「こんなに面白い仕事は他にない!?」 PEファンドの実務とは|連載:PEファンドを語る(1)

「こんなに面白い仕事は他にない!?」 PEファンドの実務とは|連載:PEファンドを語る(1)

2020/06/29

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はじめまして。Negotogatariと申します。

2000年代半ばの新卒就職時から一貫してバイサイドの投資関連業務に携わっており、途中米国へのMBA留学を経て、今はPEファンドでPE投資と呼ばれる仕事をしています。

この度、LiigaにてPEファンドの仕事やキャリアについて記事を執筆することになりました。PEファンドは、表に出ることがあまり多くはないですが、私は 世界で最も面白い仕事だと思っています 。そんなPEファンドの魅力や、就職を目指す方にとって参考になる情報を、発信していきたいと思います。将来的にはMBA留学にも触れていくかもしれません。

まず第1回として、「PEファンドの仕事とはどのようなものか」から始めたいと思います。

Liiga」では、皆様の少し上の先輩である若手社会人に向けたキャリアコラムを展開しております。本日は皆様が就活を終了した後に見える世界を、少し先にお届けします。

〈Profile〉Negotogatari 30代
慶應義塾大学経済学部卒、ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院にてMBA取得。新卒入社先では不良債権投資、PE投資、不動産関連投資などに携わり、転職を経た現在はPEファンドにてPE投資に従事。PEファンド、MBA、過去には投資銀行の面接官やセミナー講師も担当している。また本業のかたわら、PEファンド・MBA留学に関する情報発信や、キャリア相談なども行う。
▶Twitter:@negotogatari
▶Blog:寝言
▶外資就活相談室:Negotogatari
【目次】
・投資先の経営に参画し、企業価値を高める―。限られた期間での成果に“コミット”するのがPEファンド
・数年にわたる投資の出発点、PEファンドの「ソーシング」「DD」とは
・ガバナンス構築から現場での実行役まで。“腕の見せ所”となるバリューアップ活動
・数年間の成果、そして投資先の未来を決める「Exit」。成功案件は、キャリアの大きな財産に

投資先の経営に参画し、企業価値を高める―。限られた期間での成果に“コミット”するのがPEファンド

「ファンド」という言葉には様々な定義がありますが、大雑把に言ってしまえば、多くの投資家からお金を預かり、その資金を投資して利益を生み、投資家に分配する存在を指します。その投資対象が不動産であれば不動産ファンド、不動産投資信託の形であればREITと呼ばれますし、上場株式や債券に対して投資を行っている投資信託やヘッジファンドも「ファンド」です。

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