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コンサルの面接では服装が重要
はじめまして!外資就活コラムチームです。
皆さん、面接の受け答えと同じくらい、 自分の外見 にも気を配れているでしょうか。
服装の良し悪しだけで評価されることはありませんが、最終面接で周りを見渡してみると、そこにたどり着いた学生の多くはビシッときめた自信に溢れる外見をしています。
特にコンサルでは、クライアントからの信頼を得る上で、第一印象の大半を占める服装に気を付ける必要があります。面接やジョブにおいても、スーツの着こなしは選考通過に少なからず影響する要素であると言えるでしょう。
またこうした身だしなみに関しては、コンサル以外の選考でも重要になります。特に日系企業の選考では、短い面接時間ですぐに選考結果を通知するという企業もあります。その場合、面接官は候補者の内面までじっくり見る時間の余裕がないため、見た目から得られる印象も選考結果に大きく影響します。
つまり、 見た目で「清潔感がある好感度の高い学生」という印象を与えられれば、その後の面接も比較的有利に進めることができる というわけです。
そこで今回は、 「面接で好印象を与えるスーツの着こなし術 11のルール」 をご紹介したいと思います。
着こなし編
1.ベルトと靴の色を合わせる
ベルトと靴の色をあわせることは、スーツの基本です。
たまに茶ベルトに黒靴をあわせた学生がいますが、とてもバランスが悪くみえます。
鞄の色も同色でまとめると、さらに統一感が出て良いでしょう。
2.ジャケットの袖口と襟口からシャツを出す
ジャケットの裾口からシャツが出ていないと、体に対してスーツが大きすぎるように見え、だらしない印象です。
また、シャツが少し見えるだけでスーツに立体感が出て、格好良く着こなせます。
腕を下ろした状態で、ジャケットの袖口から1.5cmほど、襟部分からは1.5~2cmほど出るようにするのがオススメです。
3.ポケットに入れていいのは薄いハンカチだけ
ポケットに重いものが入っていると、だぼついて全体的にみずぼらしく見えてしまうので避けましょう。
4.ジャケットのボタンは外さない
本来のビジネスマナーでは起立時はジャケットのボタンを掛け、着席時はボタンを外すのが正解です。
しかし就活においてこれをやってしまうと、「生意気」「落ち着きすぎ」と感じる面接官もいるので、着席時もボタンは掛けたままにしておきましょう。
5.1番下のフロントボタンは掛けない
ジャケットのボタンには、2つボタンと3つボタンの2種類があります。
2つボタンの場合は、上のボタンだけを掛けます。1番下のボタンは基本的に、ただのデザインとして作られているので注意しましょう。
3つボタンの場合は、上段と中段だけ掛け、やはり1番下は開けておきます。ただ、最近は3つボタンのジャケットにおいて、1番上のボタンがジャケットの折り返し部分に隠れている「段返り3つボタン」というものがあります。その場合は、上から2つ目のボタンだけを掛け、上段下段のボタンは開けておきましょう。
ちなみに、2つボタンと3つボタンはどちらを選んでも評価には影響しませんが、現在スーツの主流は2つボタンです。
6.フラップはしまう
ジャケットのポケットについているふたのような部分を、「フラップ」といいます。フラップの本来の役割は、雨よけや埃よけなど汚れからポケットを守ることです。そのため、室内ではフラップをポケット内部にしまうことがマナーとされています。
パーツ編・【ジャケット】
7.自分のイメージとカラーを合わせる
リクルートスーツの基本色は、ダークグレー、ダークネイビー、ブラックの3種類です。
最近は、ほとんどの就活生がブラックカラーを選んでいるようですが、社会人で黒のジャケットを着ている人はほとんどおらず、濃紺が主流です。
そのうえ、面接官によっては、黒は喪服を連想してあまりイメージが良くないという人もいます。
面接官は「どの色が良い」ではなく、学生の第一印象が良いか悪いかを感覚的に見ているので、自分のイメージに合った色を選びましょう。
日本人の肌色に合う色とされています
・ ダークネイビー…知的、上品、真面目
金融業界など真面目さが要求される業界によく使われます
・ブラック…スタイリッシュ、シャープ、フォーマル
8割方の就活生に使われています
8.ストライプ柄はNG
業界によるとは思いますが、面接官の中には、ストライプ柄のジャケットを着ている学生を見ると「生意気だ」と感じる人もいます。
特に、濃いストライプや太いストライプは避けるようにしましょう。
パーツ編・【ネクタイ】
9.ディンプルをつくる
ディンプルとは、ネクタイにくぼみをつけることで立体感を持たせて、全体のメリハリを強調するテクニックの1つです。
ディンプルの作り方は「スーツの基本」を参考にしてください。
10.色は、「自分をどのように見せたいか」で決める
ネクタイの色には人心を揺さぶる大きな効果があります。
下記を参考に、面接で自分がどう思われたいかを意識して選びましょう。
就活生がよく使う色で、自己PRに適したカラーです
・青…知的、誠実、真面目
真面目さが要求される金融業界などで活躍します
・黄、橙…明るい、フレッシュ、親しみやすい、社交的
個性を出す時に使います
・緑…穏やか、優しい、協調性、安心感
グループディスカッションなど協調性や安心感を見せたい場合に使います
・ピンク…優しい、温かみがある、個性的
目立つことができ、女性受けのいい色です
・グレー…落ち着き、真面目
個性を抑えてしまい、学生らしい若々しさを出すことが出来ないので就活ではあまり使われません
柄は、過度に派手なものでなければ何でも大丈夫です。
実際、面接官からは学生のネクタイの柄まではよく見えませんし、ほとんど見てもいません。
11.ネクタイはベルトに少しかかる長さで
ネクタイがベルトを超える長さになってしまうと、スーツからはみ出る部分が長く、とてもだらしなく見えます。
さらに、色のアクセントであるベルトのバックルも隠してしまうので、スーツ全体のバランスも崩れてしまいます。
面接前のスーツの着こなしチェックリスト
ここまで紹介したルールを以下にまとめておきます。面接前にチェックし、見落としているポイントがないよう気をつけましょう。
1. ベルトと靴の色を合わせる
2. ジャケットの袖口、襟口からシャツを出す
3. ポケットに入れていいのは薄いハンカチだけ
4. ジャケットのボタンは外さない
5. 1番下のフロントボタンは掛けない
6. フラップはしまう
<パーツ編>
[ジャケット]
7. 自分のイメージとカラーを合わせる
8. ストライプ柄はNG
[ネクタイ]
9. ディンプルをつくる
10. 色は、自分をどのように見せたいかを考えて決める
11. ベルトにちょっとかかる長さ
コンサル面接でスーツを着こなし、内定獲得へ近づこう
いかがでしたでしたでしょうか。
一見常識に思えることでも、できていない人は意外と多く見受けられます。いくら評価に直接影響しないとはいっても、服装はその人の印象に直結します。また、パリッとスーツを着こなせていれば、どことなく自信も湧いてくるものです。
細かいところまで気を配れるよう、「スーツの着こなし方」、改めて確認してみましょう。皆さんの就職活動が上手くいくことを願っております!
以下の記事もぜひ参考にしてみてください。
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