私も面倒な病気をもっておりまして、そのせいでキャリア形成が阻害されるのではないかと心配であることが多いのですが、きなこもちさんは病気とキャリアについてどのようにお考えでしょうか。具体的には以下のような点の考えをお伺いできますと大変助かります。
1.病気により退職した場合の復職は満足にできるのか
2.病気がある前提でキャリアを積むのか、その都度面倒になった時に対処すればいいと考え病気度外視でキャリアを積むのか
3.病気でキャリアが不安な時の対処法
よろしくお願いします。
この質問への回答 1件
相談室回答者
新卒で投資銀行部門に入社、その後、バイサイドに転向。現在はスタートアップのCFOと社外役員を務めています。また、数年前からは希少難病患者となり、一生点滴を打ち続ける人生を送ることになりました。
病気とキャリアの両立、難しい課題ですよね。。
個人的な考えは以下のとおりです。
1) しっかりとした社会人経験があるならば、ある程度処遇を下げることも検討できれば、復職は容易だと思います。
ただ、私の場合は退職したあとに完全な空白期間ができてしまうのは避けたいと考えているので、もし長期的なお休みが必要となった場合は、休職でなんとかするか、空白期間の間に大学院に在籍したり自分で起業したりすることで、履歴書上の空白を無くすようにするかなと思います。
あとは、完全に寝たきりとかでなければ、時短やリモートで、従業員としても仕事を継続するかもしれません。
2) キャリア選択においては多少は病気も踏まえていますが、実際のところ体調がどのように変化するか全くわからないので、ある程度は自分が好きな仕事をすることとして、何かあったら毎回その場その場で最適解を考えている形です。ただ、外銀IBDのように、必要なタイミングで自由に休暇を取れないような仕事は、通院の観点で選択肢から外しています。
3) キャリアが不安になった時は、不安になった原因とそれに対する対応策案をひたすら書き出すようにしています。ひたすら書き出したり、ひたすら大泣きしたりすると、数日で悩みではなくなることが多いです。
あとは、私の場合は夫と2人のキャリアプランについて壁打ちし合うことで、人生設計の中で必要な金額や条件を改めて考え直し、対応策のブラッシュアップに繋げています。
回答日:2023/01/30
