【3分選考対策】博報堂の本選考対策まとめ
2022/09/30
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目次
博報堂に内定する3つのポイント
こんにちは、外資就活 マスコミ・広告チームです。
今回は広告代理店業界の中でもその事業内容や社風で高い人気を誇る博報堂に内定するための選考対策をお伝えします。
・難しい問題に対し素早く答えを出せる頭の良さ
・自然体で信頼関係を築くことができる素直さ
・困難に直面してもやり抜くことができるガッツ
博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ 23卒 本選考レポート
博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ 22卒 本選考レポート
博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ 21卒 本選考レポート
難しい問題に対し素早く対応できる頭の良さ
博報堂の選考を突破するには、難しい問題に対し素早く答えを出せる頭の良さが必要です。
社員に対して「頭の回転が速い」「鋭い」といった印象を抱いた内定者が多く、頭の良さが社員の共通点となっていると考えられるからです。
また博報堂の選考では 質問の数が非常に多く、難しい質問にも素早く回答する ことが求められます。
面接ではよく考えながら、端的に話すことを意識しましょう。
自然体で信頼関係を築くことができる素直さ
また、自然体で信頼関係を築くことができる素直さも重要です。
社員に対して「距離を感じさせない」「非常にフランク」といった印象を抱いた内定者が多く、素直さが社員の共通点となっていると考えられるからです。
また博報堂は「粒ぞろいより粒違い」という考え方を掲げており、 自然体で話すことで伝わる「自分なりの良さ」を評価する文化がある と考えられます。
面接では格好をつけたり話を誇張したりせず、ありのままに話すことを意識しましょう。
困難に直面してもやり抜くことができるガッツ
さらに、困難に直面してもやり抜くことができるガッツも大切です。
内定者には学生時代に困難な経験、苦しい経験を乗り越えてきた学生が多く、選考においても 意志の強さが見られている と考えられるからです。
その一方で似たような経験をした学生は少なく、それぞれがユニークなバックグラウンドを持っていることが特徴となっているようです。
面接では自分の意志で行動しやり抜いた経験を、自分の言葉で話しましょう。
選考フロー
博報堂では年3回選考が行われています。
博報堂の新卒採用ページで紹介されている通り、夏・冬のタイミングでは原則として、インターンシップを経由した選考となっており、インターンシップ参加者に対して早期選考が行われた後、内定出しが行われます。
また各インターンシップや選考ごとの応募有無や結果については、後の選考にはあまり影響しないので、ご自身の好きなタイミングで選考に臨むことができます。本コラムでは 春に行われる公募選考 に焦点を当てて解説します。
エントリーシート(ES)・筆記試験→キャリアディスカッション①(1次面接)→キャリアディスカッション②(グループディスカッション)→プランニング課題→キャリアディスカッション③(2次面接)→内定
公募選考の選考フローは上記の通りです。以下で詳しく解説したいと思います。
エントリーシート:自分らしい言葉で
・時期:3月
・設問内容:
(1)ゼミ・研究室等、学業の内容(日本語150字以内)
(2)クラブ・サークル活動(日本語150字以内)
(3)趣味・特技等(日本語200字以内)
(4)資格等(日本語150字以内)
(5)あなたが博報堂/博報堂DYメディアパートナーズで実現したいことや経験したいと思ったことを300字以内で記入してください。
(6)これからの人生で達成したいことや社会の中で生み出したい成果、将来にわたって大切にしたいライフスタイルなど、あなたの中長期的なビジョンを最大3つ、各30字で表現してください。*
(7)あなたのこだわりや、判断軸となっている価値観など、人生において原動力となっているものを最大3つ、各30字以内で表現してください。
そしてそれらをまとめて、あなたの"等身大の個性"を表す言葉を30字以内でつけてください。(※原動力は一見矛盾する内容でも構いません。)*
(8)あなたの人生や日々の生活を振り返り、「あなたらしさ」が表れていると思う具体的なエピソードを最大6つ、各80字以内で教えてください。*
(9)あなたの個性や自己PRが表現できる写真を3枚添付してください。
(※各写真に20文字以内の説明書きも加えてください。それぞれの写真には必ずあなた自身が映り込んでいる写真にしてください。)
(10)・博報堂/博報堂DYメディアパートナーズの希望度合を教えてください。また、各社でチャレンジしたいことを各200字以内で教えてください。(※希望度合は合計10になるように記入してください。)
(*がついている設問は「パーソナルコアシート」内に記載し、提出。)
・結果通知方法:提出後1週間以内にマイページで通知
自分らしい言葉で
博報堂のエントリーシートでは、 自分らしい言葉で書くことを意識 しましょう。
言葉の選び方ひとつで、面白そうかどうかといった文章の印象が大きく変わってしまうからです。
自分で考え選んだ言葉を使いつつ、思い付きだと思われないよう理由も論理的に説明しましょう。
・20数年生きてきた中で、自分という人間が体験してきたこと、考えてきたこと、大事にしてきたことを自分らしい言葉で表現するように心がけた。
・「わたしは、〇〇です」の質問は、目立ってなんぼである反面、ただの思い付きにならないような説得力が必要。3つの理由がリンクして初めの〇〇に繋がっていくように考えた。
・かなり恥ずかしいワードチョイスをしたが、そのワードをチョイスするところが一番私らしいと思ったため、思い切ってこのまま提出した。優等生でいるよりも、挑戦する姿勢が重要だと思う。
・広告業界ということもあり、一言で最もインパクトを与えつつ自分のことを伝えることができるかどうかという点にこだわった。
筆記試験:最低限の対策を
・時期:3月(ESと同時期)
・試験形式:玉手箱
・時間:能力検査(計数・言語)・性格
・合格ボーダー:不明
・結果通知方法:ES通過と同時にメールとマイページで連絡
最低限の対策を
博報堂の筆記試験では他社同様、最低限の対策を行っておきましょう。
ボーダーラインは高くないと言われているものの、明確な基準は分からないためです。
玉手箱の同じ形式(時間が長いバージョンの図表の読み取り等)を受験できる他社に3月以降も10社以上エントリーして数をこなしたり、ナツメ社のオレンジ色のテキストで学習したりした。
キャリアディスカッション①(1次面接):笑顔で元気よく端的に話す
・時期:4月上旬
・社員、学生の人数:学生1人:社員2人
・時間:20~30分
・内容:
(質問内容)
・自己紹介
・パーソナルコアシートにつけたキャッチコピーの説明
・パーソナルコアシートの各設問への深堀り
・就活状況
・OB訪問の有無と感想
・3枚の写真のうち一番話したい写真はどれか
・広告会社と博報堂への志望理由
・希望職種について
・逆質問
など
・結果通知方法:1~2週間以内にマイページで連絡
笑顔で元気よく端的に話す
博報堂の1次面接では、元気よく笑顔で端的に話すことを意識しましょう。
参加する学生の人数が多く時間も短いため、印象が結果を左右する割合が少なくないと考えられるからです。
なぜ?に対する答えを持つ
また、なぜ?に対する答えを持つことも大切です。
1次面接から、「なぜ博報堂?」や「なぜこのキャッチコピー」と 自身の思考の背景について詳しく深堀がなされ ます。そのため、それらの問いかけに対して面接官を納得させる答えができなければ、「思い付きで話している」「博報堂への志望度が低い」と思われてしまう可能性があります。
・非常に笑顔で和やか。学生のいいところを引き出そうとしてくれる。
・博報堂に入ってやりたいことと、自分の過去の経験や自分の個性がリンクするように気をつけた。
・時間が短いので、笑顔で端的に話し、面接官と会話することを意識した。
・面接官の方々は、一緒に仕事がしたいかどうかという視座をもって学生を判断しているように思った。
キャリアディスカッション②(グループディスカッション):議論を良い方向に導く
・時期:4月中旬
・社員、学生の人数:学生4人(3チーム):社員5人
・時間:90分
・議題:あるテーマに関する新しい習慣を考え、若者をターゲットにしたビジネスプランの提案にまで落とし込むという内容。
・発表方法:はじめに10〜20分間個人ワークを行った後、グループで90分間ディスカッションを行い、代表者1人が発表。
・結果通知方法:1~2週間後にマイページで連絡
議論を良い方向に導く
博報堂のグループディスカッションでは、議論を良い方向に導く姿勢が大切です。
まとまりにくいグループディスカッションだからこそ、その中でより良い結論を出そうという姿勢が評価されると考えられるからです。
メンバーの間に立つ
また、メンバーの間に立つことを意識しましょう。
人数が多くひとりひとりの個性も強いため議論がまとまりにくく、その中で間を取り持とうとする姿勢が評価されると考えられるからです。
・面接官は巡回しているため、活躍している時に聞かれているかは運だと考える。自分は、ディスカッションの順序立て、方向修正、意見をまとめる役割だった。
・議論を良い方向へと導こうとする姿勢が評価されたと聞いた。GDでは定義付けやターゲットの決め方次第で、結論が大きく左右される。意見や考えに対しての根拠をしっかりと持つことが大切である。
・チームでのアウトプットを最大化にいかに貢献できるかが見られていると考えていたので、自分が今何をするべきなのかを適宜判断して、一歩引いた視点で議論に臨んだ。
プランニング課題:思考過程をわかりやすく書く
・時期:4月下旬
・試験形式:企業独自
・時間:2時間
・結果通知方法:単体での結果連絡はなく、2次面接の材料として用いられる
思考過程をわかりやすく書く
プランニング課題とは、「お題に対するビジネスプランの回答をマイページ上で行う」博報堂独自の試験です。プランニング課題では、世の中のある事象に対しての現状分析、それに対する新たなビジネスプランやそのキャッチコピーの考案が求められます。この課題が後の2次面接でも用いられることから、自分がお題に対して行った現状分析や立案したビジネスプランの内容だけでなく 内容の背後にある思考過程についても、面接官に伝わる様にわかりやすく簡潔に書く 様に心がけましょう。
・試験の内容を踏まえると、解答時間が2時間と長い様で短いので時間配分を意識すること、そして後の面接でも用いられるので自分の思考過程をわかりやすく書くことが大切である。
キャリアディスカッション③(2次面接):会話のテンポを意識する
・時期:5月中旬
・社員、学生の人数:学生1人:社員3人
・時間:30分
・内容:
(質問内容)
・自己紹介
・志望動機
・就活の軸について
・他に受けている業界&企業について
・内定先について
・価値観が形成されたきっかけ
・OB訪問で印象に残ったワード
・MPの志望理由とその詳細
・挫折経験
・苦手な人との向き合い方
・GDについて
・プランニング課題について
など
・結果通知方法:1~2週間以内に電話で通知
会話のテンポを意識する
博報堂の2次面接では、会話のテンポを意識しましょう。
面接というよりも会話に近い雰囲気で質問の数も多いため、素早く端的に答えられることが高評価につながると考えられるからです。
博報堂への本気度を伝える
博報堂の2次面接では、OBOG訪問の感想や志望職種、他業界との比較を通じて、学生が本気で博報堂を志望しているかを試される質問が頻発します。そのため、最終面接前には なるべく複数の社員さんにOBOG訪問 をして、 博報堂や志望職種への理解を深め 、それらを 自分の言葉で語れるようにしておき ましょう。
・初めは雰囲気にのまれそうになるが、非常に和やかだった。1次同様、学生の良いところを引き出そうとしてくれる。
・かなり年次が上の方々がずらっと並んでいて緊張したが、皆さん優しく会話のキャッチボールをしてくださった。
・厳かな雰囲気だった。広い会議室の真ん中に、怖そうな方が3人並んでいた。
・非常に丁寧に聞いてくださった。面接というよりも会話に近いイメージを持った。
・手応えはなかった。司会進行者、圧迫係、優しい係の役割分担がされていたように思う。しっかり3人の目をみて話すようにしていた。
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