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元ベンチャー幹部によるグループディスカッション講座~企業は何を見ているのか

こんにちは。外資就活ドットコムを運営している株式会社ハウテレビジョンで取締役COOをしております、ナガムラです。元々は某ベンチャー企業の幹部をしておりました。

本記事は8月初旬に実施した、外資就活ドットコム生放送企画「グループディスカッション講座」を基に、グループディスカッション(GD)対策のポイントを解説したものです。

グループディスカッションとは、「集団で議論をする様子を見て企業が学生を判断する選考」です。個別面接に入る前の、初期段階の選考で実施する企業が多いようです。

本格的に本選考がはじまるこの時期に、もう一度グループディスカッションの対策を、実際の事例を基におさらいしておきましょう。

【グループディスカッションに関する主なコミュニティ】
【GD】クラッシャーがいたときの対処法
グループディスカッションを1人で練習したいです
グループディスカッションのお題なんだった?

グループディスカッションで見られるポイント

グループディスカッションの問題・様子・解説をご説明する前に、そもそもグループディスカッションでは何を見られているのかをお話します。

グループディスカッションでは、「議題に対する正解・不正解」を見ているのではありません。また、よくある「仕切っている方が有利」ということもありません。以下にグループディスカッションでの評価ポイントについて記載します。

企業は何を評価しているのか

●思考力
考えることへの意欲、物事を整理して考える力、物事の本質を見抜く力

●コミュニケーション能力
聞かれたことに答えているか、話すべきことを話しているか

●自社へのカルチャーフィット感
自社のカルチャーにマッチするか

3点ともに、グループディスカッションだけではなく、すべての選考で見られています。この3つはあらゆる企業の採用基準の根幹です。

3点目は意識する必要はありません。むしろ無理に合わせにいくと、入社した後にカルチャーが合わずに苦しむということが起こりますので、3点目でフィットしないと判断されることはむしろ幸せなことです。あくまで、いつものあなたらしくいてください。

企業は何を見ているのか

●発言だけではなく、察する力
自分の言いたいことばかり話すのではなく、相手の言いたいことや議論の流れをを察する力

●発言量ではなく質
発言の量が多ければ多いほどよいというわけではありません。あくまで質が大事です。

好まれるスタンス・振る舞い

●良い意見であれば自分の意見と反する内容でも議論に取り入れられるか
議論とは、自分の主義主張を押し付けるために実施するものではありません。異なる意見をぶつけることで、1人では生めないアウトプットを生むために行うものです。

よって、自分の意見と反する内容であったとしても良い意見は積極的に取り入れ、自分の意見を更に深化させていく、というスタンスが重要です。

NGになりがちな人

●フレームワークやツールを自分の考えなくむやみに使おうとする人

●相手の話を聞けない人

前者は思考力が低いと判断され、後者はコミュニケーション能力に欠けると判断されます。

これらは不合格理由で最も多い2つですので、企業の人事担当もこの2つを見た瞬間に「不合格」と判断しがちです。気を付けましょう。

【選考でグループディスカッションがあった企業】
J.P.モルガン三井物産三菱地所東急不動産アクセンチュア

ケースを基にしたグループディスカッションを実施

それでは、実際の問題を見ていきましょう。

今回はあるケースを基に議論するという形式のグループディスカッションを行いました。他にも異なる形式はありますが、判断基準は先ほどご説明したものと同じです。問題は以下です。

コンサルタントであるあなたは、中高生向けの大手学習塾から依頼を受けました。
授業形態は、教室での講義がメインで、映像授業は行っていません。
依頼内容は、「当社が取り組むべき新規事業を提案してくれ」というものでした。

さて、あなたはまずどの領域に新規事業を打つべきか、領域を絞り込むことにしました。

領域を絞り込むにあたり、検討・考慮すべき項目と絞り込むまでのプロセスを明示してください。

この問題について、20分議論をしてもらいました。

皆さんはどのような答えを考えるでしょうか? まずは一度、自分ならどのような意見を展開するかイメージしてみてください。

ディスカッションの要点

実際のグループディスカッション生放送では以下のような展開となりました。
(詳しくは実際の動画をご覧ください)

●Aさん、Bさん、Cさん、Dさん、Eさんの5人でディスカッション

●Dさんが議論をリード。「講義と映像を比較して、講義ではできないことを映像事業で実現していこう」「具体的な事業案についてこうすべき」という流れの議論をリード。

●EさんはDさんに従う形で意見を展開。

●Cさんは「何を話しますか?」「どうしますか?」のような形で議論を促す役割をしつつ、意見としてはDさん、Eさんと同様の意見。

●Aさんは随所で「つまりこういうこと?」のような形で議論の流れを質問・確認。はじめは議論に参加していたが、途中から発言量が減る。

●Bさんは、議論の流れに疑問を呈し、「そもそも話すべき議題が違うのではないか?」「今問われているのは具体的な事業案ではなく検討項目とプロセスではないか?」と所々で疑問出し。

●Bさんの疑問は全体の流れを変えるまでには至らず、議論は「事業の具体案」を考える流れに。

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論理的に話せているはずなのにGDに通過できません。どのような取り組みが必要ですか
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ケースの解説

冒頭で申し上げましたが、「議題に対する正解・不正解」は判断基準には入りません。

あくまでプロセスが重要です。ただ、この後の学生へのフィードバックにも関係するので、簡単に解説をします。

今回のケースは、問題文を正しく読めたかどうかがポイントです。以下のスライドをご覧ください。

聞かれているのは「領域を絞り込むにあたり、検討・考慮すべき項目」と「絞り込むまでのプロセス」です。「実際にどんな事業を展開するのか」は聞いていません。聞かれたことにきちんと答えられたでしょうか? まずは、問題文をきちんと読みましょう。

では、実際にケースを解いていきます。

まずは、領域候補をどのように洗い出すか。領域案を出す際は、「新規・既存の2×2マトリクス」が非常に便利です。以下のように活用して領域候補を洗い出します。

上記のように領域案を出したら、その後は絞り込むのですが、まず知りたいのは「その領域で勝てるかどうか」です。勝てるかどうかを大枠で判断する際に活用するのが「3C分析」です。

3Cで大枠の勝てる/勝てないを判断したあとは、「現実的に実行可能なのか」さらに詳細に以下の項目を検討します。

既存事業とのシナジーは絶対に必要なもの、ではありませんが、あるとより良いと思います。上記のような項目・プロセスで検討を進めていくので、「聞かれていることに答える」ならば、以下が解答例となります。

ただし、グループディスカッションで重要なことは、「正解を導くこと」ではありません。「集団で議論をする様子を見て企業が学生を判断する選考」です。ですので、ケースの解説はあくまでおまけだと思って見ておいてください。

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学生へのフィードバック

実際のグループディスカッション生放送では以下のようなフィードバックを実施しました。
(詳しくは実際の動画をご覧ください)

●全体に対して:
もっと反対意見を戦わせてほしかった。議論としてあまり活気がなかった。一方、お互いの意見をよく聞きながら答えを出そうとするスタンスはよかった。

後者は重要なスタンスでしたね。相手の意見を聞きつつ答えを磨けるかどうか。

ただし、もっと意見をぶつけ合いながらアウトプットを生み出すダイナミックな議論が見たかなったな、という所感です。

●Aさん:
つまりこういうこと? と、分からないポイントを流さない点はgood。

ただ、途中から口数が減った点は残念。口数が多いことが評価ポイントではないが、あまりに少ない場合は評価材料がありません。

●Bさん:
問題文の読解を模範解答と同じようにしていた唯一の人。疑問を呈し、一度否定されてもあきらめずに食い下がった点もGood。かつ、食い下がり方も、一度相手の話を聞きつつ、でもそうじゃないと思う、のように、相手の意見も踏まえて反論できていた点がよかった。

ただ、途中であきらめた感はあった。あきらめずに、自分の意見をもっと強く押し出してほしかった。

●Cさん:
議論のファシリテート役として、議論を活性化させた点Good。

ただ、そういうポジションを取りすぎて、Cさん自身の考えが分からなかった点は残念。Cさんの思考力が伝わらなかった。

●Dさん:
課題を定義し、解決に向けて議論をリードできた点はGood。自己主張できていた点もGood。Dさんの主張を中心に議論は展開していったので、この議論のリーダーともいえた。リーダーたりうるコミュニケーション能力も評価したい。

もう少し反対意見を取り入れて、自分の主張を磨く方向で議論できればさらによかった。

●Eさん:
Bさんに対して、しっかり反論できていた点はよかった。反論の根拠も納得感は一定あった。

Dさんと同様、もう少し反対意見を取り入れて自分の主張を磨く方向にいければさらによかった。

誰が合格したか

企業によって判断基準は異なるので、誰が合格するのか、しないのか、は分かりません。

今回で言えば、自分の考えをしっかり話して、かつコミュニケーション能力を発揮して議論をリードしていたDさんや、問題文をしっかり読解して思考力を見せ、かつ周囲の意見を聞きながらも反対意見を展開できていたBさんは、高評価を得やすいのかなと考えます。

まとめ

いかがでしたでしょうか? この記事と実際の動画を見て、グループディスカッションの攻略ポイントをつかんでいただければと思います。

こういった生放送企画はどんどんやっていきたので、今後もご期待ください。本選考での皆さんの成功を祈っております。

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