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大手デベロッパーで働く社会人1年目です。インターンを選考から本選考への接続まで攻略する連載、第11回です。
数日間のインターンには、必ず「中間フィードバック」の場面があります。メンターへの中間報告、社員レビュー、中間発表。ここで班の案は、たいてい容赦なく指摘を受けます。多くの学生にとって、これは数日間で最も痛い時間です。でも評価の力学で見ると、この痛い時間こそ、個人の評価が一番大きく動く場面です。しかも評価が動くのは、指摘されたその瞬間ではありません。翌日の朝、指摘がどう扱われたかが判明する瞬間です。今回は、この「指摘の前後」の立ち回りを書きます。
・評価は「指摘された瞬間」ではなく「翌日の朝」に動く
・中間フィードバックを反映して見せる技術
📖 シリーズ目次(全20回)はこちら
◀ 前回:第10回 クラッシャーとフリーライダーは「災難」ではなく「小道具」である
▶ 次回:第12回 発表当日、評価が動くのは「壇上の外」である
同じ指摘を受けた二つの班の、翌朝の差
私が参加したインターンで、印象的な対比を見ました。
中間レビューで、私の班と隣の班は、社員から似た趣旨の指摘を受けました。「提案の宛先が曖昧。誰の、どの予算で動く話なのかを詰めるべき」。かなり根本的な指摘で、どちらの班も、その場の空気は重くなりました。
翌朝の立ち上がりで、差が出ました。隣の班は、初動からレビューの話でした。ボードに指摘を書き出し、「宛先を◇◇部門と置き直すと、昨日の案のここが変わる」と、朝一番で構成を組み替え始めた。そして次の社員との接点で、開口一番こう報告したのです。「昨日ご指摘いただいた宛先の件、△△と定義し直しました。それに伴い、ここをこう変えています」。社員の表情が、目に見えて変わりました。
私の班はといえば、「昨日のはキツかったね」という傷の舐め合いから始まり、指摘には触れたくない空気のまま、元の案の細部を磨き続けました。指摘は、議事メモの中で静かに風化しました。最終発表で、あの宿題を鋭く突かれたことは、言うまでもありません。
言い訳をすると、私たちも指摘を軽んじていたわけではありません。ただ、根本の指摘に向き合うことは、積み上げた作業の一部を壊すことを意味します。その痛みから目を逸らして、壊さずに済む細部の作業へ逃げた。人は疲れているとき、重要な仕事より、着手しやすい仕事を選んでしまう。この逃避は、社会人になった今も、油断すると顔を出します。
なぜ「反映の速度」が、それほど重く評価されるのか
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