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新卒入社後のキャリアってどういうのがあるの?大活躍している女性達からヒントを得よう!【業界別編】

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こんにちは。外資就活編集部所属 ライターのエムです。

外資就活ユーザーのみなさん。将来、転職を見据えて就職活動をされている方も多いと思います。

皆さんが新卒で入社した業界には、その後一体どのようなキャリアプランを形成された方がいるのか、気になるのではないでしょうか。

本記事ではコンサル、金融、メーカーなどの業界出身別に、日本及び世界で活躍されている女性の方々をご紹介したいと思います!
今回ピックアップするのは下記業界の方々です。

コンサル出身
・DeNA創業者 南場智子さん
・世界銀行グループMIGA 長官CEO 本田桂子さん
・Google コンシューマーケア オペレーション統括部長 Shie Lundbergさん
・お笑い芸人 石井てる美さん
・BCG 東京事務所シニア・パートナー&マネージング・ディレクター 津坂美樹さん
・Women’s Startup Lab 創業者兼CEO 堀江愛利さん

金融機関出身
・学校法人インターナショナルスクール・オブ・アジア 軽井沢代表理事 Lin Kobayashiさん
・世界銀行国際金融公社シニア・インベストメント・オフィサー 小出治子さん
・邦銀初女性社長 鳥海智絵さん

商社出身
・Blueshift Global Partners CEO 渡辺千賀さん
・Material World 共同創業者兼CEO 矢野莉恵さん

メーカー出身
・アステラス製薬社外取締役歴任 民主党衆議院議員 江端貴子さん
・元メリルリンチ日本証券株式会社代表取締役社長 小林いずみさん

人材派遣出身
・GetJobDone代表 矢積悠紀子さん

就活生のみなさまも、最初のキャリア後にどのような道があるのか是非参考にしてみてください!

コンサル出身の活躍している女性

DeNA創業者 南場智子さん


1962年4月21日生まれ。出身は新潟県、新潟県立新潟高等学校卒業。津田塾大学芸術学部英文学科卒業。
1986年McKinsey&Company入社し、その後1988年に退社。同年にHarvard Business Schoolに入学し1990年にMBAを取得。1996年、34歳の若さでMckinsey日本支社のパートナーに就任。
日本人女性として歴代3人目のパートナー就任。
1999年DeNAを設立し、代表取締役を務める。

南場智子さんの名言

困難や失敗は当然、避けたいものです。しかし、直面してしまった場合は、次の段階へ進むためのステージだと思っています。「これを乗り越えたら皆が驚くだろうな」という感じですね。乗り越え方を見せて行く。そうでも思っていなければ経営はやっていけません。

人も運も暗より明へ、寒より暖へ集まる。世の中には優秀な人はたくさんいるけれど、大きな「うねり」を作り出せる人は、優秀なだけでなく、人柄に大きさやおかしみがあるのではないでしょうか。

今やっている仕事に全力で取り組むことこそが、大きなチャンスをつかむうえで一番大切なこと。
引用元:外部リンク「南場智子さんの名言」

南場さんは厳格な父親の元で育ちました。
大学進学時に上京したいと言った時すら、当初は「東京の大学で独り暮らしする女性は100%不幸になる。地元の新潟大学に行きなさい」と言われて反対されたそうです。

しかし、「この家にいると自分の考えが持てない。やはり、家を出ていきたい。」という彼女の思いは募ります。
「女子寮がある女子大であること。卒業後は新潟に戻り、就職は自分に任せること。ボーイフレンドをつくらない。学生運動はしないこと」。父親から出された厳しい条件を呑み、彼女はやっと上京を決行しました。

また、大学卒業後にはマッキンゼーに入社。そして34歳の若さでMckinsey日本支社のパートナーに就任します。にも関わらず彼女は「企画した事業で、自ら製品やサービスを生み出し、人に役立つ商売をやり倒したい」という思いからその地位を離れ、起業の道を選びました。

そして、起業したDeNAは言わずと知れた大企業に成長。ここまで成功し続けてきた南場さんですが、2011年から約5年半家庭を優先した生活を経験したことにより自身のOSを更にアップデート。経営者として日々挑戦を続けています。

父親への反発に始まり、マッキンゼーを退職してのDeNA起業まで。人生を通じ様々な事に挑戦し続ける姿勢は、キャリアデザインにあたって是非とも見習うべきものです。

世界銀行グループMIGA 長官CEO 本田桂子さん

お茶の水女子大学(消費者経済学専攻)卒業。ペンシルベニア大学経営大学院修士課程修了(MBA)。Bain&Company、リーマンブラザーズを経てMckinsey&Companyのアジア部門初の女性シニア・パートナーを務める。
また、早稲田大学特任教授、一橋大学院国際企業戦略研究科の客員準教授、中央大学会計大学院の非常勤講師なども務める。

彼女はマッキンゼー&カンパニーにて、結婚・出産を経験しながらも24年間のキャリアを歩み続けました。

Google コンシューマーケア オペレーション統括部長 Shie Lundbergさん

1996年東京大学文学部社会学科卒業。2001年ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院修了。
Booz-Allen & Hamilton (戦略コンサル会社)、メリル・リンチ証券などを経て、Googleに入社。2014年にはGoogle Great Manager Awardを受賞。

ランドバーグさんはケロッグで出会った、アメリカ人のご主人とご子息の3人暮らし。子育ては夫とすべて話し合って役割分担をしているそうです。

メイド、ナニー、家庭教師など様々な人と連携し、子育てをしています。

お笑い芸人 石井てる美さん


2002年東京大学文科三類に入学。2006年工学部社会基盤学科国際プロジェクトコースを卒業。
2008年、同大学院修了後Mckinsey&Company入社。
2009年 ワタナベコメディスクールに入学。

東大文科3類に入学後、理系転向し工学部社会基盤学科に進みます。彼女は英語や海外での異文化交流が好きで、大学院1年時にアジア開発銀行のインターンシップでフィリピンに行ったりしました。石井さんは幅広い視野を持っています。

お笑いの世界は「マッキンゼー」という名前を知らない人ばかりですが、「自分の軸で生きなければダメだ」と振り切ることができたのも、マッキンゼー時代のおかげだそうです。

BCG 東京事務所シニア・パートナー&マネージング・ディレクター 津坂美樹さん

ハーバード大学政治学部及び東アジア研究学部卒業。同大学経営学修士(MBA)。
1984年BCG東京事務所入社。ニューヨーク・オフィスに20年勤務した後、2008年より東京オフィスに在籍。

ダイバーシティーや女性の活躍推進のために様々な記事を執筆したり、ワークライフ・バランスに関する講演で登壇したり、社会問題にも積極的に参加されている彼女は大変魅力的です!

Women’s Startup Lab 創業者兼CEO 堀江愛利さん

1972年生まれ。カリフォルニア州立大学卒業。1994年に米IBM入社。
2013年 Women’s Startup Lab 創業。

CNN「10 Visionary Women(10人のビジョナリーウーマン)」に選出されるなど、彼女の活動が世界的に評価されています。

他の働く女性達の支援も行っている彼女の活動は、まさに尊敬すべきです。

金融機関出身の活躍している女性

学校法人インターナショナルスクール・オブ・アジア 軽井沢代表理事 Lin Kobayashiさん

1998年東京大学経済学部卒業。2005年スタンフォード大学教育学部修士課程修了。
新卒でモルガン・スタンレーに勤務。その後、国際協力銀行(JBIC)、国連児童基金(UNICEF)などを経て、2009年に軽井沢に世界中の高校1〜3年生を対象とする全寮制インターナショナルスクールを創設。同校は世界で17校目、日本で初のUWC加盟校。

UWCとは?
1962年に始まったにユニークな教育機関。
UWCは17の国および地域の加盟校からなり、155以上の各国国内委員会および生徒選考委員により構成されています。UWCはまた、世界中のあらゆる国から集いこの教育を受けた60,000名以上の卒業生と関係者によって構成されています。UWCインターナショナルは国際理事会および国際評議員会により運営されており、国際理事会の行政執行機関である国際本部・事務局はロンドンに設置されています。

世界銀行国際金融公社シニア・インベストメント・オフィサー 小出治子さん

津田塾大学卒業。国際基督教大学大学院から米国コーネル大学大学院に留学し修士号を取得。
新卒で第一勧業銀行(現在のみずほ銀行)に入社。その後、KPMGピートマーウィック(M&A部門)を経てボストン・コンサルティング・グループ(BCG)に入社。2002年に渡米し、国際金融公社(IFC)のインベストメントオフィサーに従事。

IFCとは?国際金融公社(IFC)
IFCは、投融資、アドバイザリー、資産運用という3つのサービスを主軸とし、開発途上国の民間セクター開発を支援しています。日本はIFC設立(1956年)当初からの加盟国で、世界第二位の出資比率を持つ株主として、IFCの資本強化、 戦略・方針決定、投融資の承認等に関与しています。

小出さんは、息子さんを米国の学校に通わせたり趣味のベリーダンスに熱中されたりなど、プライベートも充実されています。
ベリーダンスには多くの魅力があると語られており、なんとオーディションに合格され2つのダンス・カンパニー(”Ensemble Mumtaz”、”U St. Caravan”)に所属されています。

U St. CaravanはDC Dance Festivalでも踊るダンス・カンパニーで、チケットが公演の数週間前には売り切れるほどの人気ぶりです。

仕事育児と両立され、趣味のベリーダンスにも没頭されている姿は、まさに素敵な女性です!

邦銀初女性社長 鳥海智絵さん

1965年生まれ。1989年早稲田大学法学部卒業。女性総合職2期生として野村證券株式会社に入社。1996年スタンフォード大学経営大学院にてMBA取得。
2014年日本の銀行業界初の女性トップとして野村信託銀行社長に就任。
2018年野村證券専務執行役員営業部門企画統括に従事。

鳥海智絵さんの名言

「つまらない仕事だ」と思わず、主体的に考えて取り組んでいただきたい。その経験が、経営者になったときにも役立つはず。

「プロでありたい」と思うと同時に、「自分はプロだ」と思ってはいけないことも、理解しているつもりです。「自分はプロだ」と思った瞬間から、上から目線になってしまう可能性がある。常に謙虚な姿勢で、学び続けていきたいと思っています。

リーダーとしてすべきことはたくさんありますが、いろいろな人に活躍してもらう仕掛け作りをして、社員一人ひとりの多様性を生かしながら、1つの方向に向かって進むことができる組織を作っていきたいですね。
引用元:外部リンク「鳥海智絵さんの名言」

商社出身の活躍している女性

Blueshift Global Partners CEO 渡辺千賀さん

1964年生まれ。東京大学工学部都市工学科卒業。スタンフォード大学大学院経営修士(MBA)。
三菱商事の営業部門の女性初の総合職として入社。その後、Mckinsey&Companyに入社。
2000年に渡米し、Blueshift Global Partnersを創業。

【 渡辺千賀さんのインタビュー記事・参考文献 】

自ら先端技術のモルモットに、シリコンバレーの「姉御」の超速人生

渡辺さんは東京大学工学部を卒業後、三菱商事、マッキンゼーでキャリアを積みました。

しかしある時彼女は、「通勤、会食、会議。この3つを合わせたら週にのべ30時間にもなる。これは無駄だ」と思い、「この3つをなくす人生を送ろう」と決意します。

そして彼女は27歳の時、MBA留学へ行くか否かで迷ったものの、結婚と渡米という2つの選択肢をマトリクスで比較し、「どうせ結婚できないなら」と渡米に踏み切ります(しかし、現地で出会った男性と結婚)。

その思考と決断の速さの原動力はやはり、彼女が常に最新のテクノロジーに向け続けている生来の好奇心であるとの事です。

Material World 共同創業者兼CEO 矢野莉恵さん

上智大学比較文化学部卒業。三菱商事に入社。ハーバードビジネススクールでMBA取得し、コーチに就職。
2012年、Material Worldを創業。

矢野は子供の頃、将来、会社をつくるなど考えられないほど、シャイで泣き虫だったという。内気な性格を変えたのは、父親の転勤で5歳のとき米中西部デトロイトに移住したのを皮切りに、カナダのトロントやメキシコなどに移り住み、25回に及ぶ引っ越しで身に付けた「新しい自分へと変わり続ける」スキルだった。

「引っ越しで自分を『リインベント(改革)』 し、新しい場所で新しい自分になってみよう、と」(矢野)。ニューヨーカーになって6年。こんなに長く1カ所に住んだことはないと笑う矢野のモットーは、「人生に不可能なことはない」。

人生もキャリアも、私がデザインする!vol.2 「マテリアルワールド」代表 矢野莉恵より。

メーカー出身の活躍している女性

アステラス製薬社外取締役歴任 民主党衆議院議員 江端貴子さん

1982年横浜国立大学教育学部化学科卒業。新卒で富士通株式会社に入社。
1992年マサチューセッツ工科大学にてMBAを取得後、Mckinsey&Companyなどを経て、アステラス製薬社外取締役を歴任。
その後、衆議院議員に当選。

【江端貴子さんのインタビュー記事・参考文献 】

【第42回】政治家に訊く:江端貴子

マッキンゼーの女性コンサルタントで、激務の中出産・育児する女性は社内で初めてだったそうです。

元メリルリンチ日本証券株式会社代表取締役社長 小林いずみさん

1959年生まれ。成蹊大学文学部文化学科卒業。
大学卒業後は三菱化成工業(現三菱化学株式会社)に勤務。
1985年メリルリンチ・フューチャーズ・ジャパン入社。メリルリンチ日本証券に移動し、メリルリンチ日本証券株式会社法人顧客グループ業務統括本部長を務める。
2001年にメリルリンチ日本証券株式会社代表取締役社長に就任。
2002年から2008年まで大阪証券取引所の社外取締役
2007年から2009年まで経済同友会副代表幹事、教育問題委員会委員長。
2008年11月から2013年6月まで世界銀行グループ、多数国間投資機関(Multilateral Investment Guarantee Agency: MIGA)の長官。
2013年からANAホールディングスとサントリーホールディングスの社外取締役を務める。

【小林いずみさんのインタビュー記事・参考文献 】

自分のロールモデル、どう作る 小林いずみ氏に聞く

MIGAや外資系金融機関で働いたことで「経済性を重視し、賛成と反対をはっきりしながら検討・分析するといった欧米の議論の仕方や、途上国開発のリスクマネジメントの経験」を得たそうです。小林さんはご自身が多数の企業から社外取締役を依頼されている理由として、その独自の経験があるのではないかとおっしゃっています。

人材派遣業界出身の活躍している女性

GetJobDone代表 矢積悠紀子さん

2014年京都大学農学部卒業。リクルートに入社後、2012年にハノイへ出向。
14年クラウド型マーケティング・デザインサービス「GetJobDone」をホーチミンで創業。15年ベトナム国内向けEコマース「Fact-depot」を共同創業。

ベトナムはフリーランサーが活躍しやすい土壌があると感じているそうです。多くのベトナム企業では定時で仕事を終えるのが常識で、かつ副業を厳しく制限する企業も少ないです。
矢積さんはそんな現地のフリーランサーに活躍の場を提供するため、リクルートを退社して起業の道を選びました。

さいごに

現代社会では、女性のキャリアはGlass Ceilingによって強く阻まれていると言われています。そんな中、互いに切磋琢磨し、活躍されている彼女達はとてもかっこいいですね。

彼女達の多様な活躍ぶりからは、新卒入社後のキャリアは人によって千差万別のものであることが分かります。

みなさんの将来は無限大です!自分の選択を狭めることなくあらゆることに挑戦してみましょう!

世界で闘う「日本の女性」55

エム19卒。人のお話を聞くのが大好き、お喋りも大好き。外コン・日系金融から内定。

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