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大手デベロッパーで働く社会人1年目です。インターンを選考から本選考への接続まで攻略する連載、第12回です。
ワーク実戦編の最終回は、最終日、発表当日の話です。以前の連載で、「発表のうまさは、一番簡単で一番評価されない目立ち方」だと書きました。優秀賞を取った発表者に優遇が来ず、進行に徹した学生に来る。あの構造を踏まえた上で、では発表当日に評価はまったく動かないのかと言えば、そうではありません。動きます。ただし、動く場所は壇上のプレゼンの中ではなく、その周辺です。発表者を決める場面、質疑の数分間、そして発表が終わった後の10分。今回は、この「壇上の外」の攻略です。
・発表当日、評価が動くのは「壇上の外」である
・発表者の決め方、質疑の受け方、終わった後の10分
📖 シリーズ目次(全20回)はこちら
◀ 前回:第11回 評価は「指摘された瞬間」ではなく「翌日の朝」に動く
▶ 次回:第13回 優遇連絡が来る人は、観察ノートに「三行」残している
発表者の座を、静かに譲った彼の話
以前の連載にも書いた、ある就活仲間の後日談から始めます。彼はかつて、インターンの最終発表で花形の発表者を務め、優秀賞まで取りながら、優遇の連絡が来なかった経験を持つ男です。敗因分析の末、秋のインターンで彼は、戦い方を根本から変えました。
最終日前夜、発表者を誰にするかという話になったとき、班の視線は自然と、場数のある彼に集まりました。彼はそこで、こう言ったそうです。「発表、◇◇さんがいいと思う。この提案の核心の部分、一番考え抜いたのは◇◇さんだから。俺は質疑の想定問答を作って、当日の補佐に回るよ」。
発表は成功し、想定問答は質疑で的中し、そして早期選考の案内は、彼に届きました。彼の総括が秀逸です。「発表者って、班の代表っていうより、班の意思決定の結果なんだよ。誰を立てるかの決め方まで、たぶん見られてる」。
その通りだと思います。発表当日の観察は、スライドが映る前から始まっています。
付け加えると、彼が作った想定問答は、単なる裏方仕事ではありませんでした。想定問答を作るには、自分たちの提案の弱点を、誰よりも冷静に洗い出す必要があります。つまりあれは、班の思考の最終検品であり、質疑で班が崩れなかったのは、前夜のこの検品のおかげでした。裏方の仕事が班の背骨になる。ここまでのワーク実戦編で書いてきた構造の、綺麗な集大成です。
発表者の決め方は、チームの成熟度の展示である
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