30歳金融リテールから日系アセマネの機関投資家営業(年営)のジュニアポジションに採用された場合、今度どのようなキャリアプランを想定されますでしょうか?
①定年まで勤務
②日系アセマネ間の同業種でキャリアアップ
③外資アセマネに転職
個人的にはこのどれかになると考えておりますが、違和感あれば教えて頂きたいです。
この質問への回答 1件

野菜くん
新卒で野村證券に入社し、リテール営業に従事。現在は外資系運用会社にて機関投資家営業。
想定されているその3パターンが妥当な選択肢だと思います。
どういったキャリアを望まれるかは人それぞれですが、私であれば主に給与の観点から外資への転職を目指すと思います。
そして、そのためにまずは社内で公的の担当、中央金法の担当、プロダクトへの異動を目指します。
同じ機関投資家営業であれば、より難易度が高い公的や中央金法への営業を経験しておいた方が転職可能性は大きく高まります。外資AMの東京オフィスは日系大手AMよりも大幅に所帯が小さいので、基本的に大手の投資家に顧客ターゲットを絞っていることが多いからです。
無論、人員が豊富な日系AMにおいて、いきなりそのような重要顧客の主担当者になることはできないと思いますので、まずは今の仕事で結果を出し、周囲に仕事ができる人間であるイメージを植え付けることが重要です。あとは英語のスキルアップやCFA取得(全員持ってるCMAじゃダメ)などで意欲や適性をアピールし、異動希望の声を上げると良いでしょう。
プロダクトも、特定のアセットクラスへの知見が高まるという点で転職にプラスに働くと思います。その際はプロダクトとして転職するという選択肢もありますし、営業として転職するという選択肢もあります。
債券、株式、オルタナどのアセットクラスでも外資AMの席があるので、どれでも良いと思いますが、将来性を考えると、プライベート資産に携わることができればより良いかと思います。
プロダクトに移るためのアピールの仕方としては先程金法/公的の例で挙げたものと同様ですか、サブアドをやっているのであれば、特に英語力の強化や資格といったところにより力点を置かれると良いと思います。
今回、金銭的な面から転職を前提とした回答をしましたが、勿論社内に残るとしてもより良いキャリアを築く上で上述の努力はプラスになると思います。
回答日:2021/09/11
