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こんにちは。総合商社から複数の内定を獲得した者です。今回は、住友商事のデザイン思考テストについて3回シリーズで徹底した対策法を紹介しています。②の前編では創造セッションでの高得点獲得技法を学びました。③の本最終編では、見落とされがちながら全体の50%を占める重要な「評価セッション」の完全攻略法と、SSランク獲得のための全体設計思想・学習ロードマップを詳しく解説します。
評価セッションは実は最も安定して高得点を狙えるセッションでもあり、適切な判断基準と訓練によって確実にスコアアップできる分野です。最終的なSSランク突破に向けた総合戦略まで、包括的にお伝えします。
前編・中編はこちらから!
住友商事対策!デザイン思考テスト攻略を商社内定者が徹底解説①(基礎編)
住友商事対策!デザイン思考テスト攻略を商社内定者が徹底解説②(創造セッション実践編)
住友商事対策!デザイン思考テスト攻略を商社内定者が徹底解説(評価セッション・総合編)
住友商事対策!デザイン思考テスト攻略を商社内定者が徹底解説②(創造セッション実践編)
住友商事対策!デザイン思考テスト攻略を商社内定者が徹底解説(評価セッション・総合編)
第6章 評価セッション完全攻略
6-1. 評価セッションで求められる能力
速読・要約力
まず表示されるのは、Who / Where / When の設定と、Why(ニーズ)とHow(ソリューション)の文章です。これを瞬時に要点抽出する速読力が重要です。
- Whoは誰か?
- 状況設定は現実的か?
- 何を欲しているのか?
- どう解決しようとしているのか?
短い文章ではありますが、初見で一発で意味を把握する訓練を積んでおきましょう。
構造分解力
特に優秀な受験者は、評価対象のアイデアを以下のように内部構造で捉え直す習慣を持ちます。
- Who → 立場や状況の妥当性
- Why → 願望の現実味・独自性
- How → ソリューションの新しさ・具体性・実現可能性
このように整理すると、評価項目ごとに冷静な判定が可能になります。
「想像力」と「厳密性」のバランス
評価セッションでは、「甘すぎる採点」も「厳しすぎる採点」もNGです。大切なのは以下の思考基準です。
- 共感性の判定 → 自分がその人物になった時「なるほど、確かにそう思う」と素直に感じられるか?
- 新規性の判定 → 既に世の中に類似のものが存在していないか?
- 実現性の判定 → 近い将来(5〜10年以内)に技術的に実現可能と思えるか?
この「感覚的な直感」と「論理的な妥当性」を両立できるよう日頃から訓練しておくことが理想です。
6-2. 各評価観点の具体的判定法
ニーズ:共感性の判定基準
- Whoが特定されているか(曖昧な"誰か"は低評価)
- 具体的状況描写があるか(情景が目に浮かぶか)
- 感情的共感を呼び起こせるか(なるほど、困るよね…と感じられるか)
ニーズ:新規性の判定基準
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