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【3日でできる!】“スパルタ”式「英語面接」対策講座(1)~すぐに使える自己紹介スクリプト付き

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スパルタ英会話創業者の小茂鳥と申します。みなさん、「スパルタ英会話」と聞くと、「えっ、怖そう!」とおっしゃる方が多いと思いますが、実際はムチで叩かれるわけでもないのでご安心ください(笑)。

1~2年勉強しても英語なんてできるようになりません。短期集中で学習してこそ、自らの成長を感じることができますし、学習も続きます。そんな想いを込めて、「スパルタ英会話」と命名しています。

先日も、外資就活ドットコムさんでインタビューをしていただきまして、その際にも「モルガン・スタンレーに入社前はTOEIC380点ぐらいだったんですよ~。“Can I have~”ももちろん言えないので、“Cola please! Cola please!”って言ってました(笑)」というお話をしたぐらい、当時英語はできませんでした。

それなのに、英語の面接を受けたり、外資系に入社できたり、というその辺りのお話を混ぜながら、短期間で英語面接を乗り越える方法を、全3回の連載でお伝えします。

また、連載の後半2回は《業種特化》という形で、特に人気の高い外資金融や外資コンサルで使えるセンテンスなども特別大公開します。本来、現在スパルタ英会話に通っている人にしかお出ししていないコンテンツなので、ぜひ楽しみにしてください!

〈Profile〉
小茂鳥雅史(こもとり・まさふみ)
株式会社スパルタ英会話 / 株式会社We & 代表取締役
慶應義塾大学院卒業後、外資系証券会社モルガン・スタンレー証券に入社。退職後、NPO法人JAVO(ボランティア証明書発行機関)を発足。2年後、語学教育事業 株式会社スパルタ英会話を立ち上げる。会社規模を拡大させ、世界を一つのビックファミリーにという想いのもと、語学、グローバルコンサルティング、起業スクール、ITなど6つの会社を束ねる株式会社We&を設立。

 


 

3日でできる“直前”英語面接対策

本来であれば、しっかり準備したい! でも、もう面接まであと3日!

そんな状況で諦めてしまうのではなく、最後の1秒までできることをやりましょう。

スパルタ英会話のメソッドを使って、効率的に準備をすれば、3日後の英語面接を乗り切ることも夢ではありません。大きく分けて3つの側面からお話をします。

1:英語面接対策~1分間の束を準備~
英語を学習するときのスパルタ英会話流マインドセットをご説明します。

2:スパルタ英会話流暗記メソッド
英語を《暗記して使いこなせるようになるため》にはどうしたらいいのか?

3:話す側面を切り替える
ちょっと応用編で、ある程度英語ができるようになってきたら、どのような面接時のキャラ設定を行うべきかについてご説明します。

そして、最後に、実際にみなさんが使えるような《英語による自己紹介見本スクリプト》をご用意しますので、自分なりの文章を当てはめて使ってみてください。

1:英語面接対策~1分間の束を準備~

「今から全員の前で(日本語で)60分間プレゼンしてください」と突然言われたらプレゼンできるでしょうか? 大抵の人は恥ずかしいし、いきなりは難しいと感じると思います。

でも優秀なみなさんなら「準備」をしっかりすれば、60分間話すこともできるでしょう。

これは英語でも全く同じです。中学校・高校と勉強してきているため、日本では文法と単語さえ勉強すれば英語が話せるようになると思ってしまいがちです。実際は用意していないフレーズや、話したことがないことをいきなり話すことは難しいでしょう。

逆に自分が話す場面で使える英語のフレーズをしっかりと準備して話す練習をしていれば、割と簡単に話せてしまいます。

例えば当スクールの受講生の方に、「好きな映画はなんですか? 日本語でもいいので答えてください」と言うと、「う〜ん、、映画かぁ、、、」と止まってしまう人も少なくありません。英語だから会話が続かないのではなく、日本語でも「準備」のない会話は続かないのです。

ここで、「う〜ん、、映画かぁ、、、あんまり映画見ないんですよね。おすすめの映画とかってありますか?」というセンテンスを英語で準備しておけば、苦手な映画の話で英会話に突っ込んでいかなくても大丈夫ですよね。面接でも同じです。苦手な会話には極力「逃げ」のフレーズを用意しておくことが重要です。

全ての考えられる会話に、「準備」をしておくこと。さらにそれを「英語で準備」しておくことが、英会話の壁を乗り越える、英語面接の壁を乗り越えるコツです。

私たちはそれを、「1分間の束を準備しましょう」という言い方をします。下図のようなイメージですね。

「好きな映画の話」「好きな本の話」はもちろん、面接であれば日本語でも言われているような下記の5項目を1~3分で用意しておいて、応用して使うのがおすすめです。

—自己紹介
—長所
—短所
—志望理由
—挫折して乗り越えた経験

これ以外の話が飛んできたら、まずは拙い英語でもいいです。がんばって話しながら、どうにかこの5つの話に繋げてしまいましょう。そうすれば、だんだんとスラスラ話せるようになるはずです。

2:スパルタ英会話流暗記メソッド

スパルタメソッド1:必ず声に出して練習すること!

スピーキングができるようになるためにはスピーキングのための記憶法が必要になります。みなさんが受験勉強でやってきたことと少しマインドを変えてみましょう。

スピーキング上達のための学習法は、脳科学的に証明されています。

「スピーキング」と「リスニング・ライティング・リーディング」は、脳の中で使っている場所が違うのです。リスニング・ライティング・リーディングでは、「言語野」という言語を使うための部位を使うのに対して、スピーキングでは「言語野+運動野」を使います。つまり「運動神経・反射神経」を使うのです。

「頭の中では言いたいことがあるのに、出てこない」

というのは、このために起こっているのですね。なので、話せるようになるためには、必ず「声に出すトレーニング」が必要になります。

 

スパルタメソッド2:10回3セット、声に出して練習すること!

人間の記憶は3段階あります。「ワーキングメモリー」「短期記憶」「長期記憶」の3つです。人間は、少しだけ触れた程度の情報は「ワーキングメモリー」というすぐ忘れてしまう記憶の貯蔵庫に仕舞ってしまいます。一方で、10秒以上連続して触れた情報は短期記憶化するので、スパルタ式記憶法では10回連続して声に出してもらいます。

しかし、短期記憶化した情報も、どんどんと記憶は失われていきます。

「エビングハウスの忘却曲線」という話を聞いたことはありますか? 実は、人間は物事を見聞きしてから20分後には54%の記憶しか残っていないと言われています。約半分を忘れてしまうのです。1週間後には7%の記憶しか残っていません。

つまり93%もの情報を忘れていってしまうということです。長期記憶化するには、以下のように5回のタイミングで復習すると効果的に覚えられると言われています。

現実的に10分後、1時間後に毎回勉強するのは難しいです。そのためスパルタ式記憶法では、1日10回×3セット声に出すことで、短期記憶を保ちます。

スパルタメソッド3:1センテンスずつ、声に出して練習すること!

最初にお話しした通り、面接対策のセンテンスを1分間の束にして覚えましょう。この束について、「10回×3セット声に出す」を徹底して行っていきましょう。

このときよくやる間違いが、1つのトピックを上から下まで流し読みして覚えようとする方法です。

「1センテンス分が1回覚えられる限界の量」なので、1センテンスずつ切り分けて、10回ずつ声に出して覚えていきましょう。

 

3:話す側面を切り替える

英会話のコツから少し離れて、面接での話し方のコツを少しお話ししましょう。他のコラムでも書かれている内容ですが、「相手の会社のカラーに合わせて自分の出す性格を変える」ということです。

自己分析をすると、「自分は体育会だ」とか、「自分は理数系だ」とか、「自分は旅が好きだ」とか、いろんな方がいらっしゃると思います。実は僕はこの3つ全部に当てはまります。体育会で、理工学部出身で、いろんな旅行をしています。そのうちのどのキャラクターを出すかというのは、あくまで決断の問題で、どのキャラクターを出してもそれはその本人の素のままのキャラクターです。

会社によって、自分の出す話や、キャラクターを変えて行くのは基本戦略だと思います。そして、私がここでお伝えしたいのは、「基本戦略は英会話でも全く同じ!」ということです。

《英語が苦手》というマインドセットをするあまり、「英語での面接の戦略ってどうすればいいんだ?」とか、「英語の勉強をとにかくしなきゃ」と思いがちですが、言語が英語になるだけで、やることは変わりません。なので、自分の話したい内容を英語でしっかりと準備すれば、あとは元気に自信を持って英語を話すだけで面接は通ってしまいます。

自らのマインドセット(思い込み)で英語面接に失敗しないよう、自信を持っていきましょう!

スパルタ英会話流 自己紹介スクリプト

それでは最後に、すぐに使える英語の自己紹介スクリプトをご提供します。

みなさんそれぞれの所属や状況に応じて内容を変更する箇所をピンク色で表記しました。英語面接の場などで実際に使ってみてください!

◆自分のバックグラウンドと会社の理念を繋げて、入社したい理由を述べる(1~5)

1 Hello, my name is Takahisa Nishida.
2 I am currently a 4th year student at the Keio University in the Faculty of Business and Commerce with a major in Finance.
3 During high school, my father was transferred to the United States.
4 The opportunity to live overseas gave me a broader perspective and global mindset.
5 As a result, I intend to utilize this experience and my studies at University to further advance in my career.

 
◆ここで働いたら自分のスキルが伸びると思うので他の会社ではない、と主張(6~13)

6 I have two main reasons for wanting to work at Goldman Sachs.
7 As previously mentioned, through my experience of living in the United States during high school, I was able to gain a more global perspective.
8 With a background in Finance and a comprehensive mindset, I am naturally drawn to a successful and global company, which I consider Goldman Sachs to be.
9 Secondly, I was very impressed with the training methods of your company.
10 I really admire the “We Invest In Our People” philosophy.
11 As someone who has knowledge about the industry but no actual experience, being able to work with seasoned professionals at an entry-level was something that really stood out to me.
12 Being able to work with professionals at one of the biggest Financial institutes and being trained by them personally would be an honor.
13 I believe it will help boost my skills to a level that would be unthinkable at any other company.

 
◆強みと、その強みをどうやって会社で活かせるか(14~27)

14 Alongside my background and education, I believe my strengths are dedication and determination.
15 When I set my mind to something I will put my everything into this until it is completed to a level of my satisfaction.
16 For example, during high school when I moved to the United States, I was unable to speak English.
17 My strongest strength was that I was a fast runner.
18 So, I figured the best way to make friends was to have my teammates acknowledge me for being fast.
19 However, even though I was the fastest runner in my middle school in Japan, when I got to America I could not even make the 4×100 or 4×400 team.
20 At that time, my 100 meter dash was 11.2 seconds and my 400 meter dash was 54 seconds.
21 To be able to make the team, the slowest runners were hitting 10.9 seconds and 52 seconds.
22 I basically had two and a half months to beat these times but I was determined to get onto the teams by the end of the season.
23 So, I trained hard everyday and put in double the amount of effort as all my teammates because I figured training the same amount as they would never put me ahead of them.
24 After one and a half months I was finally able to get into the 4×100 team.
25 Half a month after that I was able to get into the 4×400 team.
26 I believe that this life experience is a good example to show my dedication and determination.
27 If I am given this opportunity to work at Goldman Sachs I will give everything I have to for my team to succeed and also to personally become a successful global business person that can contribute to the overall performance of the company.

 
◆弱みと強みをあえて同じにして、弱みをさらなる強みにするためにPDCAを回している話(28~34)

28 Regarding my weak point, I believe it is related to my strong point.
29 Even though I am dedicated and determined, at times I get too focused on just one thing.
30 I have found that sometimes this can be a waste of time and inefficient.
31 When I start focusing on only what is in front of me I tend to not think about other factors as much as I should.
32 To improve this weak point, I have recently started to do an analysis/ PDCA about tasks that I work on before diving into them.
33 During this analysis, I try to see if what I am trying to focus on is actually the root problem or just a problem on the surface.
34 Then I plan an action that I believe is the most efficient.

 
◆後悔からの学び(35~41)

35 My greatest failure / regret in life was that I believed too much in my peers rather than believing in myself.
36 When applying for University, I had an offer to go to a University in the United States on a full-scholarship.
37 However, my parents were against the idea.
38 My father and my grandfather were alums of Keio University and so they eventually convinced me to give that offer up and come back to Japan to enroll at Keio University.
39 Even though in the perspective of my career and considering the risks of becoming an athlete it may not have been the wrong choice, I still regret not going to University in the United States and pursuing my dream.
40 After this experience, I have learned that listening to other people’s opinions is not always the correct decision.
41 I must listen to everyone’s opinions and keep them in mind when making the decision but it is my life so I must come up with the final decision on my own.

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