双日インターンシップ体験記③【展開戦略篇】九州から全国・海外への段階的成長モデル

双日インターンシップ体験記③【展開戦略篇】九州から全国・海外への段階的成長モデル

2026/03/09

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初日と2-3日目で構築した糸島市での事業モデルを基盤として、4日目の課題は「いかにしてこの成功モデルを横展開し、継続的な成長を実現するか」という戦略的問題に向き合うことでした。5大商社複数内定者として経験した、スケーラブルで持続可能な事業展開戦略の設計プロセスを詳細に記録します。本篇では、財務シミュレーション、海外展開戦略、環境配慮の事業化を含む、総合的な成長戦略を解説します。

九州域内展開の詳細戦略とロードマップ

段階別展開戦略の基本フレーム

4日目の最初に取り組んだのは、糸島市での成功モデルを九州全域にいかにして展開するかという詳細な戦略立案でした。九州7県の132市町村を対象に、人口動態、交通課題、財政状況、政策方針を総合的に分析し、展開優先順位を設定しました。

第1段階:福岡県内展開(事業開始から1-2年目)

福岡県内での優先展開対象自治体として、以下の3市を選定しました:

  1. 筑紫野市 (人口103,248人、高齢化率25.1%)
  • 展開優位性:福岡市ベッドタウン、既存関係あり
  • 市場規模:月間想定利用者2,000人、年間売上800万円見込み
  1. 太宰府市 (人口71,281人、高齢化率26.7%)
  • 特殊要因:観光地(太宰府天満宮)での観光客需要
  • 市場規模:住民1,200人/月+観光客800人/月、年間売上960万円見込み
  1. 那珂川市 (人口50,357人、高齢化率23.4%)
  • 実証価値:小規模自治体モデルの確立
  • 市場規模:月間想定利用者800人、年間売上380万円見込み

第2段階:九州他県展開(事業開始から2-4年目)

熊本県、大分県、鹿児島県での段階的展開を計画し、各県での主要都市を選定しました。特に、熊本地震からの復興過程における新しいモビリティサービスへの理解の高さ、大分県の温泉観光地としての特性を考慮した戦略を立案しました。

全国展開における地域特性対応戦略

九州での経験を踏まえ、全国展開時の地域特性別アプローチを体系化しました。

関東地方展開戦略
千葉県(八街市、富里市)、茨城県(つくばみらい市)、埼玉県(滑川町)での展開を計画。特に、成田空港周辺の交通需要や、つくば市の科学技術への理解を活用した先進技術実証実験の拠点化を目指しました。

中部地方展開戦略
製造業集積地域の特性を活かし、静岡県(藤枝市、焼津市)、長野県(軽井沢町、御代田町)での展開を計画。従業員の通勤支援と観光・地域体験の融合モデルを設計しました。

西日本展開戦略
中国・四国地方の地方都市(広島県福山市周辺、岡山県津山市周辺)での展開を計画し、各地域の交通課題と経済特性に合わせた事業設計を立案しました。

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