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Q.1 所属部門の紹介をお願いします。担当業務、職制/職階と各役職の職務内容はどのようなものでしょうか。
デロイトアナリティクスはデロイトにおけるデータ分析のコンピテンシーを担うチームとして位置付けられています。ここでデータ分析とは、データエンジニアリングや可視化、統計的解析、機械学習、又はこれらに関連するデータマネジメントやガバナンス等のことを指します。
我々が直接クライアントに対してコンサルティングを実施する場合も多々ありますし、一方で監査業務やデロイトトーマツグループのプロジェクトにおいて、データ分析や機械学習モデルの構築の部分を担うこともあります。
業務内容はプロジェクトによって異なりますが、大まかに「スタッフ(コンサルタント)」と「マネジャー」に分けて考えると理解しやすいと思います。スタッフはまずデータハンドリング、分析、レポーティング等を担い、経験を積むにつれて分析設計や、課題をどう解決すべきか、そもそも本当の課題は何かといった事を議論し整理するようになっていきます。
マネジャーはそれらに加えてクライアントリレーションの構築やデロイト内でのつながりの強化、プロジェクトマネジメント等を実施します。
ただし、全体の傾向としては前述のとおりではあるものの、スキルとモチベーションによって自分のできる仕事の幅を広げていける環境になっています。
Q.2 部門やチームのカルチャーをひと言で表現するとどのようなものでしょうか。
「多様性」です。スキル的にも文化的にも様々なバックグラウンドを持ったタレントが集まり、それが単に寄せ集めではなく、しっかりと連携し合いプロジェクトを推進しています。これはチーム内だけではなくデロイトトーマツグループ全体を見渡しても同じことが言えるのではないかと思います。
Q.3 ご所属の部門やチームについて、同業他社と比べて優れていると考えられる点をできるだけ具体的に教えてください。
分析技術を含めたテクノロジー領域に非常に力を入れています。デロイトアナリティクスという専門チームを2012年に立ち上げて以来、一貫してこの領域への投資を続けており、ノウハウと知見が蓄積されてきていることに加え、Risk Analytics on Cloud等の独自のクラウドサービスの提供を開始できるステージになっています。
また、研究開発を専門で担うチームとの連携が非常にスムーズです。彼らの知見や新規技術をすぐにコンサルティングの中で活かせるケイパビリティがあるというのは大きな強みになっていると感じています。
あと1点付け加えるなら、組織の風通しの良さです。上司、部下関係なく意見を言いやすい環境ではないでしょうか。
Q.4 ご所属の部門やチーム(もしくは会社全体)について、入社前の期待値を最も大きく上回ったこと、上回ることができていないことをそれぞれ教えてください。
一緒に働くメンバーの前向きさ、クライアントの期待に応えるためのプロフェッショナリズムはとても高い水準で、期待値以上でした。それぞれのメンバーは多様なバックグラウンドや価値観を持ち、またライフステージも異なり、プライベートの状況も様々の筈ですが、クライアントの課題解決のために、コンサルタントとして誠実に対応する心構えを持ち、継続し、実行する熱意を共通して持っています。
一方、期待値を上回っていないということではないのですが、大きく印象が変わったのは、監査法人という組織に対するイメージです。入社前は、「厳格で」「堅い」組織といったイメージを抱いていましたが、中に入ってみると人材も多様で、風通しも良く、大分イメージが変わりました。
Q.5 ご担当されている業務に求められるスキルセットとマインドセットを教えてください。
データサイエンティストには、ビジネス、データサイエンス、データエンジニアリングのスキルが求められると言われますが、我々のチームにおいても全く同じです。プロジェクトによって必要なスキルの濃淡はありますが、総括すれば前述のようなものになります。また、マインドセットについては、「誠実さ」が大切だと考えます。
自分の満足よりクライアントの成功を優先すること、自分の成果物に強い責任感を持つこと、考えをはっきり申し上げること、決して驕らないことが大切だと考えるからです。
Q.6 入社してからご自身が最も成長したと思うことを理由とあわせて教えてください。
職業人として、データ分析又はデータサイエンス領域を担う者として、あらゆる面で成長する機会に恵まれたと思いますが、それらはマインドセットの変化なくしてはありませんでした。志を同じくする人たちと共にプロジェクトに取り組む中で、より自分のマインドセットが強化され、それによって日々の行動が変化すると感じています。
Q.7 所属する部門やチームの人の育て方で、特徴的だと思うことはありますか。
特に経験が浅いうちは、様々なプロジェクトに関わりスキルアップをするとともに、知見を広げ自分の興味や適性を見つけてほしいと思っていますが、一方でやりたいことに「手を挙げる」ことでそれを実現できる土壌があります。
たとえば、チームの中にはコンサルティング業務に携わりつつ量子コンピュータに関するリサーチをする人がいたり、または2018年に設立したDeloitte Asia Pacificに関する業務をする人がいたりと、同じ職位にあっても希望に応じて様々な役割を担っています。
Q.8 所属部門の仕事について学生からどのような人が向いているか、もしくは不向きかを問われたら何と答えますか。
データ分析 x コンサルティングという領域で専門性を深めたいという強いモチベーションと、そのために自分で考え行動でき、それを持続できる人が向いています。ひと言で言えば熱意がある人です。
また、専門性や自分の軸を持ちつつも、興味の幅が広い人は向いていると思います。特にテクノロジーの領域ではそうですが、ビジネスを含めた社会環境の変化は激しく、それに敏感でありつづける必要があるためです。
Q.9 あなたが今後1年以内に仕事で成し遂げたいことを最大三つまで、その理由とあわせて教えてください。
2つあります。まず何よりも現在実施しているプロジェクトを成功させたいです。これは最優先事項です。
2つ目は組織に関することです。多少のメンバーの入れ替わりはあるもののデロイトアナリティクスは発足以来、継続して拡大しています。当然のことながら、組織の在り方も徐々に変わっていきますが、継続して各々が存分に能力を発揮し、能力を伸ばしていけるチームであるために、組織の仕組みやコミュニケーションの仕方、カルチャー等を作っていきたいと思っています。
Q.10 就職活動中の学生に、人生の先輩としてメッセージをお願いします。
就職活動は大変な面もあると思いますが、様々な企業を調べ、人に会い、話を聞ける良い機会です。見聞を広め、考え尽くして選択をしてください。
また、徐々にプロフェッショナルとしての心構えを意識して生活すると良いでしょう。心構えは一朝一夕で身につかず、時間がかかります。少しの差は、いずれ大きな差になり、いつしか埋めがたい差になっていきます。
皆さんと一緒に切磋琢磨できる日を楽しみにしています。
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