【外銀IBDジョブ体験談】通過の鍵から最終発表の注意点まで徹底解説

【外銀IBDジョブ体験談】通過の鍵から最終発表の注意点まで徹底解説

2025/01/21

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こんにちは。コンサルと外資系投資銀行を中心に就職活動をした者です。

外資系投資銀行の投資銀行部門(IBD)のジョブは、内定を勝ち取るための非常に重要なステップです。今回は、複数の外銀IBDジョブに参加させていただいた私自身の体験・周囲の友人の体験を基に、ジョブ通過のためのtipsをご紹介できればと思います。

これから外銀のジョブに参加される方・外銀を志望されている方はぜひご一読ください。

外銀IBDジョブの全体像

外銀IBDジョブ参加までのフロー

一般的な外銀IBDのジョブ参加までの流れは、以下の通りです。(企業によって違いがありますので、詳しくは各社マイページ等で確認してください。)

- ES提出、自己PR動画(HireVue)提出
- 筆記テスト
- 1次面接
- 2次面接

ES提出では、志望動機の入力のほかに、Cover letterやResumeの提出を求められる場合があります。また、ES提出後にHireVueを用いた自己PR動画提出を課される場合もあります。

1次・2次面接では、一般的な面接での質問事項(自己紹介・志望動機)に加え、「最近興味のあるM&Aは?」や日本の金融政策に関する質問がされることもあります。

外銀IBDジョブのコンテンツ

主なコンテンツは以下の通りです。

- レクチャー(業務内容、基礎的な金融知識)
- ワーク
- 社員座談会・懇親会

レクチャーでは、各部門の業務内容や直近の案件紹介が行われ、また後のワークで必要となる基礎的な金融知識を学びます。PL/BSの読み方やバリュエションなど、ワークに直結する重要な内容が含まれるため、集中してインプットします。ファイナンスに詳しくない学生も、このレクチャーを受ければワークに取り組めるといった形になっています。

ワークは、ジョブの最も重要なコンテンツで、学生が班ごとに分かれ、そこに1-2名の社員(メンター)がついて、最終日の発表までお題に取り組みます。ほとんどの場合は、「〇〇社の企業価値向上施策を考えよ」「適切な買収先を提案せよ」といったお題です。

社員座談会や懇親会も実施されることが多く、若手社員のみならず年次の高い社員とも交流する場になります。業務の詳しい内容やカジュアルな内容まで様々な情報を引き出すチャンスです。

外銀IBDジョブ後の選考フロー

ジョブ通過後は、1対1でメンターがつき、最終選考に案内されます。最終選考は通常、スーパーデーとも呼ばれ、同日中に5-6回ほどの面接をこなします。複数の面接を高いクオリティでこなす体力が必要となるだけでなく、ジョブを経て志望動機をブラッシュアップし、志望度の高さをいかにアピールできるかも重要です。

外銀IBDジョブ通過の鍵

私の体験に基づいて、ジョブを通過するための鍵となる3つの観点を紹介します。

① 時間配分を絶対にミスらないこと

ジョブは通常3daysが多いですが、レクチャーや社員座談会などの時間も含まれていることを考えると、ワークそのものに使える時間は実質10時間程度です。

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