外資就活の相談室は、外資系やトップクラスの日本企業を目指す学生向けの就職活動支援プラットフォームです。あなたの悩みを業界の先輩が回答してくれます。

Rebuild楽しく聞いてます。就職活動について質問があります。気軽に答えていただければ幸いです。

現在、大学卒業後Gap yearをしている状態です。昨年、海外の大学院に進学予定でしたが延期し、現在に至るまで今後自分は社会に戻れるのかという不安があります。

というのも、
1 この生活様式になり言い訳かもしれませんが体力、精神的に以前のように無理がきかない、漠然とした不安と戦うことが多くなった感じがします。特に、時間はあるのに思うようにタスクが進まない、先延ばしなどの問題が起こります。一応、ポモドーロなどを試していますがあまり長続きしていない現状です。

2 年齢差別はよろしくないという風潮はあるものの、日本では少しでも年上になると就職が難しくなるように感じてしまいます。

全体として先の見えないトンネルを行き来している感覚があり、結果ファーストキャリアを築くことも難しいのではないかと感じる次第です。悲観的な話になってしまいましたが、経験談等あれば共有していただければ幸いです。今後もツイッターやポッドキャスト楽しみにしています。

この質問への回答 1

相談室回答者

こんにちはhakといいます。就職、キャリアなどでお役に立てたらと思い登録させていただきました。 仕事としてはゲームプラットフォームや携帯電話のエンジニアリングを中心にしています。海外での就職、転職なども経験ありますのである程度ご相談に乗れるかと思います。 趣味は、ゲーム、SF、映画等です。面白い本、映画などありましたら是非おすすめ下さい。 なお。ご相談にあたりましては特定の会社についてのご質問等はお答えしにくい面もありますので、ご了承ください。

こんにちは、質問ありがとうございます(&回答遅くなりましてすみません)。
ご指摘の点ごもっともで、自分も完全在宅での仕事がかれこれ16ヶ月余りとなり、この先これまでのような生活に戻れる予感がありません。在宅での仕事も良し悪しかと思いますが、良い点としては例えば仕事の取捨選択をして優先度の低い問題は手を付けないという仕事の仕方が東京でもできるようになった点、悪い点としてはランダムな情報交換がしにくくなった点などがあるかと思います。そしてこのような変化は(業界によっても変わるかとは思いますが)情報産業では不可逆な変化として今後も残るのではないかと思います。

さて、ご質問最初のタスクが進まない、先延ばしについては前述の通り先延ばしにしても良いタスクは先延ばしにしても良いのだと理解しています。ギリギリのタイミングでこれ以上先延ばしにできないものから手を付けていく、そうしたスキルが身につけられれば、精神衛生上は追い込まれ感がありますが仕事上は差し障りないのではという所感です。

第二点のファーストキャリアについてですが、まず年齢差別の点については、(良い点として)近年では個人的な印象では改善されつつあるのではという印象があります(これも業界によって違いはあるかとは思います)。自分の関係する範囲では年齢や性別による採用差別は無いような配慮がましている印象があります。ただし一方でレジュメ上で経歴がどのように見えるかはより重視される傾向にあるため、例えばインターンの経験、OSS開発の経験、GPA、学部での研究などに気を使う必要があるのは厄介かと思います。

また別の観点としてチームに新しく加わった方のリモートでのオンボーディングも難しい問題でオフィス勤務であればメンターやチームメンバーとの接点が気軽に持てていたものが現状ではなかなか軌道に乗るまでが困難である印象はあります。

以上大雑把な内容で恐縮ですがいかがでしょうか。また長期的に見ればファーストキャリアについては大きな問題ではない点と(それよりはキャリアを始めてからのルートが重要になります)、また今日の状況もやがては改善(またはニューノーマルの状態に移行)が期待できるのではと思います。

回答日:2021/07/31

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