就活では、複数内定を獲得している人や「優秀な学生しか受からない」と言われているような企業の内定を獲得している人が面接において有利に働く場面があると聞きますが、受ける企業もその総数も人それぞれであり、他社の内定でその人を評価することはできないと思います。

むしろゲームのように内定を獲得している人は口八丁で個人的には信用ならないとすら感じますが、面接官側は他社内定をどのように評価しているのでしょうか？

上司に説明しやすいという業務短縮かと思います。
基本的に、現場の面接官に最終的な採用決定権がない為、決定権を持ってる上司に話を通します。
その際に、
こういう点が良くて
こういう点が懸念点なのですが
こういう理由で問題ないと思います
と1人1人しっかり稟議をやっていたら大変かつ、
何か穴があると、何でこの人通そうと思うの？
と、上司からのツッコミという名の無駄な時間が産まれます。
これを減らそうと思うと、ツッコミの余地をどれだけ減らせるか勝負になります。
〇社の内定を取ってる優秀な人なんです！
当社の志望度は1番みたいです！
確認しました！
この方が楽ですよね。
以上から、他社内定者が強いのではないかと思います。
こういう事をやってる会社は不誠実だなと思いますが。

リッチマンプアウーマンでそんな感じの話を見た気がします…
ある程度倍率が高い企業の内定をもらっている人は、それ相当の要素を持っているのではないでしょうか。

学生の能力や人柄を限られた時間の中で見極めて、将来活躍する人材の卵を選ばないといけないのが企業の採用活動です。今後数十年と働く(前提の)人間を数千文字のESと数回の面接という極めて少ない情報量で見極めるのは非常に難しいと思います。
したがって、他社での評価を考慮に入れるというのは、足りない情報量を補えるという点で非常に合理的な判断だと個人的には考えます。
大学の新歓でホッケー部から「新入生のA君は身長185cmあって、めちゃくちゃ運動神経抜群で、新しいスポーツにチャレンジしたいって言ってる」と情報が入れば、すかさずラクロス部もアメフト部もA君に接触しにいくでしょう。

結局のところ、「A社の内定を評価してもらった結果、B社でも内定をもらい複数内定となる」のではなく、「評価されるべきポイントがあったからA社でもB社でも内定をもらい複数内定となる」んだと思いますけどね。

有名な会社の内定があった所で面接で支離滅裂な回答しかして居なければ選考のどこかの段階で必ず落ちるでしょう。
一方で、その会社で必ず内定を貰える実力のある人であれば、どのようなルートで受けたところで内定を勝ち取ることが出来るでしょう。
一定以上の会社の面接官であればハロー効果の影響も気にしていると思いますから、結局は実力なのかと思いますよ。

他社の内定どころか、インターン実績も含めて大いに本選考の結果に関係します。外銀の内定持っていれば総合商社は特別ルート乗れますし、戦略コンサル内定者も日系難関企業から引く手数多なのが就活の実情ですね。だからといって就活の内定やインターン実績の詐称だけは絶対NGなのでご注意を。内定取消事由になるのと、結構バレますよ。難関企業内定者のコミュニティって狭いので。
仰るポイントは分からんでもないですが、そういったゲームだと理解して機械的に取り組む事ができるのも社会人の才能として割り切った方が幸せです。