会員登録すると
このコラムを保存して、いつでも見返せます

大手デベロッパーで働く社会人1年目です。就活の「直感に反する現象」を採用側の論理から解剖する連載、第4回です。
今の就活は、恐ろしい速度で早期化しています。秋から冬には早期選考が本格化し、年内に内定を持つ学生が3割を超えるという調査もある時代です。すると、新しいタイプの悲劇が生まれました。秋に内定を集めて「勝ち組」と呼ばれた学生が、春の本命選考で連敗する現象です。今回は、この早期内定の落とし穴を解剖します。
・秋の「早期内定」勝ち組が、春に全落ちする
・その背景・理由:インターン選考と本選考は、別のスポーツである
秋の勝者が、春に沈んだ
私の代にも、典型的な例がいました。夏のインターンから早期ルートに次々と乗り、秋の終わりには複数の内定を確保した学生です。周囲がまだエントリーシートに苦しむ時期に、彼はもう「持ち駒」ならぬ「持ち内定」を並べていました。仲間内では完全に勝ち組扱いで、本人も春は本命群だけ受ければいいと、余裕の構えでした。
春、彼は本命群で連敗しました。
不可解だったのは、敗因が「油断して対策しなかった」では説明できないことです。彼は怠けていませんでした。秋に勝てた自分の型を信じ、その型のまま春に臨んだ。むしろ真面目に、秋の成功を再現しようとした。それなのに、通らない。「秋はあんなに評価されたのに、春の面接官には全然刺さってる感じがしなかった」と、彼は首をかしげていました。
秋に通用した武器が、春に通用しない。この現象は、彼の実力が落ちたのでも、運が尽きたのでもありません。秋と春では、戦っている競技そのものが違ったのです。
春の彼の面接を、隣で見ていたわけではありません。ただ、本人の再現によれば、象徴的な場面がありました。年次の高い面接官に「いろいろ動けるのは分かった。で、その行動力を、なぜうちで使いたいの」と問われ、答えが上滑りした瞬間、部屋の空気が変わったそうです。秋には一度も刺さらなかった種類の問いが、春には急所になっていました。
「早く始めた者が勝つ」という理解の浅さ
...
会員登録して全ての内容を見る
続きは外資就活ドットコム会員の方のみご覧いただけます。
外資就活ドットコムはグローバルに活躍したい学生向けの就職活動支援サイトです。会員登録をすると、「先輩のES・体験記」や「トップ企業の募集情報リスト」など、就活に役立つ情報をご覧いただけます。
この記事を友達に教える


