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富士通社員インタビュー!「まだ王者のいないMobility領域で勝負できるやりがい」

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〈Profile〉
成田雄紀(なりた・ゆうき)
富士通株式会社 Mobility IoT事業本部。
慶應義塾大学法学部卒業。
2012年4月、新卒として入社。
自動車を中心としたMobilityから収集できるデータを機軸に、業界の既存枠組を超えたMobility as a service(MaaS)企画を担当。今後拡大が見込まれるMaaS市場に向けたニーズ調査・顧客対応を行い、顧客の実際のニーズに応じたサービス企画とグローバル展開を狙う。
(掲載内容や肩書は2017年11月の取材当時のものです)

 

最前線領域で活躍する若手社員が語る、魅力と強み

こんにちは、外資就活 メーカーチームです。

近年さまざまな分野で活用され事業領域の広がりを見せているICT業界。「IoT」というワードはよく耳にされる方も多いと思いますが、今回はその中でも「Mobility」という最前線領域で活躍されている富士通社員の方にインタビューをしました。

これから成長が見込まれる分野で働く魅力や富士通ならではの強みは何でしょうか。

「文系だけどICT業界に興味がある」「そもそもICTとは何?」という方にもわかりやすく仕事内容を語っていただきました。

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富士通 Mobility IoT事業本部 成田さんご紹介

――初めにご自身のこれまでのキャリアをお聞かせください。

成田:新卒で富士通に入り、6年目になります。入社して1年目は 総務部門に所属し、システムエンジニアが開発を行うプロジェクトルームの構築立ち上げ・管理を担当していました。2年目からは製造業のお客様を担当する営業部門に所属し、自動車業界団体様対応・自動車業界向けソリューション拡販・新規ビジネス検討を担当しました。

4年目からは現在のMobility IoT事業本部の事業企画統括部に所属しています。主にMobilityに関わるサービス企画・商談支援を担当しています。

ICTの既成イメージをくつがえす、「温かみ」「泥臭さ」にひかれた

――学生の頃からICT業界に興味があったのですか?

成田:もともとICT分野に絞って就活をしていたわけではないです。大学時代は、漠然と、人の興味や心を動かせる仕事に携わることで社会に貢献したいと思っていました。

就職活動を進める中で、ICT業界は社会貢献ができるのに加え、業界・技術の進化スピードが速く、将来更なる成長が見込めると感じました。この業界に身を置けば、元々自分が描いていた社会貢献に携わりながら、自分も更に成長できると考えるようになったのです。

――なるほど。ちなみにICT業界については、就活中どのように勉強されていたのですか?

成田:法学部なので情報系に強かったわけではありません・・・。ただ就活中のICT業界各社のセミナーに参加することで、ICT業界の雰囲気や事業内容、ビジネスモデルについて情報収集することで、イメージを膨らませていきました。

――ICT業界の中で、富士通に入社を決めた理由は何ですか?

成田:面接時に、面接官の方が「富士通はICTの会社だが、人とICTのつながりを大事にしており、機械的ではなくいかに人に優しい支援を実現できるかを重要視している」と強く仰っていたところです。ICTには若干“冷たくドライ”なイメージがあったのですが、お客様起点で温かく・泥臭く貢献している社風を聞き、共感したので入社を決めました。

――“人に優しい”とはどういうことですか?

成田:富士通はCMなどで、「Human Centric」という言葉を使っています。「人に優しい世界をICTで実現していく」というのがコーポレートメッセージになっています。全てが自動になっていくことで人を排除するのではなく、人が過ごしやすい、暮らしやすい環境を作るためにICTを活用するという方向性を目指しています。そこが富士通の考える“人に優しい”ということですね。

自社のビジネスを最前線で体感

――お仕事について伺います。産業営業部門でのお仕事はどんなことをしていたのですか?

成田:産業営業部門というのは富士通でいう製造業を担当する営業部門のことです。

鉄鋼、印刷、化学、電機などを筆頭にモノづくりを行う業界のお客様を担当する営業部門で、自動車業界もこの中にも含まれています。

富士通の営業として私は、お客様へシステム開発、運用保守、業務改善といったシステムのパッケージ提案やコスト削減に向けた改善のご提案を行っていました。

――富士通ならではの営業の特徴はありますか?

成田:一般的にはメーカーだと物販になるため、目に見える有形商品を販売します。また、例えば金融業界であれば金融商品を販売するため、目に見えない無形商品を販売します。富士通では、モノ+システムという観点で、その両方の商品を取り扱うことが出来る点は特徴です。

パソコンやサーバーなどのハード製品も販売しますし、システムなどのソフト製品も販売するのが総合ICT企業である富士通の特徴です。

――無形、有形どちらの商品も扱っている面白さはありますか?

成田:まず有形商品は使っていただくイメージを目で見せることができます。一方、無形商品を提案する際は、導入の効果を数字で見せる必要があり、これが難しいです。しかし、両方の商品を組み合わせたご提案ができる点が面白いですね。

――お話を戻しますが、自動車メーカーへの営業は、1人の方が担当の会社を何社も持っているのですか?

成田:1人で担当するお客様は、基本的に1~2社です。まず自動車メーカーの営業担当がいます。さらに自動車業界は部品を製造する会社も数多く存在しており、部品メーカーも担当領域です。これらの企業様を1社あたり1人もしくは複数名で分担します。

――営業の仕事をやってみてどうでしたか?

成田:総務部門では会社の構造や管理側の視点を見ることはできますが、自社のビジネス面が見えづらかった部分がありました。その点、営業はビジネス面を最前線で見て肌で感じることができたので、そんなビジネス視点を体感できたのは良かったです。

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可能性が無限大のMobility。いかに仲間を増やすか

――今の部署のMobility IoT事業本部ではどのようなことをしているのでしょうか?

成田:自動車を含めたMobilityから収集できるビッグデータをどう分析・活用、することで次のビジネスへ展開するか検討しサービス企画を行っています。

Mobility IoT事業本部は2016年に発足し、そのタイミングで私も前部署から異動してきました。

Mobilityの定義としては、自動車、バイク、三輪車、公共交通機関の電車、船、バス、さらに建機も含まれます。これらのものから得られるデータを利用して、MaaSを企画する仕事です。

自動車も携帯電話と同じでネットワークにつながるIoTの時代が来ていると言われています。車がネットワークにつながると、車で検知・収集するデータが全てセンターに蓄積されていきます。例えば車が今どこにいるのか、スピードは何キロか、急ブレーキを踏んだか、ワイパーを動かしたかなど、全ての情報が車を経由してセンターに集まります。

現在は、そのビッグデータを分析、活用することで可能となる次のビジネスを考えています。

――具体的な案件をお話しできる範囲で教えてください。

成田:Mobilityのサービスでいえば例えばUberがあります。まだ日本では法規制の問題もあり浸透していませんが、北米やアジアなどでは普通に使われています。また、アジアではGrabという会社が、乗り合いタクシーのサービスを行っています。これらは1人のお客さんだけでなく、複数人を車両に乗せながら、それぞれの目的地で降ろしていくというライドシェアのサービスへと広がっていきます。このようなMobilityのサービス企画をおこなっています。

――今の仕事のやりがいは何ですか?

成田:Mobilityが担える領域がどんどん拡大しているなか、まだ王者はいない状況です。だからこそ、富士通がどれだけこの領域に食い込めるかをリアルタイムに体感できるところです。

――今は何社で争っているのですか?

成田:一概には言えません。というのも、これまではICT領域はICT業界内の企業だけで争っており、競合相手の数も限定されていました。しかし今はApple・Google・Amazonといった急成長するICTベンダー、パナソニックなどの家電メーカー、トヨタ・日産といった自動車メーカーに加え、各所ベンチャー企業が業界の垣根を超えて競い合っている状況です。

しかし1社で全ての分野を担っていくのは難しいため、いかに他社と協力し、仲間を増やせるかが重要になってきます。そこにどこまで入り込めるかが、この1、2年で重要なところだと感じています。

――他社と違う富士通ならではの強みはありますか?

成田:国内最大級のクラウドセンターを構えているので、それを活用しながら支援が可能です。また、MaaSサービスとしてSPATIOWLというブランドでサービス提供を行っています。

さらに富士通のグループ会社には、車載機器を取り扱うメーカーもおり、どんな運転をしていたか傾向を記録することも可能です。富士通本体とグループ会社との掛け合わせで顧客支援ができるのは強みですね。

――Mobilityのサービスとしてはどんなものがありますか?

成田:テレマティクスが挙げられます。例えば、カーナビをネットワークでセンターにつなげ、常に地図やお店の情報などを最新化しながら情報提供を行ったり、先程の車載器から収集できるデータを活用した安全運転診断を行ったり、ドライバーが急病になった際に病院などへ緊急連絡が飛ぶeCallと呼ばれるものなどがあります。

また、交通の可視化という視点もあります。渋滞情報や遅延予測、画像解析などを行います。例えば交差点にカメラを設置して、事故が発生した際にその瞬間の画像を察知し分析することで、渋滞や遅延の予測に繋げることができます。

――Mobilityは日本と海外どちらが進んでいるのでしょうか?

成田:MaaSの領域では欧米が先行しているところがあります。なぜならアメリカはテレマティクスサービスベンダーという専門の別事業体が存在し、早期からこの領域に着手しているからです。

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王者がいない領域のビジネス企画。だから営業時代の経験が活きた

――全体的な質問に移らせていただきます。富士通だからこその強みは何ですか?

成田:富士通は幅広い業種のお客様とお付き合いさせて頂いております。社内には、各業種のノウハウを持つ社員がいるので、いつでも連携できることが強みです。業種チャネルを広く保有しているため、お客様同士のリレーションがなくとも、富士通が間に入りながら、協業して新規ビジネスを提案することができます。

――これまでの仕事の中で一番やりがいのあったことは何ですか?

成田:繰り返しにはなりますが、まさに今やっていることですね。王者がいない、つまりまだ主導権を誰にも握られていない領域で、ビジネスの企画ができることはやりがいですね

――逆に大変なお仕事は何ですか?

成田:それも今やっている仕事ですね。ライドシェアなど新たな取り組みが多いので、既存ルールがない中で検討を進めなければならない場面が多々あります。登場する関係者も多く、複数の立場の方々の意見を纏めていくこともとても重要なため、折衝能力も求められると考えています。

また、新しい領域への取り組みなため、細々と開始しながら社内外問わず仲間を集めていく必要があるので、大きなチームを構築していくことが大変です。

――専門的なところはどのように勉強しているのですか?

成田:分からないことがあればその都度調べるといった地道なことは継続しています。また当社は多くの仲間が所属しているため、どんな疑問点も相談できる社員が必ずどこかにいるので、知見を頂きながら勉強させてもらっています。

またMobility領域の先進企業が何をしているか、日々のニュースを見ることで、トレンドを把握しています。

――会社にはどんな方が多いですか?

成田:困ったときに話を聞いてくれる人が多いです。一人で考えるなら聞いたほうが早いです。そんな相談を冷たくあしらう人もいないです。

――部門異動は多いですか?

成田:入社後、一つの業界・領域でキャリアを積み重ねて行く方がこれまでは多い印象でした。ただ社内募集や社内ポスティングなどの制度があり、キャリアの幅を広げるために異動したい意思を示せば、そのチャンスはあります。

また、近年では営業の中でも業種(金融・公共・流通・社会基盤など)をまたぐローテーションに力を入れています。業種を変えながら、キャリアアップを進めていける土壌があると感じています。

――以前の営業の知識が今活かせていますか?

成田:活きていると思います。自動車業界にはどんなプレーヤーが存在し、業界サプライチェーンの構造や、自動車のライフサイクルなども営業時代に先輩から学びました。自動車がネットワークにつながるコネクティビティの世界も同様です。これらの知識は今のサービス企画に活用できていると確信しています。

また営業は調整事が多い仕事です。社内のSE、開発、販推、調達、経理など、さまざまな立ち位置の方々を同じ方向に向かせることでプロジェクトを円滑に推進するのはとても重要であり難しいことだと考えています。だからこそ、これまで培ってきたスキルを活かし今も取り組めています。

「富士通」の名前は海外でも有名。だから若手も海外で活躍するチャンスがある

――海外での仕事はありますか?

成田:ビジネスに応じて海外拠点への駐在や、出張でプロジェクト対応することもあります。若手でも、自己主張しながら業務に励むことで、挑戦できる環境があります。

――富士通には、「海外では有名だが日本にはまだ浸透していないもの」を取り入れようとするカルチャーがあるのでしょうか?

成田:世界で普及していくと予想されるものについては、トレンドを見ながらチャレンジしてみるマインドはあると考えています。また、富士通はグローバル拠点があるため、現地メンバーとコミュニケーションを取れる点も強みです。

――富士通に入って良かったと思うことは何ですか?

成田:良くも悪くも規模の大きな会社ですので、お客様に名前を知っていただけていることが多いのは有り難いことだと感じています。だからこそ、困ったときにお客様からのご相談や、ご提案・情報提供などのきっかけを頂くことができ、お客様へ貢献できるチャンスが得られる点は良い点だと思っています。

お客様も各業界の大手企業様が多く、一年目から大きな企業様を相手に活動できることは魅力です。また国家規模のプロジェクトや、社会インフラ構築などの業務に携わることができるので、自分が貢献できる規模や可能性は大きいです。自分一人ではとても実現できないようなことを、お客様と共に当社で実現できることは素晴らしいと思います。

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文系でも一切問題ない

――こんな学生に富士通に入って欲しいというのはありますか?

成田:会社にはさまざまな業界に精通している方がいるので、最初から専門性がないから無理と思わないでほしいです。分からないことは自分で調べたり、聞きに行けるような主体性を持った学生の方々がいいですね。

――ICT業界の中で各社をどう見比べればいいでしょうか?

成田:ポイントは会社のカラーに自分が合うかどうかです。説明会や社員の雰囲気が自分の肌に合うかどうかを見極めるのも一つの方法です。

同業他社で似ているような部分はもちろんありますが、注力している部分は各社違います。社会インフラ/IoT/サービス/AIなど々、同じICTでも注力しているところは異なるのです。そこを比べながら見てみるのも面白いと思います。最初は差が見え辛く難しいかもしれないですが、チャレンジしてほしいです。

――富士通に入社される方の特徴はありますか?

成田:色々な学部学科出身の人がいます。ICTは幅広い分野と関わるため、様々な学部の人に入社して頂きたいです。

――文系でSEになる人もいますか?

成田:もちろんいます。研修で基礎的なことは学べますし、スキルを身につけられるカリキュラムが充実しています。また、どの部署でも2年間トレーナーがついてくれます。

――2年間もですか?

成田:はい。富士通は人を育てる文化があります。仮に部署やチームが変わったとしても2年間はトレーナーの方がついてくれます。人脈作りもその方を通じて教えてもらえます。富士通は歴史が長く、代々その文化が受け継がれているのでトレーナーのトレーナーが社内にいることもあります。

また新しい技術が入るたびに研修があるので、随時フォローしてもらえます。入社して3年ぐらいたつと、誰が文系か理系か分からなくなるくらいです。

――研修がすごくしっかりされているのですね。

成田:他社からも内定をもらいながらも富士通を選んだ学生の中には、入社を決めた理由の一つに研修がしっかりしていることを挙げる学生も多いです。

――学生のうちにやっておいたほうがいいことはありますか?

成田:情報系の技術を学べる機会があるならば、学んだほうがよいと思います。入社当初からそういう感覚を持ち合わせていると、営業職でも非常に有利ですね。

また業種や領域が幅広い会社なので、どういう分野に携わりたいかを事前に考えておくことも大事です。面接時や内定後に配属希望を伝えることができれば、そういう分野に配属されるチャンスもつかめます。

――学生へのメッセージをお願いします。

成田:就職活動の時期は、フラットな気持ちで社会人の方々に話を聞くことができ、幅広い可能性を持っているタイミングです。だからこそ、皆さんそれぞれの視点で、自分の感性を磨きながら色々と比べてみるのが重要です。今、インプットされた情報は将来的にも必ず活かされるはずです。

ですので「この業界は自分には向いていない」とすぐに判断するのではなく、少しでも「調べてみたい」「聞いてみたい」と思ったら、是非一歩前に出て実行してみてください。

おわりに

いかがだったでしょうか。難しいイメージのあるICT業界ですが、今後さまざまな分野での発展が見込める領域の話はとてもエキサイティングですね。

一つの会社にいながらさまざまな業界に関わることのできる魅力的なお仕事です。教育制度がしっかりしているため、現段階ではICT業界に詳しくない方でも活躍できるチャンスが十分にあります。


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