【3分選考対策】日本マイクロソフト(営業職・マーケティング職)の本選考対策まとめ
2018/11/02
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目次
マイクロソフト営業職・マーケティング職に内定する3つのポイント
こんにちは、外資就活GAFMAチームです。
今回は世界最大規模のSurfaceなどのハードウェア、AzureやWindowsなどのソフトウェアなどを製品に構え、あらゆる方向からテクノロジーのサービスを提供する会社であるマイクロソフトの営業職に内定するための選考対策について、以下の3つのポイントからお伝えします。
・スピード感のあるコミュニケーション
・主体性とチャレンジ精神
・明確なキャリアビジョン
※ 本コラムの情報は外資就活会員限定コンテンツ「選考体験記」から抽出しています。
スピード感のあるコミュニケーション
マイクロソフトの選考では、面接やGDを通して 簡潔に、論理的に、素早く コミュニケーションをとることが求められます。
素早く、分かりやすく、的確に質問に答えられるかを試すことで、営業・マーケティング職に求められる頭の回転の速さとコミュニケーション能力の高さを測っていると考えられます。
面接官の姿勢が「前のめりであった」と話す内定者もいることから、相手のテンポや積極性に圧倒されずに回答することが重要です。
主体性とチャレンジ精神
マイクロソフトの選考で特に重視されているのが、主体性とチャレンジ精神です。
ここで問われている主体性やチャレンジ精神とは、 「自分で考え積極的に行動する力」 であると内定者は語っています。
これまで、自分で目標を設定しどのようにその達成に向けて努力してきたか等の、エピソードを交えてアピールすることで、実力主義の外資系企業であるマイクロソフトで働く覚悟を示しましょう。
明確なキャリアビジョン
選考を通してマイクロソフトでやりたいことを面接官に伝え、明確なキャリアビジョンを示し、成長意欲をアピールすることが重要です。
また、数あるIT企業の中でマイクロソフトを選ぶ理由を示し、志望度をアピールすることも欠かせません。なぜマイクロソフトで、他のアマゾンやGoogleではないのかの志望理由まで明確にしておきましょう。
「Empower every person and every organization on the planet to achieve more.(地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるようにする)」
「革新的で、安心して使っていただけるインテリジェントテクノロジを通して、日本の社会変革に貢献する」
をミッションに掲げる日本マイクロソフトの持つリソースやネットワークを使い、自身はどのようにこのミッションを果たし自己実現をしたいのかを明確にし、選考に臨むようにしましょう。
選考コースと各種選考フロー
サマーインターンシップコース
Microsoft Sway選考→1次面接→GD→2次面接→インターンシップ→(面接)→(内定)
1ヵ月半のインターンシップを通して、業務に関わり、マイクロソフトでのマッチング度が問われます。インターンシップの最後には、ビジネスリーダーへのプレゼンテーションもあります。
ビジネスコンテストコース
Microsoft Sway選考→1次面接→GD→2次面接→ビジネスコンテスト→(面談)→(内定)
ビジネスコンテスコースは、実際にマイクロソフトの製品を用いて、ビジネスの提言を行う約一週間の選考です。如何に短期間で、チーム内のコラボレーションを活発化させ、完成度の高いソリューションを提示できるかが求められます。スピード感のある、インプットとアウトプットが得意な方にオススメです。
Microsoft Sway選考→1次面接→GD→2次面接→内定
いわゆる本選考に直結するルートです。
選考フローは上記の通りです。
今年から、選考フローが大きく変わっております。自身のスキルや経験やタイミングに合わせて、適切なコースの希望を出しましょう。
ES(Sway):「6つの価値観」への共感と入社後のビジョンを明確に
選考内容
昨年から、Microsoft Sway(デザイン性に優れた、ウェブサイトを作るためのソフトウェア)を使い、自身のレジュメを作成することが課されるようになりました。個人情報や経歴の他、以下の質問が必須項目となっています。
マイクロソフトで実現したいあなたの夢は何ですか (文字数制限なし)
結果通知方法
提出後2週間ほどでメールにて連絡
面接でのアピールしたいポイントを盛り込む
ESには
(1)マイクロソフトが求める人材像にマッチしていること
(2)マイクロソフトでやりたいこと、キャリアパス、どのように活躍出来るか
の2点を、裏付けとなるエピソードと共に盛り込みましょう。
マイクロソフトは
・「ポテンシャル採用」であることを公言しており
・求める人物像をHPで公開している
ため、現時点でのIT知識よりも社風や求める人物像へのマッチングをより重視している考えられるからです。
マイクロソフトは「世界中のすべての人々とビジネスの持つ可能性を最大限に引き出すための支援をすること」をミッションに、従業員が大切にすべき価値観として
Integrity and Honesty―誠実で正直であること
Open and Respectful―オープンで、相手に敬意を表すること
Big Challenges―大きな課題に対しても果敢に挑戦し、最後までやり抜くこと
Passion―お客様、パートナー様、技術に対する情熱をもつこと
Accountable―自らの言葉とコミットメントに責任を持って何事にも取り組むこと
Self-Critical―自分に厳しく、自らの向上に努めること自らの向上に努めること
の6つを掲げています。
また、字数制限はないですが、無駄なく論理的な読みやすい文章を心がけましょう。字数より質と端的さが見られているようです。
・チャレンジ精神があることを全面にPRした。志望動機には自分のの経験も交えて書いた。
・志望動機では、なぜ営業なのか、なぜMicrosoftなのか、企業研究して書くようにした。自己PRはMicrosoftの求める人材とマッチするエピソードを書いた。
・マイクロソフトが掲げる6つの価値観(誠実さ、オープンさ、チャレンジング、情熱、責任、学ぶ姿勢)を意識してエピソードを書いた。他には論理的であることや読みやすさに留意した。
1次面接:問われるのは「コミュニケーション能力の高さと論理的思考力」
社員・学生の人数:学生1人:社員1人
時間:1時間
内容:
主な質問
・自己紹介、志望動機、自己PRを5分間で
・自分の短所と他人には絶対に負けないと思う強み
・何が自分のモチベーションになるか
・今までに成し遂げた最も大きなこと
・大きな困難に打ち勝った経験
・マイクロソフトの製品の改善点は何か
・AIをどう活用していくか
・逆質問
など
対策方法:「コミュニケーション能力の高さと論理的思考力」をアピールする
説明会と同日に開催される面接は、一人ずつ短時間で行われるため、コンパクト且つ論理的に回答をまとめられるかが選考突破のカギとなります。
・笑顔で聞いてくれていたので、話しやすかった。外資系というだけあって、オフィスが華やかだった。
・社員さんは2人とも女性だった。和やかな雰囲気で進み、こちらの話す様子をしっかり耳を傾けてくれるので、話しやすかった。
・とても穏やかな雰囲気で面接官との距離も近かった。
・一人一人の話を丁寧に聞き、頷きながらメモを取っていた。
・サークルの経験から主体性があること、アルバイトの経験から粘り強く努力していく力があることをアピールした。
GD:「チームと協力する力」をアピールする
学生・社員の人数:学生5〜6人:社員1人
時間:1時間x2回
内容:
・10年後のマイクロソフトのポートフォリオを予想せよ
・AIを使って人々の生活を向上するには
・MS製品を1つ使い、学生に売り込む方法を考えよ
・社会問題をMS製品を使い、解決せよ
・どの業界にデジタルトランスフォーメーションを起こすか
対策方法:「チームと協力する力」をアピールする
20年卒の選考では、異なるトピックで2回のグループディスカッションを同じグループで行なったようです。ワーク中は、発言の量より質を見られているようです。メンバー全員を巻き込んで、ディスカッションを進めること、話し合いの筋のズレを見抜き的確に修正することを心がけましょう。
・GD中はしっかり役割を決めたわけではなかったが、進行役を勤めていたと思う。
1回目は発表役も勤めたが、あまり出しゃばりすぎるのもよくないと思い、2回目は「私はさっきやったから」といって他の子に譲った。
反対意見が出ても話を遮らず、最後まで聞き「そういう考え方もあるよね」と共感してから自分の意見を言うことを意識した。
・私はグループの中では、基本的にアイディアの提案につとめ、他のグループメンバーが出した小さな一言をつまみ上げ、被せた上で拡張させるようなスタイル、発言をとった。
・最初の5分間はGDを客観的に見つめ、グループとして議論の方向がようやく固まった際に、自分の持つ技術的バックグラウンドや、自分の持つ興味が与えられたテーマのもとでどのように使えるか、ということを絡ませながら発言を行った。
2次面接:問われるのは「マイクロソフトとのマッチング」
社員・学生の人数:学生1人:社員1~2人
時間:30分~1時間
内容:
主な質問
・志望動機
・なぜ営業なのか
・マイクロソフトでのキャリア
・将来の目標
・併願業界・企業
・学生時代に頑張ったこと
・アルバイト経験
・研究内容を知識のない人に面白く説明
・強み
・責任感
・チームワーク
・スタミナ
・コミュニケーション能力
・逆質問
など
対策方法:求められる人物像との共通点をアピールする
2次面接では
(1)スピード感のあるコミュニケーション
(2)主体性とチャレンジ精神
(3)明確なキャリアビジョン
(4)職種への強い興味
の3つを1次面接以上の高いレベルでアピールし、自身がマイクロソフトの求める人物像と一致していることを示す必要があります。
(1)スピード感のあるコミュニケーション
個人面接であるため、1次面接以上に矢継ぎ早に繰り出される多くの質問に動じることなく、論理的かつテンポよく回答することが必要です。
(2)主体性とチャレンジ精神
「自分自身で考えて積極的に行動する点」がマイクロソフトに合っていると評価された、と話す内定者がいることから、再び主体性とチャレンジ精神をアピールすることが重要となると考えられます。
(3)明確なキャリアビジョン
なぜマイクロソフトなのか、マイクロソフトで何をやりたいのか、マイクロソフトでどのように成長したいのかといった、入社後のビジョンを明確に持つことが選考突破のカギとなります。
(4)職種への強い興味
最終面接は、採用される可能性のある職種のマネージャーとの面接です。これまでの面接などで、志望する職種を明確にしておきましょう。その職種において想定される課題やその職種の醍醐味をいかに知るかが内定の鍵になります。また、その職種を通して自身が成し遂げたいことをアピールすると良いでしょう。
・こちらが話している途中でも質問が飛んでくるなど、前のめりな姿勢でガンガン質問が飛んできた。
・コミュニケーション能力の高さをみられていると思った。また、質問に答える瞬発力や聞かれたことに簡潔に答える力も見られていたと思う。
・面接の終わりに、自分で考えて積極的に行動する点がマイクロソフトに合っていると思うよと言っていただけた。
・逆質問で主体性ついて自分の意見を述べた上で聞くなど、随所でアピールするようにした。
・なぜマイクロソフトなのか、マイクロソフトで何をやりたいのか、マイクロソフトで歩むキャリアの中でどのように成長していきたいのかを明確にして臨んだことが評価されたと思う。
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