コンサル就活の新常識 ケース面接の最新トレンド テクノロジー編

コンサル就活の新常識 ケース面接の最新トレンド テクノロジー編

2025/10/07

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eyecatch

こんにちは、外資就活コンサルチームです。
今回の記事では、26卒でコンサル就活を経験した筆者の体験をもとに、最新のケース面接トレンドについて、過去に実際に出題されたお題を交えながら解説していきます。コンサルを志望している皆さんは、ぜひ参考にしてください。

26卒の出題傾向

私は26卒として就活に取り組む中で、主に外資就活に掲載されている体験談や、『東大生が書いた 問題を解く力を鍛えるケース問題ノート』を用いて対策を進めていました。
25卒以前のケース面接では、出題傾向は比較的オーソドックスなものでした。テーマとしては「収益改善」や「市場拡大」といった王道パターンが中心で、対象となる業界も コンビニや飲食、地方創生、医療 など身近で取り組みやすい分野が多く見られました。
回答においても、 3Cや4Pといったフレームワークを活用して整理すること が重視される傾向が強かったのです。

一方で26卒の選考では、 IT分野、特にAIなど最新テクノロジーに関連した質問 が徐々に増えてきました。
実際、私が面接で受けた中にもAIをテーマとしたお題があり、 生成AIの急速な普及という社会的背景が、そのままケース面接のテーマ選定にも反映されている と強く感じました。

もっとも、「収益改善」や「市場拡大」といった従来の王道テーマは依然として出題され続けています。
ただし、これらのテーマであっても、 テクノロジーや生成AIを前提にした切り口 が組み込まれるケースが増えており、面接全体として 最新テクノロジーを無視できない流れ になってきているのが大きな特徴といえるでしょう。

実際に26卒で出題されたケース問題と解説

問題
「最新のテクノロジー(生成AIを含む)を活用して、地方の経済活性化を実現するには、どのようなアプローチが有効だと思いますか?」

最終結論
「生成AI多言語ガイド+旅程自動生成」

解説

1 前提条件の確認
・語句の定義 → 観光資源はあるが発信力が乏しく、観光業がうまくいっていない地方
・クライアント特定 → その地域の行政
・目標の具体化 → 観光業をテクノロジーを用いて改善し、観光業での収益増収を行う

2 現状分析 / 課題特定
現状の課題を STPフレーム を用いて整理する。

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