コンサル就活の新常識　ケース面接の最新トレンド 会員数向上編

こんにちは、外資就活コンサルチームです。
今回の記事では、26卒でコンサル就活を経験した筆者の体験をもとに、最新のケース面接トレンドについて、お題を交えながら解説していきます。コンサルを志望している皆さんは、ぜひ参考にしてください。

ケース問題例題

問題
「日本発日本語学習アプリが、海外展開を強化し、グローバルで会員数を倍増させたい。どのような施策が考えられるか？」

最終結論
インドを重点ターゲット国に設定し、現地の移民志向・就職ニーズに沿った日本語教材・UIのローカライズを徹底し、SNSマーケティングと教育機関・企業研修との提携を組み合わせる。

解説

1 前提条件の確認

前提整理（問題の構造化）
目標：グローバルで会員数を 倍増
会員数 = 認知 × 獲得率 × 継続率

2 現状分析

想定課題：
・海外では認知度が低い
・他言語アプリとの競争が激しい
・現地ニーズに適したローカライズが不十分の可能性
→ここで「グローバルでの倍増」という目標を、国別・戦略別に分解する必要がある。

ロジックツリー

会員数倍増
│
├── 認知拡大
│ ├── SNS/インフルエンサー活用
│ ├── YouTube・TikTokでのTips動画
│ └── 教育機関・語学学校との提携
│
├── 獲得率向上
│ ├── ターゲット国選定（日本語需要が高い・人口が多い国）
│ │ ├── インド
│ │ ├── ブラジル
│ │ └── 東南アジア
│ ├── 無料トライアル強化
│ └── 価格設定の現地最適化
│
└── 継続率向上
├── 現地文化に即した教材
├── AI日本人講師など独自機能
└── ゲーミフィケーション強化

3. 仮説立案