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日系AMでも外資AMでもそこまで大差ない(?)かと思いますが、営業の業務イメージが全くついていません。実際に客先に出て(リモート営業も含む)プレゼンや営業をするのはざっくり何日に1回くらいのペースでしょうか?

また、営業の仕事の割合は「営業:資料作成などの営業以外=何対何」くらいでしょうか?

この質問への回答 1

yasu

理系院卒 国内金融→欧州駐在員→外資系アセマネアナリスト

すみませんが私は営業をしたことがないので具体的な比率とか頻度を語ることはできません。が、学生の皆さんが知らない情報として既存機関投資家のフォローの大切さについてお話したいと思います。
既存機関投資家のフォローは非常に重要です。なぜかと言うと、機関投資家にとってファンド投資というのは外部委託なわけで初期のハードルがとても高いんです。IM(運用会社)/アドミ/トラスティ/カストディ全てのチェックを厳格に行うとともに様々な契約書(投資に関係する項目が書いてある書類はOffering CircularとかOffering Memorandumって言ったりします)もすべてチェックして、法務部やリスク部門からお許しを得て担取から決裁をもらうわけです。シンプルに書いているので文字上はかなり楽そうに見えますが、なかなか時間がかかることでかつ非常に面倒です。
こんなことは何度もしたくないですよね。一度その運用会社と箱を作ってしまえばそのアンブレラファンドにぶら下げる形で色んなファンドを立てていけますから、次のファンドを立ち上げるハードルが低いんです。すなわち、AMにとってはクロスセルが非常にしやすいのです。だから、営業は既存顧客をかなり大事にしています(ケアする必要があります)。まあ一応他の運用会社のファンドをそのアンブレラファンドにぶら下げることもできるんですけどね。

回答日:2023/02/10

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