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コラム 選考対策(実践編) 面接

集団面接を突破するために必要な“自己アピール”と“傾聴姿勢”のやり方

はじめに

今回は、選考の初期段階で課される「集団面接」の特徴と、突破するためのちょっとしたコツを書いてみます。

集団面接とは?

まず、集団面接について簡単に説明します。

「グループ面接」「グループインタビュー(GI)」などとも呼ばれ、同じ企業を受ける他の学生数名と同時に面接を受けるものです。

一般的に、まだ人数の絞り切れていない選考の初期段階で面接の手間を減らすために実施されることが多いようです。

企業側からすると1度に複数の学生を選考できて効率的かもしれませんが、学生としては個人面接とはまた違った緊張感を味わうことになり得る選考形式かと思います。

集団面接で人数を一気に絞ってくる企業も多いため、序盤だからとなめてかからずしっかり準備をして臨みましょう!

ここからは、集団面接突破のカギとなる“自己アピール”の方法と“傾聴姿勢”について書いていきます。

面接官の印象に残る“自己アピール”

これは個人面接にも通じることですが、1日に何人も面接を行っている面接官の印象にどれだけ強く残れるかが勝負です。

しっかりとした自己分析に基づく自己アピールポイントを理解できていれば、他の学生の前でも自信を持ってそれを披露すればよいわけですが、集団面接では稀にとんでもない仰天エピソードを持つ学生が紛れ込んでいることがあります。

例えば、「私は海外旅行先でギャンブルにはまって一文無しになり、現地でサーカスのショーに出て帰国費用を稼ぎました」とか、すごくおとなしそうな学生が「私はボディービルダーです」と言い出すなど、面接官どころかこちらまで驚いてしまうようなネタを持つ人たちがいた場合、「自分の用意した自己アピールなんてインパクトがなさ過ぎる!」と焦ってはいけません。

もちろん仰天エピソードを持つ学生は印象に残りやすいのですが、面接官が聞きたいのは“どんな珍しい経験をしたか”ではなく“経験から何を学び今の自分にどう影響しているか”ということです。

たとえ隣にビックリ人間が座っていたとしても自信を失わず、堂々と自己アピールをしてください。

自分の経験とそこから得たものは自分だけのものですから、他人と被る・似ているなどということは気にしなくて良いです。

面接に来た学生全員が「サークルの代表でした」と自己アピールするとしても、その経験から学んだこと・感じたことは一人一人違うはずです。

自分が何を学んだか・何を感じたかを自分自身の言葉で伝えることが、面接官の印象に残る自己アピールになるでしょう。

他学生の話をよく聴く“傾聴姿勢”

集団面接では“傾聴姿勢”を見られているといいますが、傾聴姿勢ってどういうものなのでしょうか。

傾聴姿勢というと、文字通り“他の学生が話している時にうつむいたりボーッとしたりせずに相づちをうちながら話を聞くこと”と思われがちですが、これではただ単に愛想を振りまくだけになってしまいます。

人の話を愛想良く聞くのもよいですが、傾聴姿勢としてもっと大切なのは“他者の話の内容を理解した上で自分も発言する”ことです。

ここが個人面接と大きく違うところ。例えば、次のような主張をする2名の学生がいたとします。

学生A:「私は何事も最後までやり遂げます。大学4年間は部活動に打ち込みました。辛くても途中で辞めたりしません」

学生B:「私は大学入学当初は○○部に所属しましたが、サークルに比べて拘束時間が長く理不尽な上下関係もあり、ただ上に従うだけで自発的な行動がしにくいと感じました。すぐに退部し、自分でサークルを立ち上げました」

どちらもよくある話ですが、この二人は相反する考えを持っている可能性が高く、個人面接のつもりで話してしまうと次のような展開になりかねません。

学生A:「何事もスランプに陥ったり、辞めたくなる時期はあります。そこですぐに辞めず踏ん張り、乗り越えることができない人は何をやっても駄目だと思います
→隣にいるBさんはいろいろ自分の中で考えた結果退部しただろうに、「途中で辞める人は駄目」と完全否定してしまっています。

学生B:「既にある環境に疑問を感じたら、それを何も考えずに受け入れるのはおかしいでしょう。自発的に行動することが大切で、学業もアルバイトもあるのに部活のような理不尽な世界に身を置いているのは時間の無駄だと思います
→まるで隣にいるAさんが何も考えずに時間の無駄遣いをしていたと言いたいようにも聞こえます。

これでは、学生同士の足の引っ張り合いで誰も得をしません。

わざと相手を低めて自分の発言を目立たせようとするのは論外ですが、人の話を理解せずに自分の用意してきた話をそのまましてしまうと、無意識に他学生の考えを否定して自分が正論だと主張する厚かましい学生になり果ててしまいます。

この例えは少し極端な例ですが、自身の考えをしっかり持っている人ほど、違う考えの学生を全否定してしまう可能性が高いかもしれません。

この学生AさんとBさんが面接中にお互いの話す内容をよく聞いていれば、もっと違う言い方で自己主張できるでしょう。

「Aさんのように最後までやり抜く力も大切ですが、自分は●●と感じたため…」「Bさんのように自発的に動く能力もこれから伸ばしていきたいと思います!」等と一言付け加えるだけでも印象はかなり違ってきます。

集団面接で一緒になる学生たちは、確かにライバルです。

だからと言って、奇抜なエピソードに「負けた…」などと萎縮したり、相手を否定して自分が目立とうとしたりする必要はありません。

様々な考え方の学生がいることを理解し、その上で自分の強みを存分にアピールしてくださいね!

以下の記事もぜひ参考になさってください。
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おすすめ本

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ライター: ray


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