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少々漠然とした質問となります。すみません。野菜くんさんは日系から外資に転職されたとのことですが、転職前後を比較すると仕事で使用する金融の知識や技術には差はあるのでしょうか。またそれはどのような差なのでしょうか。私は今大学2年で就活前なので不勉強な状態です。漠然とした質問となり申し訳ありません。最近読んだ国際金融市場を舞台とする小説では日系の証券会社と外資系証券会社の比較がなされるシーンがあり、後者が前者に比べ仕事で使う手法や金融工学の知識が圧倒的に優れており、日系の会社や官庁が知らない手法や知識を使い、外資が日系数社を圧倒するシーンがありました(例:「裁定取引を使ったのか...!」)。この話は小説中に限られることなのでしょうか。それともこのような「日系と外資系との差」は実際に存在するのでしょうか。また、社員一人単位で考えた時、このような差を埋めるにはどうすれば良いのでしょうか(思いつく例は、自分が日系勤務なら外資に移り経験を積む、海外MBAなど海外留学or長期海外研修で進んだ知識を得る、などです)。長くなりすみませんがご教授いただけると助かります。
この質問への回答 1件

野菜くん
新卒で野村證券に入社し、リテール営業に従事。現在は外資系運用会社にて機関投資家営業。
まず、外資が日系企業には使えない秘密のテクニックを持っているなんてことはまず無いです。裁定取引なんて誰でも出来ます。もちろん巧拙の差はありますし、ある外資系企業が非常に優れたモデルを持っているということはありますが、それは外資だから凄いのではなくて、その会社が凄いだけです。
金融と言っても広いので一概には言えませんが、日系と外資の差として一般的に見られる事象としては以下のような感じでしょうか。
・当たり前ですが外資の方がグローバルのネットワークがある
・外資の日本拠点と日系企業を比べると当然外資の日本拠点の方が人数が少ないので、1人で何でもしないといけない傾向
・人数が少ない分、多くのお客様を相手にできないので、大きなお客様に注力
・結果として1人あたりの売上や利益が大きく、給与が高い
・給与が高いし、クビになるリスクも高いので、優秀な人は集まりやすいかもしれない
先ほども申し上げた通り、外資が必ず優れている訳ではないので、そもそも埋めるべき差があるのかどうか不明ですが、シンプルにご自身の能力を高めるという意味では、常に自分に高い目標を課すこと、仕事のオーナーシップをもつこと(仮にそうじゃなくてもあたかも自分がそのビジネスの責任者であるかのように考え行動する)等を意識されると良いのではないでしょうか。
回答日:2021/05/10

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