ができない部署に配属されたらどうするの」と聞いてきたことなどです。外銀でも見られる質問ではありますが、どんどん詰めてきて学生の咄嗟の機転やストレス耐性を見るだけでなく、ただ意地悪で聞いてきたような感じでした。全く意味のないやり取りだなと思いました(笑)。

司会)cocoaさんは最終的になぜ商社に決め、またプロ彼氏さんはなぜ商社を蹴ったのでしょうか?

cocoa)私が商社を選んだ最大の理由は、「現場に近い」からです。コンサルや投資銀行のほうが若手から成長できるとは思いますが、私は現場に近いほうが良いと思ったからです。この「現場に近い」にということに関してはメーカーでもいいんじゃないかと思われるかもしれませんが、製品の売り買いに実際に関わったり、数年のスパンで出向なり駐在なり、様々な種類の現場に出られる機会が多いのが商社です。

配属リスクに関しても、内定後に自分からアプローチすればなんとかなるとも思っていました(笑)。

プロ彼氏)私が商社を選ばなかった最大の理由は「配属リスク」です。2つの意味があって、1つが地理的な意味での配属リスクです。私は個人的に「都心から離れたくない」という願望を持っているため、海外駐在に関して途上国に行く可能性が高いということでネガティブでした。

もう1つは言葉の意味のままで、「最初からやりたい業務に携われるか分からない」からです。私は食品の物流関係のビジネスをしたかったのですが、その部署に配属されるかわからないという条件下では、思い切って商社に進むことはできませんでした。

ですので、まずは投資銀行で高い専門性を身に付けようと決めました。

将来的にやりたいことは出世?起業?

司会)お二人が将来的にやりたいことはなんですか?

cocoa)「お客さんに指名されるような商社マン」になりたいです。だから私は、より早くそのチャンスが訪れるトレーディングの部署を志望しています。

また、私は転職は考えていないので、この会社で上り詰めようと考えています(笑)。

プロ彼氏)いいですね~、出世は男の本懐ですからね(笑)。

司会)間違いないですね(笑)。プロ彼氏さんはいかがですか?

プロ彼氏)私は飲食系のVCを立ち上げたいと思っています。飲食店経営を自分でしているのですが、そこで資金調達に苦しんだ経験からそのような道に進みたいと思っています。

cocoa)最近VC盛り上がってますよね。

プロ彼氏)そうですね。ファンド系は今、熱いです。お金をばらまきすぎて回収できないところも多いようですが。

内定が欲しいなら、早くから足を動かすべき

司会)それでは最後に後輩へのアドバイスをお願いします。

cocoa)最近、商社志望の学生から訪問をよく受けるのですが、正直「自分の人生がかかっている」という意識が少し足りない学生が多いと感じています。先輩やOB・OGができるのは、「こういうやり方がいいのではないか?」といったような指針を示すことだけです。

就活に関係なく、物事は9割は論理で、残りの1割は気合いだと思います。何をすればいいか1から10まで聞いてくる学生や、斜に構えて他の業界を受けなかったりする学生もいます。

そうではなくて、本当に内定をもらいたいという意思があるのであれば、自分の頭で考えて足を動かすべきだと思います。

プロ彼氏)早めの準備が大切だと思います。自己分析も業界・企業比較も、早めに対策すればするだけ内定へ近づくと思っています。

こう考える理由は、コンサルや外銀の一部部門ですと頭の回転や思考力の深さといった鍛えても伸びにくい部分が見られるのに対し、商社ではそれよりも「いかに業界研究をしているか」「いかに自己分析を進めているか」を見られると感じたからです。

そのため、長い時間を選考対策に充てれば充てるほど内定の確率は上がると思っています。動き出して早すぎるということはないと思うので、学部2年や3年の時期からOB・OG訪問をするなり、先輩方の話を聞いておくなりするといいのではないでしょうか。

おわりに:選考対策をして商社就活を攻略しよう

いかがでしたでしょうか。
今回対談にご協力くださったお二人にもっと話を聞くには下記リンクより質問してみてください。
プロ彼氏さんへ質問する
cocoaさんへ質問する

他にも外資就活相談室では、外銀IBDやIT企業の内定者から、現役の戦略コンサルタントや商社マンまで幅広い回答者が就活生の皆さんの疑問にお答えします。この機会にぜひご活用ください。

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