【3分選考対策】三井不動産のインターン対策まとめ
2022/11/30
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目次
三井不動産のインターンに合格する3つのポイント
こんにちは、外資就活 コラムチームです。
今回は三井不動産のインターンシップに合格するための選考対策について、以下の3点と詳細な選考ごとの対策からお伝えします。
・ディベロッパーならではのチームワークをアピール
・構造把握や英語の問題など幅広い筆記試験対策が必要
・深い自己分析と、街づくりに関する意見をもつ
三井不動産のインターンシップはESの分量も多く、面接時間も長いです。そのためしっかりとした自己分析で、自分の経験や性格などを見直す必要があります。
さらに「街づくり」というあらかじめテーマが決まっているインターンのため、街づくりに関する興味や、自分の意見も準備しましょう。
※ 本コラムの情報は外資就活会員限定コンテンツ「選考体験記」を参考に作成しており、年度などにより異なる場合がございます。
三井不動産 23卒 インターンレポート
選考フロー
エントリーシート→筆記試験・WEBテスト・適性検査→1次面接→2次面接
選考フローは上記の通りです。以下で詳しく解説していきます。
ES:インターン内容への興味とチームワークをアピール
・時期:12月下旬
・設問内容:
(1)本インターンシップを志望する理由と、期待することをお書きください。(400字以内)
(2)これまでにあなた自身が一番力を入れて取り組んできた事に関して、ご自由にお書きください。(800字以内)
(3)あなたが住んでいる街を、より豊かで価値あるものにしていくためのアイディアを、
自由な発想でお書きください。なお、その背景と理由も含めお書きください。(800字以内)
・結果通知方法:数週間後、マイページで連絡
インターンシップのテーマへの興味を書く
三井不動産のインターンシップではあらかじめ、テーマが決まっています。10月~12月ごろに行われるインターンでは「海外投資」がテーマで、2月に行われるインターンでは「街づくり」がテーマになっています。
そのため、数あるデベロッパーのインターンの中で、なぜ三井不動産なのか、なぜ「街づくり」を体感できるインターンに興味があるのかまで踏み込んで書くことが重要です。
自身の経験から街づくりに興味を持ったエピソードを書き、差別化しましょう。
チームワークをアピール
「これまで力を入れてきたこと」に関しては、チームワークを元に乗り越えたエピソードを書くといいでしょう。デベロッパーは「関係者と協力して一つのことを成し遂げる仕事」だからです。そのため、インターンもグループワークが中心であり、協調性があるか評価されていると思われます。
個人で頑張ったエピソードよりも、周りと協力して成し遂げたエピソードを書くと、仲間と協力して物ごとを成し遂げられる印象を面接官に与えることができます。後の面接でも、集団の中での立ち振る舞いなどを問われるため、事前にESで書くことでアピールしたい内容を整理することが出来るというメリットもあります。
「街のアイディア」では考えた過程を明らかにする
ESで一番特徴敵なのが、住んでいる街のアイデアに関する設問です。「自由に記入」と書いてありますが、背景と理由が求められるので「どうしてそう考えたのか」、「どういう結果を期待するのか」といったことをしっかり考えた上で書きましょう。
また、ここで重要なことは、住んでいる街のアイデアをその街の特性を具体的に生かしたものにすることです。
「その街ならではのアイディアになっているか」、「どこを問題と考えたのか」を明らかにしなくては、背景と理由の説明になりません。
そういった考えた過程を明らかにすると共に、その街らしい特性をとらえたアイディアにしましょう。
・ES通過後、個人面接が2回あるためそこで何を質問されるのか想像しながら記入した。
・総合職は協調性が重視されるだろうと考え、集団でひとつのことを成し遂げたエピソードを選択した。
・自分のパーソナリティーなどに対して一貫したイメージを与えられるように、難しいことを書こうとせずに学生らしい意見を書いた。
筆記試験:科目は構造把握から英語まで出題される
・時期:12月下旬
・試験形式:テストセンター(言語・非言語・構造把握・英語・性格)
・時間:1時間半
・結果通知方法:数週間後にマイページで連絡
筆記試験はテストセンター、問題は言語・非言語・構造把握・英語・性格の適性検査です。ボーダーはそこまで高くないようですが、インターンで構造把握や英語の試験を課すところはあまり多くありません。そのため慣れておく必要があるといえるでしょう。
合格者の多くは、参考書を最低でも1周はこの時期に解いています。SPIの対策本を1冊は解いておきましょう。
またSPIは何回も受けることが出来ます。SPIを課している他企業で練習として受けてみて、問題慣れしておくのも一つの方法です。
・ボーダーは不明だがこの時期で対策が万全な学生は少ないはずなので、そこまで高くはないと思われる。
・後日人事の方と話す機会があったがESの方をより重視している印象であった。
1次面接:自分の性格や意見について問われる
・社員、学生の人数:学生1人:社員1人
・時間:20分程度(面接15分、逆面接5分)
・質問例:
・自分の強み弱み
・どうしてその強みが生まれたのか
・学生時代頑張ったこと
・リーダータイプかサポートタイプのどちらだと思うか
・最近の気になるニュースは
・地元で問題だと思っていること
・東京を国際競争力の強い都市にするには
など
・結果通知方法:1週間以内にマイページで連絡
自分の性格や意見について問われる
大きく分けて、自分の性格に関する質問と、街づくりに関する質問がされます。
具体的には自分の強み・弱みだけではく、それに関わる過去のエピソードや改善点なども聞かれます。ただ自分の性格を理解するだけでなく、象徴するようなエピソードまで落とし込んで対策する必要があります。
特に性格面では、チームをリードするタイプか、サポートするタイプかという質問がされ、チームで行動するときにどのような動きをするのかを評価されます。チームワークを重視するデベロッパーの仕事では、集団の中でどんな役回りをするのかを重視されます。面接官にも伝わりやすいような、エピソードにしましょう。
また、デベロッパーらしい街に関する質問もされます。このような質問は、正解はないので、学生らしい身近な話題と絡めて話せると、面接官からの印象が良いようです。ただ知識を持っているだけでなく、自分の意見をしっかり言えることが重要です。
・自分の性格に関する質問や意見を聞く質問が多かった
・受け答えの雰囲気やパーソナリティーを見られていると思った
・どの質問もあまり難しいことを言おうとせずに、面接官の世代の人にはない学生らしい視点で話せると良い
2次面接:1次よりもさらに深い自己分析が必要
・社員、学生の人数:学生1人:社員1人
・時間:40分弱(30分質問、5分逆質問)
・質問内容
・自己紹介
・強みと弱み
・どうして色々な活動を今まで頑張ってこれたのか
・達成感を味わえなかった経験
・志望業界と軸
・身に付けたい力、どういう人になりたいか
など
・結果通知方法:1週間以内にマイページで連絡
自己分析が必要な深掘り面接
2次面接は面接時間も長く、1次面接よりも自身の性格やこれまでの経験についてさらに深く聞かれます。頑張れた理由や、達成感を味わえなかった経験、どういう人になりたいかなど、自分の性格の根底を尋ねる質問と、これからの将来像を尋ねる質問もされます。
特に、「達成感を味わえなかった経験」はこれまでとは少し角度を変えた人となりを尋ねる質問です。そのような質問は表面的な対策では瞬時に応えられないため、1次面接で聞かれたことをベースにさらに自己分析を深く行うことが必要でしょう。
注意点ですが、将来像を答える質問では三井不動産の働き方や人物像からあまりかけ離れたものは言わないほうが良いです。
例えば、三井不動産にはジョブローテーションがあるため、「一つの部署でプロフェッショナルになりたい」といった将来像を話すよりも、「様々な部署を経験して、あらゆる仕事を体験してみたい」と話したほうが、会社側も「うちに合っているな」と思ってもらえるでしょう。
・弱みなどは隠さずありのままを伝えたことで興味を持ってもらえた。
・質問内容は面接官によって異なったと思われる。
・グループ内でどう動くのか・どういう人物なのかという点をよく見られていた気がする。
インターン:デベロッパーの仕事を肌で感じられる
・期間:5日間、1日7時間程度
・人数:50人程度(5人チームが10個)
・テーマ:「日本橋のビルの中身の開発方針と内容、柏の葉スマートシティ2030年の開発方針と内容」
・インターンの概要:前半は日本橋開発、後半は柏の葉開発の方針と内容を考える。
・タイムテーブル
1~2日目:日本橋開発について
3~5日目:柏の葉開発について
それぞれに課題が与えられ、グループで2日目、5日目に発表を行います。3日目でチームが変わります。
発表に対して質問とフィードバックがされ、優勝チームが表彰されます。
グループで「周りを動かせる人間」が評価される
三井不動産のインターンの特徴は、グループで動くことが多いことと、実際の現場を見ることが出来ることです。
インターンシップ中は、全てグループで動きます。また会社での準備以外に、外で調査もできるため、中で作業するか外に行くかも任されています。グループで話し合い、しっかりと行動を決めることが発表の結果を左右するようです。
時間も短く、現地調査も必要になるため、グループでのコミュニケーションは必須です。インターン中は班に1人メンターがつきますが、その際にはグループでの立ち回りが見られているという話もあります。メンバーに指示をしたり、方針を決めたりと、周りを動かすような行動が出来ると評価されやすいでしょう。
また、実際に現場を見る機会も多く設けられているため、開発されたビルや施設を見学でき、デベロッパーの仕事がどのように行われ、どのようなものが生まれるのかを体感することができます。
メンターにつく社員も実際の現場で働いている社員のため、フィードバックは実際の経験に基づいたものが多く、仕事の様子を深い視点で伺うことができます。
その他にも、人事や外部のメンターの人も常に近くにいて相談や質問をいつでも出来るようになっているため、会社のことを知れます。
・周囲と上手く議論を進めるバランスのいい学生が多かった。中にはデベロッパーを第一志望としていて、不動産業界事情や街づくり開発について詳しい人もいた。
・1人1人を評価するというよりは、ぱっと見の印象やグループで上手くやれているかを見ている気がした。
・リーダーシップをとるのが上手い学生が評価されている印象があったのでデベロッパーに求められる人物像を知ることができた。
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