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アセマネ志望の者です。
よくアセマネとの併願先に農中や生保系の運用部門、たまに証券のIBやGMが挙げられていると思います。
しかし、投信に携わりたい自分からすると、投信の運用と機関投資家としての運用(年金や保険、自社資金等)は全く目的や方向性が異なるのではないかと思い、なぜ併願をするのかわかりません。(証券に関しては全くやっていることが違うと思うので更にわかりません)
併願されている方は会社のビジネスや方向性よりも、とにかく大きなお金を動かすことに関心があるのでしょうか?
また、そもそも機関投資家運用を志望する方の理由を、もしお分かりになりましたら教えていただきたいです。

この質問への回答 1

野菜くん

新卒で野村證券に入社し、リテール営業に従事。現在は外資系運用会社にて機関投資家営業。

運用会社とアセットオーナーは大きく違うというのはその通りですが、そうは言っても新卒アセマネの門戸は割と狭いので、幅広く運用関連業務を目指すのは別におかしなことではないです。アセットオーナーやマーケットから運用会社に転職するのは比較的容易なので、そういった可能性も含めて選ばれる方は相応にいるでしょう。

また、運用会社であくまで業者として人のお金を運用するよりも、アセットオーナーを志向する方がいたとしてもそれもおかしくないと思います。(一般に学生さんが想像する運用というのは運用会社がやっているような運用だと思いますが)

運用会社の業務はほとんど潰しが効かないので、基本的にその業界に居座り続けるか、一からリセットするしかありません。しかしながら大手の金融機関であれば他の部署に異動できる可能性もあるので、それもメリットと捉えればメリットかもしれません。

回答日:2021/05/07

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