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大手デベロッパーで働く社会人1年目です。インターンを選考から本選考への接続まで攻略する連載、第14回です。
多くのインターンには、最終日の発表の後、懇親会がついてきます。軽食と飲み物、社員と学生の歓談。数日間の緊張から解放された学生には、これが「打ち上げ」に見えます。でも、運営側の設計意図は違います。懇親会は、ワークという公式戦では見えなかった側面を観察する、非公式の延長戦です。同時に、学生にとっては、数日間で最も自由に社員へ接近できる、関係構築の黄金時間でもあります。今回は、疲れ切った身体で迎えるこの最終戦の、立ち回りを書きます。
・懇親会は「打ち上げ」ではなく「延長戦」である
・乾杯の後に始まる、最後の観察の立ち回り
📖 シリーズ目次(全20回)はこちら
◀ 前回:第13回 優遇連絡が来る人は、観察ノートに「三行」残している
▶ 次回:第15回 お礼メールは「儀式」ではなく「記憶の固定」である
隅でジュースを飲んでいた私と、会場を設計して回っていた彼女
私の初期のインターンの懇親会を、正直に再現します。
数日間のワークを終えた私は、燃え尽きていました。発表も終わった、もう評価は決まっただろう。そう思った私は、班のメンバーと固まって内輪の打ち上げ話に興じ、ジュース片手に隅で疲れを癒し、社員とはほとんど話さないまま、中締めとともに帰りました。心地よい疲労感すらありました。
一方、同じ会場に、まるで違う動きをする学生がいました。例の、メンターを使い倒していた彼女です。彼女は班の輪に留まらず、ワーク中に接点のなかった社員のところへも回り、一人あたり数分の短い会話を重ねていました。後で聞くと、彼女の動きには設計がありました。「話したい社員を三人決めておいて、それぞれに一つずつ、聞きたいことを用意してた。あと、お世話になったメンターさんには、最後に必ずお礼を言って帰るって決めてた」。
数日間の評価は、たしかに懇親会の前におおむね固まっています。でも、以前の連載で書いたとおり、人の記憶は終わり際に強く残ります。そして懇親会は、社員の側の記憶にあなたの「顔と名前と一言」を固定できる、最後で最大の機会です。私はその機会を、ジュースと共に飲み下していました。
付け加えると、彼女の動きは、がつがつした営業回りには見えませんでした。一人数分の短い会話を、相手の話を聞く姿勢で重ねていただけです。懇親会の立ち回りと聞くと社交の才能の話に聞こえますが、実際に必要だったのは、才能ではなく、事前に決めた三つの行き先と、三つの問いだけでした。
運営側から見た懇親会──「素の振る舞い」の観察と、口説きの場
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