
【インターン完全攻略 第10回】クラッシャーとフリーライダーは「災難」ではなく「小道具」である──荒れた班で、評価だけを守り抜く方法
2026/10/13
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大手デベロッパーで働く社会人1年目です。インターンを選考から本選考への接続まで攻略する連載、第10回です。
インターンの班決めは、くじ引きです。そして毎年、一定の確率で引いてしまう札があります。議論を独占して暴走する「クラッシャー」と、何もしない「フリーライダー」。この札を引いた学生の多くは、「班ガチャに外れた。今回は終わった」と絶望します。でも、評価の構造を知れば、結論は逆になります。荒れた班は、あなたの評価にとって、むしろ追い風にすらなり得る。今回は、その理屈と、二種類の困った隣人への具体的な対処を書きます。
・クラッシャーとフリーライダーは「災難」ではなく「小道具」である
・荒れた班で、評価だけを守り抜く方法
📖 シリーズ目次(全20回)はこちら
◀ 前回:第9回 議論が崩れた瞬間こそ、最大の見せ場である
▶ 次回:第11回 評価は「指摘された瞬間」ではなく「翌日の朝」に動く
「あの班、大変そうだね」と言われ続けた数日間
就活仲間の実話です。彼女の班には、強烈なクラッシャーがいました。
声が大きく、他人の発言を遮り、自分の案への反対には論破で応じる。初日の午後には、班の空気は完全に彼のものでした。他班の学生から「あの班、大変そうだね」と同情されるほどの荒れ模様。彼女も初日の夜は、「今回は運がなかった」と半ば諦めていたそうです。
でも翌日から、彼女は構えを変えました。クラッシャーを正すことを目標から外し、「この状況で、自分にできる仕事を淡々とやる」に切り替えたのです。遮られたメンバーの発言を、「さっきの◇◇さんの話、途中でしたよね」と拾い直す。暴走する案にも、使える部分は「その視点は活かせそうです」と部分的に採用しながら、「ただ、宛先のニーズと照らすと」と論点に戻す。班の成果物は、正直、上位ではありませんでした。それでも数週間後、優遇の連絡は彼女に届きました。
後に受け入れ側の視点を知って、この結果の必然性が分かりました。鍵は、以前の連載でも書いた事実、「インターンの評価は班単位の成果ではなく、個人単位の行動ログでつく」にあります。
ちなみに、彼女の班のクラッシャー本人に、連絡は来なかったそうです。発言量と自信では班の誰よりも目立っていた彼のログには、おそらく「議論を独占」「他者の発言を遮る」という、量とは別種の記述が並んでいた。目立つことと、良く記録されることは、別物です。
荒れた班が「追い風」になる、評価の力学
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