就活でも中途転職でも、面接対策が応募者によってしっかりなされている時代だと思います。この時代にソフトウェアエンジニアを採用するうえで、面接で大事にすべきことはなんだと考えますか?
個人的にはスキルを正確に推し量るのは難しいので、マインド・メンタリティー・人間性が会社と合うか判断する時間に多く割くのがいいと考えています。
この質問への回答 1件
相談室回答者
こんにちはhakといいます。就職、キャリアなどでお役に立てたらと思い登録させていただきました。 仕事としてはゲームプラットフォームや携帯電話のエンジニアリングを中心にしています。海外での就職、転職なども経験ありますのである程度ご相談に乗れるかと思います。 趣味は、ゲーム、SF、映画等です。面白い本、映画などありましたら是非おすすめ下さい。 なお。ご相談にあたりましては特定の会社についてのご質問等はお答えしにくい面もありますので、ご了承ください。
こんにちは、質問ありがとうございます。
ご指摘の通り、最近では(応募者の方にとっては当たり前ではありますが)殆どの方が面接の準備をある程度行った状態で面接に臨まれると思います。
例えば一通りのアルゴリズムの復習、コーディング質問サイトでの練習、インタビューでの質疑応答や板書の進め方等です。
この点、第一点としてスキルについては準備がされたと想定した上でなおスキルを推し量る必要はあるかと思います。そこでインタビュアーの側でも一定の’インタビュー対策'対策のノウハウとしまして例えば
・コーディング問題についても問題の表層ではなく、そこから派生した議論
・上記のような準備では賄えない範囲の経験を問う質問
・特定のドメインナレッジについて一定のディスカッション
等ができた上で、(例えば)一時間程度のまとまった時間のインタビューセッションを通じてインタビュアー、応募者の間で一定の相互理解ができれば良いインタビューだったと言えると思います。
上記相互理解の上で応募者の方がポジションの必要要件に当てはまっているか、そして第2点として、指摘にありましたように将来のチームメンバーとして一緒に働きたいと思える人物かどうかなど総合的に判断できれば、というのが理想と思います。
とはいえ物事理想通りには進まないものであり、且つ採用にあたっては悪い採用を行ってしまうリスクが高いため、採用決定が保守的になってしまう点はあるかと思います。 その点は運不運になってしまいますので、応募者の方が自分のスキルとして合致しているポジションを複数回、複数社受けて補っていくのが良いのかと個人的には考えています。
以上、参考になりますでしょうか。
回答日:2021/06/24
