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理系院卒からテレビ局の記者に「私の就職体験」

こんにちは、外資就活 マスコミ・広告チームです。

今回は理系院卒出身からテレビ局の記者になった方にインタビューをしました。テレビ局の試験ってどうなっているの? という疑問や理系や院卒など就活との両立が難しい! という方などいろいろな悩みがあると思います。

今回はNHKと大手キー局の2社で記者として実際に働かれていたBさんにインタビューをさせていただきました。テレビ局の就活や、実際の記者の仕事内容、NHKと民放の違いなど解説します!

理系院卒からのマスコミ受験

ーーまず初めにこれまでの経歴をお伺いしてもよろしいでしょうか?

Bさん:理系出身で大学院まで進み、NHKで記者職として働きました。その後は大手キー局に移り、そこでも記者をしていました。

ーー大学院まで進まれていたということですが、どんなことを研究されていたんですか?

Bさん:睡眠の研究をしていました。睡眠とQOLについて海外の学会等で発表もしていました。

ーー理系院卒ですと研究もあり、就活との両立は難しそうですが、実際どうでしたか?

Bさん:すごく大変でした(笑)。実習で忙しく、課題や就活にと睡眠時間は1日3時間ほどの日々でした。

ーーそうですよね・・・。また理系院卒でマスコミ就活とは珍しいですが、きっかけは何でしたか?

Bさん:きっかけは大学3年生の秋に参加したあるインターンです。そのインターンで伝える楽しさを実感しました。また人事の方にも「伝える仕事が向いているのでは」と言っていただき、伝えることを仕事にできるマスコミを意識し、最初は学部時代に就活しました。

しかし時期的にマスコミ就活を始めるのは遅く、民放キー局は終わっているところもありました。大学3年の選考で某大手放送局を受け、最終選考まではいったものの、内定を得ることは出来ませんでした。

ーーその後はどうしたんですか?

Bさん:その後は医療関係の資格を取り、大学院に進学しました。しかし医療の現場に入って、「閉鎖的」であると感じたんです。

ーー閉鎖的といいますと?

Bさん:現場での取り組みってあまり正確にメディアに取り上げられていなかったんですよ。当時、世の中で映し出されている医療現場は誇張され、暗いイメージでした。実際はそうではない! 本当のことを伝えたいという思いが芽生えました。

その後、学部時代の研究を海外で発表する機会もあったため、修士課程に進学しましたが、就職は医療の道ではなくもう一度マスコミを目指すことにしました。

ーーなぜ新聞社や通信社ではなくテレビ局を選んだんですか?

Bさん:新聞より、映像のほうが目で見て分かりやすいからです。

また当時あるニュースキャスターの方に憧れていたので、テレビがいいなと思っていました。その方が出版された本も読んだりしていました。

実際の試験

ーー実際の試験はどんなものでしたか?

Bさん:記者職では、筆記試験、1次面接は面接官1人対1人の面接を2回、2次面接も面接官1人対1人の面接を2回、その後1日グループワークを行い、また個人面接。その後に最終面接でした。NHKの面接は20分の個人面接なので自分のやりたいことを正確にしておく必要があると思います。

ーー具体的にどんな対策をされましたか?

Bさん:本を沢山読みました。現場について書いている本です。ジャーナリストカフェみたいなものも参加しました。

またOBOG訪問は沢山した方がいいと思います。記者はどんなことができるのか、学生が思い描いている仕事との違いはあるのかなどきちんと理解したほういいです。私は理系院卒で先輩に記者がいなかったため、面接の逆質問で聞いていました。

ーーESはどうしていましたか?

Bさん:ESは難しいと思います。しっかり絞っていると聞いたことがあるので。書くときに自分はどんな問題意識を持っていて、どうしたいと思っているか考えを持っていることが大事です。

ーー面接対策はどうしていましたか?

Bさん:自分がやりたいことを人に話す訓練をしていました。人に話していると自分の考えの整理ができます。面接時間が長いので表面だけでは勝てないので、何で自分はこうしたんだろうと落とし込むようにしていました。

ーーマスコミ受験において理系や院卒が不利と感じましたか?

Bさん:学会発表と被ったりするので時間的には不利だと思います。私も大学院時代はNHKしか受けることができませんでした。周りで就活している人もほぼいないですしね。

あと変なプライドのある学生は難しいと思います。「これしかやりたくないです! 」と言い切ってしまうと、配属によって希望が通らないことも多いため、希望じゃないけどどうする? と思われてしまいます。最初は「サツまわり(警察取材)」から始まることが多いですし、やりたいことがすぐに出来るわけではないです。

ーーご自身のどのような点が採用に繋がったと思いますか?

Bさん:社会を変えたいという軸をESから面接までぶらさなかったことだと思います。あと素直に人の意見を聞けることですね。

実際の記者の仕事

ーーNHKではどんなことを取材されていましたか?

Bさん:状況に応じて何でも対応していました。基本的に、自分の担当地域でデイリーニュースと呼ばれる1分程度のニュース毎日2本書いていました。例えば〇〇博物館が〇周年だったり、あさがお農家が出荷を始めましたみたいなのです。

その他にも自分の興味のある発達障害や夏ばて、睡眠などの医療・福祉分野の企画を提出し、3分~7分程度の番組を作りました。またNHKは災害報道や選挙報道に特に力をいれているので、災害が起これば、いつでも取材に出かけます。

ーー民放ではどんなことを取材されていましたか?

Bさん:事件・事故を取材していました。内勤では新聞チェックや、記事と写真をつなぐ仕事を。また状況に応じて事件現場に行き、その周辺の人に「あの人はどんな人でしたか? 」などの質問していました。

ーー1日のスケジュールはどのような感じでしたか?

Bさん:NHK時代は取材がない日はネタ探しや担当エリアに行っていました。取材のある日は準備をして取材、記事を書いて、夜には次の日のネタ探しをしていました。泊り勤務などもありました。

民放時代は新聞チェックに始まり、昼や夜のニュースに向けて、つなぎという「ここの原稿のタイミングでこの写真を使ってください」など記事と映像をつなぎ合わせる作業をしていました。それに合わせて事件や事故が起きたら電話取材や現地に駆けつけました。

ーー印象的な取材はありますか?

Bさん:障害のある子供を支える家族会への取材です。放送への反響がとても大きく、「障害がある自分の子供を隠していたけど、隠さず、生きていこうと思います」「一歩踏み出すことができました」というご意見をいただくことができました。放送がきっかけとなって全国で同じような活動が広がり、自分が取り組んだことが社会を動かせたのだなという実感を持つことができました。

他にも、私が取材していた福祉分野で、県から予算がおりるようになったり、発展途上国で活動する女性の番組を放送した後には、現地に視察に行く人や活動を支援する人が出てきたりとテレビの影響力を感じました。

テレビ局の記者は本当に、社会に与える影響力が大きく、社会の意識を変えることのできる仕事だと思いました。

ーーやりがい、面白かったことは何ですか?

Bさん:自分の思いをカタチにできて、その影響力が大きいことです。また取材する時にデータや現状を調べるのでいろいろな分野の勉強ができます。

さらに取材相手に変化を起こせます。例えば障害を持つ子供を取材していくうちに、その子供が笑うようになってくれたり。そうすると親御さんも喜んでくれるようになりました。

記者は良い意味でも悪い意味でも「はやり」を生み出すことができる影響力の大きい仕事です。

ーー逆に辛かったことは何ですか?

Bさん:まだ容疑者の捕まっていない現場で1人で取材を命じられたことです。非常に怖かったです。また8時間くらいずっと待機して遺族に取材をするのも大変でした。自分が遺族の立場だったらと思うと、初めての取材の時はマイクを向けるのをためらいました。

ーー実際に記者になってみて、イメージと違っていたことはありますか?

Bさん:思ったよりも凄く地味ということです。自分が主導権を握ってかっこよくやれる! すぐに海外に行ける! というわけではないです。カメラマンさんに怒られたり、ひたすら電話をかけつづけたり、コピーをとったりと何でも屋です。

ーー活躍する記者の人はどのような人でしょうか?

Bさん:体力、精神力、忍耐力がある人です。また最初から狭い視野でしか物事をとらえられない人には向いていません。可能性を信じる人が活躍していると思います。どこの会社でもそうですが『できない』は通用しませんので。

テレビは、映像がないと成り立たないので、タイミングや運なども大事です。私も福祉関係の取材時に、たまたま県庁に落ちていた一枚のパンフレットから取材先を見つけられたという経験があります。また記者一人では、できることは限られていますので、カメラマン、現場に向かう運転手、自分の取材やカメラマンの映像を編集する編集者などチームワークも必要です。

ーー理系の経験が活かされたことはありますか?

Bさん:NHKでは活かせました。NHKは企画から全部自分でやるので、担当地域の中で自分の興味のある医療・福祉をネタに取材をしていました。

テレビ局の記者を目指す学生に向けて

ーー記者という仕事の理解を深めるために学生がやっておいたほうがいいことはありますか?

Bさん:自分の好きな記者や解説者など尊敬する人の人物像があると良いと思います。その人が書いた本などを読むと、仕事内容を理解する助けになりますし。

また自分の興味のあることをやり続けることです。そして記者職は常に社会に対して問題意識をもつことです。

ーー学生に向けてのメッセージをお願いします

Bさん:記者という仕事を通して本当に視野が広がりました。社会を変えたい人や、社会に問題があるという想いがある人は記者に挑戦してほしいです。挑戦していく中で自分が記者に適性があるかどうかも見えてくると思います。

おわりに

いかがだったでしょうか。今回のインタビューを通して、理系院卒でもしっかりと自分の想いを形にできればマスコミ就活も可能だと感じました。就活に割ける時間は少ないかもしれませんが、沢山受けるよりも記者職への理解を深め、自己分析の時間にしっかり使うというのも一つの戦略です。またNHKや民放、新聞社や通信社など自分はどのメディアで伝えたいかしっかりと根拠をもって話せるようにしましょう。

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