【3分選考対策】ネスレ日本のインターン・本選考対策まとめ
2023/06/21
会員登録すると
このコラムを保存して、いつでも見返せます
目次
こんにちは、外資就活 外資マーケターチームです。
ネスレはスイスのヴェヴェーに本拠を置く世界最大の食品・飲料メーカーです。グローバルブランドからローカルブランドまでブランド数は2,000以上、世界186カ国で販売しています。日本においての事業はネスレ日本が携わっており、食料品、飲料、そしてペットフードなどの販売を主に行っています。
ネスレ日本は、 年齢・学歴・国籍などの採用対象を限定せずオープンにエントリーを受付け、選考時期・選考方法を学生が選べるエントリーコースとして「ネスレパスコース」 を実施しています。
今回は、ネスレ日本の選考を通過するための選考対策をお届けします。ぜひ参考にしてください。
ネスレ日本の選考フロー
ネスレパスコースの選考フローは下記の通りです。各フローについて、以下で詳しく説明していきます。
(出典:ネスレ日本新卒採用ページ)
毎年主なフローとしては、エントリー締め切り(25卒は2023年6月21日 (水) 10:00締め切り)数日後にメールで8 Days Missionという課題が送られてきます。その課題を期日までにこなし、提出します。この8 Days Missionに合格すると、次は面接になります。面接は基本的には現場社員と1対1での形式となり、一回のみです。面接に合格すると、ネスレパスが付与され、インターンシップ参加資格を得ることができます。年によって、インターンシップの内容は若干異なりますが、基本的には数日間に渡る、新規事業立案型のインターンシップになります。インターンシップ中にパフォーマンスが良かった学生は、その後の最終選考に呼ばれます。このとき、自身が働きたい部署を選択し、最終選考に進みます。最終選考では、部署によって面接回数が複数回に及ぶこともありますが、最終面接に合格すると、内定になります。
課題提出(8 Days Mission)について
ネスレ日本の採用では、エントリーシートやWebテストはなく、8 Days Missionという、ケース作文に近い課題が課されます。8日間毎日課題が配信され、それらに期日までに答えていく形式になります。
以下同様の問題が続きます。
この課題では、 ビジネスを続けていく上で、立ちはだかる問題に対して、いかに他者の協力を得て、解決していくかという視点 が求められます。
他にも以下のような課題が出ます。
以下同様の問題が続きます。
こちらの問題も24卒の問題と流れは同じで、いかに周りの人間を巻き込みながら、課題に取り組むかという視点に基づいて進めていきましょう。
年間で1万人超のエントリー数があり、この8 Days Missionはネスレ日本の選考フローにおける最初の大きな関門です。課題は、全部で8日分と負担が非常に大きいため、途中でやめてしまう学生が例年多数見受けられます。そのため、実質倍率は最終日に近づくにつれて低くなっていきます。
どの課題でも字数制限はありませんが、500〜800字程度が無難だと思われます。口頭で説明するタイプのお題に対しては話し口調で長めに書いたりするなど、文章の書き方にも工夫を施しましょう。 ネスレ日本が求めるイノベーションを起こせる人材像に合わせて、ユニークな内容も求められているため、しっかり推敲して、一題一題丁寧に解答していきましょう。
例年、前半の4日分と後半の4日分でそれぞれ異なる締切日が設定されているので、毎日解答する必要はなく計画的に締め切りに間に合うよう、解答していきましょう。
面接対策
ネスレ日本では、8 Days Missionに合格したあと、現場社員との面接が一回実施されます。この面接はオーソドックスな内容で、「学生時代頑張ったこと」と「志望動機」を中心に聞かれます。
メーカーの選考全体に対して言えることですが、基本的にはそのメーカーの製品に対する愛着を示す必要があります。そのため、志望動機の作り方としては、 メーカーの製品やサービスに対する興味を示し、更にはそこでどのように活躍していきたいかという、自身のキャリア感を想像する と良いでしょう。 **
ネスレ日本の新卒採用では、事務系と技術系でそれぞれ採用を実施しています。選考フローはインターンシップ参加までは、どちらの職種も同じフローになり、インターンシップでは、様々な職種を選好する学生とグループを組むことになります。
事務系の主な職種は、法人営業(業務用製品の販売)、個人営業(家庭用製品などの販売)、サプライチェーンマネジメント、調達、マーケティング、Eコマースなどがあります。
技術系の主な職種は、工務(資材の発注や予算管理などを行う仕事)、応用開発、パッケージング、製造、品質管理などがあります。
これらの職種の中で、どういった業務に自身が携わりたいかということを考えながら、志望動機を練っていくと良いでしょう。 このインターンシップ参加を決めるための面接段階では、職種別の志望動機は詳しく聞かれませんが、食品業界・ネスレ日本に入りたい理由、ネスレ日本で興味のある職種については聞かれるため、しっかり考えておきましょう。
ネスレチャレンジプログラム(インターンシップ)
24年卒のインターンシップは、数日間にわたり、 スケジュールの中には各現場の社員の方々との座談会や懇親会も含まれていました。 社員の方たちに現場の様子など、学生のみなさんがネスレ日本に関して気になっていることを聞ける貴重な場でもあるため、有意義に時間を使えるように、インターンシップのジョブと同様に十分な準備をしていきましょう。
インターンシップのジョブでは、ネスレ日本独自のビジネスフォーマットに合わせて、内容が企画されています。ネスレ日本の商品売上を増大させていくための施策や、新規事業の立案などがジョブの課題として課され、各グループで社員の方にアドバイスを頂きながら、議論を進めていく形式になります。
ネスレ日本では 「食の持つ力で、現在そしてこれからの世代のすべての人々の生活の質を高めていく」というパーパス を掲げており、さらには、 価値観として、「自分自身に対する敬意・他社に対する敬意・多様性に対する敬意・未来に対する敬意」 を挙げています。これらはネスレ日本のビジネスに根付いているものなので、頭に入れてからジョブに臨むと良いでしょう。
24卒のインターンシップは個人ワーク・社員座談会・グループワークの全3日間でした。インターンシップに参加する前に、ネスレ日本のブランドやサービス内容については、しっかり頭に入れておくと、当日焦らずにワークに取り組むことができます。
個人ワークでは、ここでの内容がグループワークでの議論においても重要になってくることから、アウトプットの質が評価されていると考えられます。グループワークでは、ネスレ日本が大事にしているリーダーシップを、各々が発揮していくことが評価に繋がります。ただ、ここで言うリーダーシップは主体性という意味に近いため、ファシリテーターを務めれば良いというわけではなく、しっかり自分の意見を持った上で、仲間の意見も汲み取りながら議論を進めていく姿勢が求められます。
最終的に、グループで出したアウトプットを社員の方たちの前でプレゼンし、順位がつけられます。ここでの順位がどれだけ評価に関わるかは不明ですが、なるべく高い順位を狙うことをおすすめします。
最終選考
インターンシップにおいて、パフォーマンスが良かった学生は、インターンシップ終了数日後に、今後の最終選考に関する案内をいただけます。
部署によって、最終選考のフローは若干異なります。最終面接一回のみのところもあれば、現場社員との面接を挟んでから、最終面接に進むフローもあります。
インターンシップ後に最終選考に進む際に、志望する部署の聞き取りも行われますので、そのときに自身の志望する部署の選考フローについても、社員の方に確認すると良いでしょう。
最終選考が始まる前に、自身が志望する部署の座談会等も実施されますので、そちらを最大限利用して、部署の業務に関する知識を深めましょう。また、人事の方も親身に相談に乗っていただけますので、人事の方にもコンタクトを取って、積極的に情報を取りに行く姿勢が重要です。
内々定から入社まで
ネスレ日本における、内々定から入社後までのフローは以下のとおりです。
(出典:ネスレ日本新卒採用ページ)
ネスレ日本では、内定者を「アソシエイト」と呼称しており、内定を受諾した学生は、アソシエイトとして認定されます。ネスレアソシエイト制度は、アソシエイト(内定者)の自己認識を深め、入社後の主体的なキャリア形成を支援する制度です。
入社前から、ネスレ日本社員の方がメンターとしてアソシエイトに付き、入社後のキャリア形成をスムーズにするために、様々なサポートを行っていただけます。
自己認識を深めるため、一部必須のプログラムや、社員の方たちが実際に利用している自己啓発メニュー(通信教育、Eラーニングプログラム)などの支援ツールを提供していただくことができます。
これらのサポートを通して、ネスレ日本への入社までに、将来のキャリアに対する考えなどをまとめると良いでしょう。
会員登録すると
このコラムを保存して
いつでも見返せます
マッキンゼー ゴールドマン 三菱商事
P&G アクセンチュア
内定攻略 会員限定公開
トップ企業内定者が利用する外資就活ドットコム
この記事を友達に教える