
【インターン完全攻略 第5回】チーム内の役割は、最初の1時間で決まる──初日の自己紹介と「ポジション取り」の設計図
2026/10/13
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大手デベロッパーで働く社会人1年目です。インターンを選考から本選考への接続まで攻略する連載、第5回です。
今回は、インターン初日の話です。班分けが発表され、初対面のメンバーと顔を合わせ、自己紹介をして、最初の議論が始まる。この立ち上がりの1時間ほどで、実は数日間のチーム内の役割分担が、ほぼ固まってしまいます。そして、どの役割に座るかは、あなたの数日間の観察のされ方を大きく左右します。初日の椅子取りを、運や勢いに任せないための設計図を書きます。
・チーム内の役割は、最初の1時間で決まる
・初日の自己紹介と「ポジション取り」の設計図
📖 シリーズ目次(全20回)はこちら
◀ 前回:第4回 前日に徹夜で企業研究する学生と、さっさと寝る学生
▶ 次回:第6回 メンター社員は「審判」ではなく「使っていい資源」である
気づいたら「議事録の人」になっていた、私の初日
私の初めてのインターンの初日を、正直に再現します。
班分けの後、誰からともなく自己紹介が始まりました。私は緊張のまま、大学と学部と、当たり障りのない一言を話して終了。直後の最初の議論で、声の大きいメンバーが自然と進行役になり、発言の速い二人が議論の中心を占め、私は出遅れました。何か貢献しなければと焦った私は、「議事録、取りますね」と手を挙げました。
その瞬間から数日間、私は「議事録の人」でした。役割があるのは救いでしたが、議論の中心には最後まで入れず、発表もせず、振り返れば、観察者に見せられた行動は「丁寧に記録する姿」だけ。あの数日間の私のログは、ずいぶん薄いものだったと思います。
問題は、私が議事録係になったこと自体ではありません。以前の連載で書いたとおり、進行や記録の役回りは、設計して選べば強力な武器になります。問題は、私がその椅子を「選んだ」のではなく、出遅れの結果として「残り物を拾った」ことでした。最初の1時間の空気で配られた役割は、数日間、驚くほど固定されます。だからこそ、配られる前に、選びに行く必要があるのです。
選んだ議事録と、拾った議事録の違いは、中身に出ます。選んだ人は、記録を「関係者を動かす道具」として設計し、議論の要約や論点整理でチームを前に進めます。拾った私は、発言を書き写すだけの録音機でした。同じ椅子でも、座り方でログの厚みはまるで変わります。
なぜ最初の1時間で固まるのか──即席チームの力学
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