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21年4月より日本IBMに入社予定のものです。

質問なのですが、アメリカ本社への出向は可能なのでしょうか?
ジョブにもよると思いますが、営業やSE、バックオフィス(ファイナンスなど)の3パターンについて違いなどありましたらお伺いしたいです。

どうぞ、よろしくお願い致します。

この質問への回答 1

Junko Sasaki

新卒で日本IBMにSEとして入社。一貫してサービスビジネスに従事。2007年に執行役員。2007年から中国に赴任、2,300人の中国人のリーダー。2011年に日本マイクロソフトに執行役として入社、法人向けサービス責任者。日本のベンチャー、サイバーセキュリティのファイア・アイを経て、独系医療機器メーカーザルトリウスの日本法人社長。現在は安川電機、三井住友信託銀行の社外取締役。 趣味は観劇(年間70-90本)、歌(ロック、ゴスペル。ほぼ毎月ステージに立つ)、読書、旅行。

質問ありがとうございます!

答えはゼロではないが極めて難しい、でしょうね。IBMのようなグローバルにビジネス展開しており、各国で雇用をしている会社が、あえて他国の人間を出向者として受け入れる理由があるかどうか、考えてみればわかると思います。

その中でも可能性があるのは営業でしょうか。米国の日系企業担当、という仕事がありえます。今もポストがあるかどうかわかりませんし、非常に限られた機会ではありますが。SEは仕事上、米国に行く理由がないので難しい。バックオフィスも同様。研究職の方が可能性があると思います。

例外は幹部候補生の育成の一環として、本社の仕事を理解し、人脈を広げるための出向。これは役員レベルの人間はほとんど経験しているはずです(100%ではない)。

IBMであれば、米国で働きたいのなら、直接現地採用を目指した方が確実です。もちろん、英語は現地人と遜色ないビジネスレベルなのが前提として、実力がないとだめですが。

欧米に出向したいなら、日本企業でグローバルにビジネス展開している会社の方がずっと可能性高いと思います。

もちろん出張の機会は多いですが、最近は(コロナ以前。今は原則出張はなしのはず)予算削減、オンラインでも十分会議はできる、といった理由から以前に比べ相当減っていると思います。

回答日:2020/12/04

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