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メガバンクでの配属先が都心大型店で大企業向け法人営業でなかったら、今のキャリアはなかったですか?メガバンクだけの配属先は地方というケースはかなりある認識でして。

この質問への回答 1

相談室回答者

元メガバンクの若手行員。(5年以下) 都心大型店で大企業向け法人営業を経験し、 現在は大手ITにて新規事業担当。 メガバンクの業界環境、業務内容、転職先に加えててフルリモート、フルフレックスでの働き方についてもお答えできます。

なかったと思います。
法人営業部の7割は都心にありますので、都心配属の方が多いです。ただ、都心でも小型店と大型店では業務内容や身につくスキルは異なります。
それぞれの特徴を思いつくまま列挙しますのでご参考までに。
都心
 小型店
  ・担当社数は50社超
  ・上場している会社は少ない
  ・オーナー社長も多い為、リテールとの連携
   や金融商品提案の機会が多い
  ・大型店と比べると、本部からの数字期待は
   薄い為に穏やかな雰囲気の部店も多い
 大型店
  ・担当はプライム上場企業とその関連会社の
   多くて30社程
  ・オーナー社長がいる場合は個人向けの金融
   商品販売も行うが、小型店よりは少ない
  ・お得意様だからという理由で煩雑な事務や
   銀行役員が絡む案件が多く、それに伴う
   雑務に若手は大いに苦しむ
  ・M&Aや二桁億円を超える融資等、若手で
   あっても案件は超巨大
  ・数字面でのプレッシャーは最大級。ノルマ
   未達や活動量の少なさに対する怒号が日々
   飛び交う。期末は業務量・雰囲気共に地獄
  ・各人の忙しさが尋常ではない為、基本的に
   担当者は役職者含め誰も助けてくれない。
  (事務スタッフのお姉様方だけは優しい)
地方
 大型店、小型店共通
  ・担当社数は100を超える
  ・業務内容や雰囲気は都心小型店と類似
  ・都心と比べ製造業・建設業が多く、資金需
   要は常に発生している。一方で業績不振先
   も多く、与信管理の実力は都心担当者と
   比べて非常に高い
  ・寮が1つしかない為、上司との距離は近く
   なりがちで、コロナ禍でも関係なく宴会や
   接待が行われる。

配属によって業務は異なる為、身につくスキルも異なります。
配属に関して努力できる事があるとすれば、学歴と入行前研修での評価ぐらいですので配属リスクは非常に大きいですね。

回答日:2023/03/09

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