
【ソフトウェアエンジニア】年収が高いエンジニアの職種(種類)・領域・企業は?
2024/10/02
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近年、IT技術の需要が高まってきており、それに付随して、Webサービスやアプリケーションを開発するソフトウェアエンジニア(プログラマーをはじめとしたシステム開発を行うエンジニアの各職種)の市場価値と将来性が高まっています。そのため、ソフトウェアエンジニアは高水準の給料を得られる職種となっており、20代で1000万円以上の年収を得られる人もいます。しかし、ソフトウェアエンジニア内の職種も細分化、専門化されており、それぞれの職種や所持する技術スタックによって、得られる年収の傾向にも違いがあります。
そこで今回は、ソフトウェアエンジニアの職種別の年収と市場評価の高い技術スタックに加え、高い年収を提示している企業を紹介します。
そもそもソフトウェアエンジニアはどんな種類があるのか
Webサービスなどを開発するソフトウェアエンジニアには、多くの種類があります。まず、プロダクト・サービスの区分で別れるエンジニアに「アプリエンジニア」「Webエンジニア」などがあり、開発領域で区切った職種に「フロントエンドエンジニア」「バックエンドエンジニア」「プラットフォームエンジニア」などがあります。また、エンジニアとして取り組むトピックの観点から見ると「AIエンジニア」や「セキュリティエンジニア」といった職種があります。
別の切り口では、業務工程(設計、プログラミング)で区切ったものとして「システムエンジニア(SE)」「プログラマー」などがあります。これらは受託設計などを行うSIer系で呼称されるエンジニアで、SEについてはエンジニアの名前がつくものの、クライアントとコミュニケーションをとりつつ要件定義を中心に行う職種です。
その他のエンジニアでは、技術的な側面から営業をサポートする「セールスエンジニア」「サポートエンジニア」などがあります。それぞれのエンジニアについての詳細な解説は、以下の記事をご覧ください。
ソフトウェアエンジニアとは何か。新卒で目指す意義やスキル、市場価値について解説
ソフトウェアエンジニアの職種別年収相場
各エンジニアの平均年収の相場を見ていきましょう。なお、この年収相場は厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査」を基に作成しています。 また、セールスエンジニアは記載されていないので、それ以外のエンジニアの年収相場を提示しています。・Webエンジニア・・・557万円
・アプリエンジニア・・・550万円
・AIエンジニア・・・535万円
・プログラマー・・・550万円
上記はあらゆる企業の職種の平均のため参考値ですが、プラットフォームエンジニアなど、ITインフラを扱う職種が高い傾向にあります。また、総じてソフトウェアエンジニアはIT系のコンサルタントや外資系投資銀行のエンジニア職などと比べて、リモートワークが可能とされてることが多い点や、勤務時間の観点で、比較的ワークライフバランスを実現しやすい職種であるとも言えます。
ソフトウェアエンジニアの技術スタックによる給与事情
ソフトウェアエンジニアの給与には、使用する技術スタックによる影響も大きいです。技術スタックとは、プロダクト開発に使用するプログラミング言語やフレームワーク、ツール、クラウドサービス等を指し、どのような技術スタックを業務に使えるかが給与にも反映されます。技術スタックによる給与の違いは、エンジニアが取り扱う技術の需要や業界のトレンドに大きく左右され、AIやクラウド技術のように急速に成長している分野に特化したスキルに強みを持つエンジニアは、給与が高くなる傾向があります。逆に、一般的なスキルしか持たない場合は高い給与を得られないことにもつながります。
【外資系IT企業】ソフトウェアエンジニアの最新技術トレンド
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