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圧迫面接の実例と対策|「あなたを採用する理由なんてある?」

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圧迫面接は本当にある?

こんにちは、外資就活 編集部です。

皆さんは就活中に「圧迫面接」という言葉を耳にしたことがありますか?
しかし、本当にあるのか、どんなことをされるのか、圧迫された時にどんな対応をすればいいのか、など様々な疑問や不安があると思います。

この記事ではそれらの疑問にお答えしていきたいと思います。

圧迫面接とは

圧迫面接とは「学生が答えにくいような意地悪な質問をしたり、高圧的な態度で攻め続けたりと、意図的に圧力をかけることで、何らかの評価をするために行う面接」です。

そもそも昨今は減少傾向にあるといわれていますが、特によくあるのが、発言内容への鋭い深掘りに対して「圧迫面接だった」と学生が勘違いしてしまうケースです。
企業研究があまりにも不足していたり、発言内容の辻褄があわない場合、面接官も険しい態度をとらざるを得ないため、猶更その傾向が強まります。

大前提として「論理的に、内容が通るように話す」「嘘やごまかしのエピソードを話さない」など、基本中の基本は押さえておきましょう。

以降は企業側に「何らかの評価のためにわざと圧力をかける」意図があるケースについて解説していきます。

圧迫面接に多い4つのタイプ

圧迫面接には様々なタイプがあります。

1人対1人の面接で面接官が圧迫してくることもありますが、複数人面接官がいる場合、質問をする人とは別に高圧的な態度をする面接官がいる場合もあります。

1. 態度

面接官の態度によって圧迫されるケースです。

例えば、頬杖をつきながら話を聞いている、選考中に携帯をいじる、貧乏ゆすりをされるなどがあるようです。

高圧的な態度や興味のないそぶりをされると、驚いてしまい本来準備してきたものを十分に発揮することが出来ない可能性があります。また面接室に入っても面接官が挨拶をしてくれない場合もあります。

2. 否定的な発言

面接中に「君がうちに入ることのメリットはある?」「他にも代わりはいる」など、遠まわしに採用するメリットがないと伝え、本人を否定します。

また、ガクチカを話したとしても、「それってすごいの?誰でもできるよね」「それうちの会社で活きるの?」と否定してくる場合もあります。

3. 興味をしめさない

面接で何を言っても面接官が興味を示さず、向こうからの質問に答えても、「へえ」とだけ言って会話を終わらせてしまうパターンです。

4. 追い詰め

面接で質問し続けたり、答えに対して意地悪な質問をさらに重ねて就活生を苦しめるケースです。

例えば答えに対して「なんで?」「それで?」を高圧的な態度で繰り返し聞いてくる、「すぐ辞めちゃうんじゃない?」など否定的な決めつけをしてくるなどのパターンがあります。

圧迫面接をする意味とは?

圧迫面接では「ストレスに耐えられるか」や「瞬発的に適当な対応が出来るか」を見ています。

ストレスに耐えられるか

激務な業種では、ストレスですぐ辞めてしまうことが無いかを確認するために、どれだけ耐性があるかを見ています。特に営業職は取引先からのクレームなどで、ストレスがたまることもあります。

そのような理不尽な状況でも冷静に振舞えるか、ネガティブな意見に対してポジティブな切り返しができるかを企業側は見ています。

瞬発的に適切な対応が出来るか

企業側は追い詰められたときにどのような態度を学生がとるかを見ています。

威圧的な態度に対して負の感情を出さないことが重要です。怒ったり、泣いたりしてしまったらクライアントからのクレームに対しても同じような態度を取るのかと思われてしまいます。感情的にならず、冷静な対応をしましょう。

また追い詰められたときほど学生の本性が出やすいため、本性を引き出すために圧迫をする場合もあります。

意味のない圧迫面接もある?

上記で話したように、圧迫面接を行うにはなんらかの意図があって行われます。そのような面接では、たとえ態度が悪かったり、厳しい追い詰めがあったとしても、指摘や最終的な相手の返答が論理的で適切であったり、何かしら終結を迎える場合が多いです。

しかし、問題なのは意味のない圧迫面接をされる場合もあります。ただ面接官の機嫌が悪いだけで、圧迫されてたり、反応が薄かったりする場合もあります。そのようなときは、相手の質問の意味がなかったり筋の通っていない詰めがされることがあります。

見分けがつかなかったりする場合もありますが、そのような場合は答えに詰まってしまったとしても落ち込みすぎずすぐに切り替えるように心がけましょう。

圧迫面接の対処法

実際に圧迫面接をされた際の対処法をご説明します。

面接官も仕方なくやっていると捉える

まず圧迫面接をされたときに自分だけがされていると思わないことが重要です。面接官が不機嫌な理由は自分のせいではないのです。

圧迫面接は選考の過程の一つであると認識し、この面接では他の就活生も圧迫されていると考えるようにしましょう。さらに面接官も好きで圧迫をしているわけではなく、「この人も仕事でやっているんだろうな」くらいの気楽な心持ちで受けましょう。

実際に圧迫面接をされるとそんな冷静な対応は出来ないかもしれませんが、「反応が見たいくらいだ」と割り切ることが大事です。最初の段階で焦ってしまうとその後の受け答えも感情的になってしまうので気をつけましょう。

冷静に対応する

圧迫された時ほど感情を表に出さないことが重要です。ここで感情的になってしまったら、お客様やクライアントの前でも同じ態度をとるのではないかと思われてしまいます。冷静に落ち着いて対応できるだけでも、面接官の印象は良いでしょう。

常に、いつも通り論理的な筋道を立てて話すことを意識しましょう。相手への目線もいつも通り、しっかり面接官を見て冷静に話しましょう。圧倒されて、目を逸らしながら話したりしても冷静さを欠いていると思われる場合があります。

前向きな内容に捉え直す

答えにくい質問がきても、前向きに質問内容を変換すると答えやすくなるかもしれません。

例えば「あなたが入社するメリットは何ですか」と聞かれたら、「会社に入ってからどんな活躍をしてくれるか」という風にポジティブに解釈しましょう。

これなら準備をしてきた返答ができるかもしれませんし、威圧的な聞き方の質問を普段通りの質問に置き換えて気持ちを落ち着けることも出来ます。

事前に準備しておく

圧迫面接がどうしても不安な人や、過去に圧迫面接をしていた会社を受けるという人は対策をしておくのも良いかもしれません。圧迫面接の質問例はある程度決まっているので、どう返すかパターンを作っておくと本番でも緊張を和らげることができるでしょう。

当たり前のことですが、しっかりとした自己分析、企業分析をしておくことで軸のぶれない回答ができます。

想定外の質問にもしっかりとした分析を行っていれば、ある程度答えることができます。準備してきたという自負があれば、多少圧迫されても、「この質問やこの詰め方はある程度準備していた」と思い落ち着いて答えることができます。

圧迫面接をするような会社に入社していいのか考える

こちらは対処法ではありませんが、もし圧迫面接をされた時にその会社に自分は入社してもいいのかということを考えましょう。

あまりにも酷い発言をされた場合は、社内のコンプライアンスや人事制度が健全に機能していない可能性も疑われます。
学生だからと下手に出ず、あくまで「この人と一緒に働きたいかどうか」という意識は常に持っておきましょう。

圧迫面接での質問例

実際に圧迫面接で聞かれやすい質問の例と、その答え方や評価要素を紹介します。

あくまでも例にすぎませんので、何が聞かれるかは選考体験記一覧などで対策しておきましょう。(選考体験記を閲覧するには、会員登録が必要です。)

「あなたが当社にもたらすメリットはあるのでしょうか」

ここでは自己PRもかねて答えることが大事です。自分のどんな部分が会社に貢献できるのかアピールし、貢献意欲を見せましょう。

もし足りない能力があると言われた場合には、これから努力して会社に合う人材になりますとやる気を見せることも良いでしょう。

この質問を通して企業が見ているポイントは自分のことを理解しているか、事前に企業のことを理解しているか、企業と就活生がマッチするかなどです。さらには、働く上でビジョンがある程度見えていて、受け身ではないかということも見られています。

新卒社員として入社して、最初はただ教えてもらうだけと考えているとこの質問は答えられない場合が多いです。ある程度ビジョンを明確にして臨むようにしましょう。この準備は、圧迫面接でなくともとても大切な考え方です。

「学生時代の経験はうちでは役立たないよ」

自己PRを否定したり、就活生に対して他の学生との違いがわからないなど人格否定をする質問です。

ここでは相手の意見も認めた上でもう一度自分のアピールをしましょう。学生時代にどんな風に頑張れたかを伝えることで、社会人になってからもどんな働き方をしてくれるか企業側も想像しやすくなります。

ここで企業側が見ているのは自分をアピールできているか、他の就活生と比べてどんな点が優れているかなどといった点です。

「うち仕事きついよ? やめない?」

これは激務といわれる職種や業種で質問されます。この時には自分のどんな部分が激務に耐えられるか答えましょう。例えば学生時代の部活やサークルで忙しい時、精神的に追い詰められたときにどんな対応をしたか話しましょう。

ただ「頑張ります!」と言われても、説得力がありません。実際にこれまで辛い時にどんな対応をして乗り越えてきたのか示し、企業側に今までの苦労経験をどう乗り切ったかアピールしましょう。

ここで企業が見ているポイントは企業や仕事をきちんと理解しているか、困難なことでもやり遂げられるか、仕事への意欲はどのくらいあるかなどです。また、今まで培ってきた経験をもとに自信を持って話せるかなども見られています。

圧迫面接でも落ちついて答えることを考えよう

いかがでしたか。

就職活動をしていたら一度くらい圧迫面接にあうこともあるかもしれません。

しかしその時は感情的に怒ったり落ち込んだりせず、選考の過程の一つだと割り切りましょう。高圧的な態度なだけで、聞いていることは普段の面接と変わらない、と認識するだけでも変わります。

筆者自身も、圧迫面接を経験してそこで、冷静に答えたことを評価され、怖かったはずの面接官に笑顔で「度胸がありそうでいいね」と言われてとてもホッとしことがあります。

面接官もずっとほんとに悪い人ではないと理解した上で、準備をして落ち着いて臨みましょう。

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