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志望動機が明確になったら、いよいよ選考の実務段階です。エントリーシートは選考の第一関門であり、ここでの完成度が後の面接に大きく影響します。
前のパートで学んだバークレイズの企業特性と志望動機の構造を、ESという形で具体化していきます。同時に、市場環境の理解を深めることで、面接での議論に説得力が生まれます。このパートでは、ES設問ごとの攻略法と、Webテスト対策の実践的なアプローチを紹介します。
バークレイズ投資銀行部門の内定までの道のり②:ES完成とWebテスト対策
バークレイズ投資銀行部門の内定までの道のり③:一次・最終面接の攻略法
バークレイズ投資銀行部門の内定までの道のり④:1日完結型ジョブ選考の実践対策
第3章 収益構造と事業環境の理解
3.1 投資銀行の収益モデル
投資銀行業務への理解を深めるためには、各部門がどのように収益を上げているかを理解することが重要です。面接では、この理解が「なぜその部門を志望するか」の説得力を高めます。
3.1.1 投資銀行部門(IBD)の収益構造
M&Aアドバイザリー手数料 企業の買収・合併に関するアドバイザリーサービスの対価として、取引金額の一定割合(通常1-3%程度、案件規模により変動)を手数料として受け取ります。手数料は以下の要素で決まります。
・取引金額の規模:大型案件ほど手数料率は低下するが、絶対額は大きくなる
・案件の複雑性:クロスボーダー案件、敵対的買収などは高い手数料率
・市場環境:M&A市場が活況の時期は手数料も高めに設定される可能性
引受手数料(アンダーライティング・フィー) 企業が株式や債券を発行する際、投資銀行が引受業務を行い、その対価として発行金額の一定割合を手数料として受け取ります。
・株式発行:IPO(新規株式公開)や公募増資における引受手数料
・債券発行:社債発行における引受手数料
・手数料率は発行規模、企業の信用力、市場環境により変動
アレンジメント・フィー シンジケートローン(複数の金融機関が協調して提供する大型融資)を組成する際に、アレンジャー(組成を主導する金融機関)として受け取る手数料です。
3.1.2 グローバル・マーケッツ(GM)の収益構造
トレーディング収益 金融商品の売買における売値と買値の差額(ビッド・アスク・スプレッド)、または市場動向を予測したポジション取りによる収益です。
・株式トレーディング:株式の売買仲介、市場流動性の提供
・債券トレーディング:国債、社債、金利デリバティブの売買
・為替トレーディング:為替取引、為替デリバティブ
・コモディティ:商品先物、エネルギーデリバティブ
セールス手数料 顧客に金融商品を販売する際の手数料収入です。株式や債券の取引執行、デリバティブ商品の組成と販売などが含まれます。
ストラクチャリング手数料 顧客の特定のニーズに応じて設計された金融商品(仕組債、デリバティブ商品など)の組成に対する手数料です。
3.1.3 リサーチ部門の位置づけ
リサーチ部門は直接的な収益部門ではありませんが、投資銀行全体の収益に重要な貢献をします。
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