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これなんて答える? 奇問だらけのマスコミエントリーシート(ES)対策

マスコミのESは変わってる?

こんにちは、外資就活 マスコミ・広告チームです。

今回はマスコミの中の出版社(小学館、集英社、講談社、新潮社など)やテレビ局(テレビ朝日、テレビ東京、日本テレビフジテレビTBSなど)の採用選考のうち、エントリーシート(ES)について取り上げます。マスコミといえば手書き、量が多い、変わった質問の連続という印象だと思います。しかも応募は何千、何万通にものぼり、その中で戦っていかなくてはなりません。そこで今回は少しでも書きやすくなるコツをお伝えします!

マスコミといえども、基本が大事

マスコミだからと気構えてしまいますが、基本的に気をつけなくてはならないことは他業界と変わりません。むしろ手書きだからこそ修正が難しいです。気を引き締めましょう。

誤字脱字はアウト

誰もそんなことしないでしょと思うかもしれませんが、うっかり漢字や送り仮名を間違えてしまうのはよくあります。マスコミのESでは好きな作品や気になる有名人などを書く欄もあります。そこで作品名を間違えたら、本当に好きなの? と思われたり、そもそも作品を出している会社に失礼ですよね。分かってはいても再度確認することが重要です。

ストーリーの説明をしない

出版社やテレビ局のESには好きな作品を書く欄があります。なぜ好きなのか説明する際、作品のストーリーを書いてはいけません。「〇〇(登場人物)が〇〇するシーンがあるのですが」などと書いて満足しないことです。そのシーンの何に感動したのか、どう感動したのかが個性を出すポイントです。主人公の成長なのか、思いもしない展開なのか、何がよかったと思うのかをはっきりさせましょう。

文は短く、端的に

マスコミESは質問も多く、枚数が4枚、5枚にのぼることは当たり前です。また大量のESが送られてくるわけですから、最初の1文目で何が言いたいか伝わっていないと面接官は続きを読んでくれません。エピソードを説明するよりも結論をまず始めにいれましょう。また1文が長くなってしまうのも注意です。目安として1行半を超える1文は切ることをお勧めします。

「~と思います」の多用

ついつい使ってしまう表現の一つ。しかし本当に必要ですか?ESは自分をアピールする場です。全ての設問で自分が思っていること、感じていることを表現します。その度に、「~と思います」と書いていたら字数もかさみますし、どこか幼い印象を与えてしまいます。特に記者や編集者を目指す就活生は書くことが将来の仕事になっていきます。人に読ませる文章にしましょう。

人に見てもらう

恥ずかしいから見せたくない! という気持ちもありますが、人からアドバイスを貰いましょう。特にマスコミ業界で働く人がベターです。マスコミは面白く、お金になるような企画を自分で立てなくてはいけない仕事です。業界人から見て、これは面白い! けれどもよくある話だよねというのがあるはず。特殊な業界だからこそ基礎に返って、アドバイスを求めましょう。

会ってみたい! と思わせる答え方

何千、何万ものESの中から「会ってあげてもいいな」と面接官に思わせることが重要です。また、その後の面接でも話をするのは現役のディレクターや編集者、記者。良い意味で突っ込みどころがある人でないと、刺激的な日々を過ごしている業界人の印象には残らないでしょう。

また同じこと書いてるよと思わせない

面白いことが大好きなマスコミだからこそ「何だこれは?! 面接で聞いてみたい!」と思ってもらえるような自分にしかないエピソードを散りばめましょう。私自身、これは聞いてほしい! といった、他の人と違う、ちょっと変わった経験を書き、狙い通り毎回面接で触れられていました。

また志望動機を「好き」にとどまらせないことも重要です。好きだから受けているのは当たり前。テレビや本で自分がどう変わったのか、どんなものを将来作っていきたいのか書きましょう。

幅の広さを見せる

質問量が多いですが、その分色んな自分をアピールする場です。具体的には10個ほど自分を表すセンテンスを用意し、ESに当てはめていきましょう。マスコミは働いてからどのジャンルの部署に就くか分かりません。出版だったら漫画志望でも、文庫やファッション誌、児童書、週刊誌など思いもしない部署に配属されることがほとんどです。その時に漫画しか読んできていないので、出来ませんとは言えません。色んなジャンルを好き嫌いしない、幅の広さをアピールすべきです。マスコミで働くならミーハーさが必要とよく言われますが、とりあえず何でもつまみ食いする行動力が後の企画にも繋がっていくでしょう。

面白い! と思わせる

繰り返しになりますが、自分が面白い人間であると思わせることが大切です。他業界のESでは真面目な一面を見せることも大切ですが、マスコミは就活でこんな話していいの?! という内容も受け入れてくれます。例えば浪人や留年、恋愛などをネタにしている人も内定者にはいます。それが必ずしも良いというわけではありませんが、クスッと笑える程度のものなら大事なネタになります。

これなんて答えるの? という質問の答え方

奇問だらけのマスコミES。もう少し掘り下げて、具体的に出題された設問を取り上げ、攻略法を見てみましょう。

日常の写真

<実際の設問例>
「一枚の写真と説明文で『自分』を表現してください。吹き出しにはあなたの『決めゼリフ』を入れてください」
「あなた自身が写っている写真を1枚使って、あなたの『喜・怒・哀・楽』いずれかを紹介してください。フキダシには紹介コメントを簡潔に書いてください」

証明写真とは別に日常的な写真を求められることがあります。どんな写真を貼ればいいの? と思うかもしれませんが、貼ってはいけない写真はありません。写真でESが通る、通らないというよりも特に目を引かなかったら、面接で触れられないだけです。コスプレをした写真などを載せた人もいます。爽やかで好印象を与える写真を貼ることは大切ですが、アナウンサーのようにルックスを見るものでもありません。

「決めゼリフ」も端的で笑えるものをチョイスするのが良いです。番組タイトルや本の帯を考えるセンスを見ているのかもしれません。細かいところでも自分をアピールしましょう。

好きな〇〇を教えて

<実際の設問例>
「あなたの人生に影響を与えた本の作品と著者名、その本を他人に紹介する推薦文をお書きください」
「人生の中ですごい! と思ったテレビとその理由」
「最近読んだ本やオススメの本であたらしい書棚を作ってください(絵に描く)」

好きなものを本当に好きに書いていいの? と思ってしまいますが、多少の配慮は必要です。例えばジャンル。複数冊書く場合は漫画ばかりではなく、漫画、小説、雑誌とバランスよく書いたほうが幅の広がりが見えます。また、雑誌ならどの号のどの特集が好きなのか書きましょう。雑誌だけ取り上げても、沢山の企画があります。他と違って思い入れが深い理由をはっきりさせましょう。

また、志望する会社の出版物を書くかということも気になると思います。無理して全て同じ出版社にする必要はありません。媚を売っている印象もありますし、他の出版社で良かった企画を聞かれることもあります。

注目、関心があること

<実際の設問例>
「注目している人とその人にインタビューで聞いてみたいこと」
「最近最も関心のあること」
「あなたが今一番会いたい人物と、聞いてみたいこと(書かせてみたいこと)」

まさに企画力や世間へどれだけアンテナを張っているかを見ています。マスコミの仕事は取材が命です。なぜ会いたいのか、自分ならどんな質問ができるのか、記事にどれだけ影響力を与えられるかがポイントです。今話題の人や物を取り上げたら、自然と見てくれる人はいます。しかし、もう沢山取材をされている人にどの角度で取材するかで差別化を図るのは簡単ではありません。これからブレイクする人を発掘し、どのようなヒットを生み出すのか考えられるのも腕の見せどころでしょう。

能力を問う質問

<実際の設問例>
「あなたの『デジタル力』、『体力』を10点満点で自己採点し、その理由を教えてください」

まずデジタル力はパソコンのスキルを見ているだけではありません。もちろんこんなスキルがありますとアピールできたら、仕事でも生かせるでしょう。しかし見方を変えて、普段どれだけデジタルに触れているかという見方もあります。例えばユーチューブを見るのが大好きですと書けば、「最近気になるユーチューバーは?」や「動画の企画考えてよ」と面接で振られるかも。

体力はなくても、ないと答えないほうが良いでしょう。マスコミは体力勝負の仕事。不規則な生活に耐えられるか面接でも聞かれます。スポーツ以外でも、アルバイトを休んだことがないや、環境の整っていない海外でも生活できたなど、角度を変えて答えましょう。

意外性のある質問

<実際の設問例>
「宴会時のとっておきのネタ・一発芸はありますか?」
「友達がまだ知らないあなたが内緒にしていること」
「カラオケの十八番を教えてください」

これらのように無茶振りも多いです。なくても何かしら書きましょう。必ずしも笑える面白さを求めているわけではありません。どれだけ機転を利かせられるか、意外な一面を見たいなくらいの質問です。自分をさらけ出して、面白いことを出来るのがマスコミ受験者には大切です。

全ての項目で自己PRを

マスコミESは変わった質問が多いですが、全て自分のアピールする場です。また、企画をさりげなく盛り込むことも重要です。企画は個性を出すだけでなく、将来マスコミで働くなら必ず出し続けなくてはいけないものです。どれだけ企画力があるか、うちに入ったらどんな風に働いてくれるかなどを、面接官がより想像しやすいようにESに散りばめましょう。

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