日本ロレアル マーケ職の選考を読み解く④|最終面接編

日本ロレアル マーケ職の選考を読み解く④|最終面接編

2026/01/22

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eyecatch

私は慶應義塾大学に在学中、日本ロレアルやP&Gをはじめとする外資系消費財メーカーの選考を受け、最終的に日本ロレアルから内定をいただきました。

実際に日本ロレアルの選考を受けて感じたのは、外から見える華やかでキラキラした世界観がある一方で、その裏側には徹底的に数字と向き合い、地道に意思決定を積み重ねる現実的な仕事が存在するということです。マーケティング職は、単なるクリエイティブな仕事ではなく、「右脳と左脳のバランス」が極めて重要視される職種なのです。

この記事では、実際に日本ロレアルの選考を受けたからこそ分かったことをもとに、マーケティング職のリアルや、選考で重視されていたポイントについて、本音ベースでお伝えしていきます。

各選考についても細かく記事を出しているので、他の記事が読みたい方はぜひそちらも合わせて読んでみてください!

1. 最終面接の概要:求められる「即戦力」と「個性」

日本ロレアルのマーケティング職の選考において、最終面接は最も緊張感のあるフェーズでした。

面接官の構成と使用言語

私の最終面接は、現場の日本人社員2名が担当されました。ただし、友人のケースではフランス人の社員が面接官となり、終始英語での面接だったという事例もあります。私の場合は、事前課題であるプレゼンテーションとその質疑応答の一部を除き、基本的には日本語で進行しました。このことから、面接官の構成や使用言語は流動的であるものの、英語でのコミュニケーション能力は必須スキルとして求められていることが分かります。

最終面接の位置づけ

これまでの選考で、一次面接では「ガクチカ」や「志望理由」といった基本的な要素が、二次面接では「右脳と左脳のバランス」が評価されてきたと推測されます。最終面接は、それらを通過した上で、「この学生がロレアルのカルチャーにフィットし、入社後に即戦力として活躍できるか」を最終的に見極める場です。

2. 事前課題:英語プレゼンテーションの攻略法

最終面接では、事前に準備した資料に基づく英語でのプレゼンテーションが課されました。

テーマ:「My Biggest Achievement」

課題のテーマは「My Biggest Achievement」、すなわち「人生で最も力を入れたこと」です。就職活動でいうところの「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」に相当しますが、単なる経験談の発表に留まらず、このプレゼンを通して「何を伝えたいか」を明確にすることが極めて重要です。

私は、これまでの選考でまだ伝えきれていない「自分の個性」と「マーケティングへの適性」をアピールする場と捉えました。具体的には、ゼミでマーケティングを専攻していた経験から、「データを元にマーケティングをするという基本構造はわかるから即戦力になる」という論理的な側面と、「なぜ化粧品が好きなのか」という志望理由につながる情熱的な側面を、ガクチカと組み合わせて構成しました。

スライド作成の極意:右脳をアピールする

マーケティング職、特に化粧品業界においては、「見た目」への意識が非常に高く求められます。最終面接のプレゼンは、二次面接で評価された「左脳(論理)」だけでなく、「右脳(クリエイティビティ)」をアピールできる貴重な機会です。

意識すべきは、以下の点です。

1.視覚的な魅力: 化粧品業界らしく、見た目にものすごく気を遣うこと。

2.分かりやすさ: 複雑な内容を簡潔に、かつ美しく伝えるデザイン。

3.面白さ: 面接官が「もっと聞きたい」と思えるような、引き込まれるストーリーテリング。

過去10年間の最終面接のプレゼン内容も大体このテーマで推移しているため、早めに準備に取り掛かることをお勧めします。

質疑応答の準備:深掘りに耐える論理

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