【インターン完全攻略 第6回】メンター社員は「審判」ではなく「使っていい資源」である──距離の設計と、30秒の中間報告の型

【インターン完全攻略 第6回】メンター社員は「審判」ではなく「使っていい資源」である──距離の設計と、30秒の中間報告の型

2026/10/13

会員登録すると
このコラムを保存して、いつでも見返せます

eyecatch

大手デベロッパーで働く社会人1年目です。インターンを選考から本選考への接続まで攻略する連載、第6回です。

インターンの数日間、班のそばには必ず、メンターや担当と呼ばれる社員がいます。学生にとって、この存在の扱いは悩ましい。評価者だと思えば近寄りがたく、かといって放置するのも落ち着かない。話しかけるべきなのか、何を聞けばいいのか、どこまで頼っていいのか。今回は、このメンターとの距離を、感覚ではなく設計で決める話です。結論を先に言えば、メンターは審判ではなく、「使い方まで採点対象に含まれた、使っていい資源」です。

📌 この記事の要点(30秒サマリー)
・メンター社員は「審判」ではなく「使っていい資源」である
・距離の設計と、30秒の中間報告の型

メンターに一度も話しかけなかった私と、使い倒した彼女

私の初期のインターンでの、恥ずかしい記録から始めます。私は数日間、メンター社員にほぼ一度も、自分から話しかけませんでした。

理由は、怖かったからです。評価者に下手なことを聞けば、減点される。質問するなら完璧な質問を。そう構えているうちに、話しかける機会は永遠に来ませんでした。私にとってメンターは、班の後ろに座る採点者であり、目を合わせてはいけない審判でした。

同じ班に、正反対の動きをする学生がいました。彼女は休憩のたびにメンターの席へ行き、短い相談を重ねていました。議論の方向性の確認、業界の実務の質問、ときには雑談。審判に話しかけるなんて、と当時の私は内心ひやひやしていました。数週間後、早期選考の案内が届いたのは、彼女でした。

社会人になって受け入れ側の空気を知った今なら、この結果は当然だと分かります。私はメンターを誤解していました。彼らの役割は、黙って採点することではありません。班の議論を支援し、実務の視点を提供し、そして、学生の「働く姿」を間近で観察すること。つまりメンターとの接点は、避けるべきリスクではなく、支援という実利と、観察されるという露出を同時に得られる、二重においしい機会だったのです。話しかけなかった私は、実利を捨て、露出の機会も捨て、薄いログだけを残しました。

メンター側の事情も書いておくと、彼らの多くは通常業務と掛け持ちで、この役目を担っています。数日間、学生の観察記録を書くために時間を割いている。その彼らにとって、接点の少ない学生の記録欄ほど、書きにくいものはありません。「特に印象なし」という空白は、減点より静かに、しかし確実に、選考の場であなたを不利にします。

「質問したら減点」の恐怖は、半分だけ正しい

...

会員登録して全ての内容を見る

続きは外資就活ドットコム会員の方のみご覧いただけます。
外資就活ドットコムはグローバルに活躍したい学生向けの就職活動支援サイトです。会員登録をすると、「先輩のES・体験記」や「トップ企業の募集情報リスト」など、就活に役立つ情報をご覧いただけます。

この記事を友達に教える