【3分選考対策】日本テレビ(放送総合部門)の本選考対策まとめ
2018/11/02
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目次
日本テレビ(放送総合部門)に内定する3つのポイント
こんにちは、外資就活マスコミ・広告チームです。
今回は日本テレビ(以下、日テレ)の放送総合部門に内定するための選考対策について、以下の3点と詳細な選考ごとの対策からお伝えします。
・面接官に面白い人だと思わせられるか
・マネではない自分の意見を伝えられるか
・「自分ならどう作るか」を考えてテレビを見ているか
※ 本コラムの情報は外資就活会員限定コンテンツ「選考体験記」から抽出しています。
2017卒放送総合部門レポート
面接官に面白い人だと思わせられるか
テレビ局の選考を突破するには、何よりも面白いと思わせられることが必要です。
テレビ局のESは字数も短く、応募もかなりの数がきます。なので印象に残るものでないと残ることができません。ここの部分を面接で聞いてみたい、など面白い人材と思ってもらえるようなESにしましょう。一方で、面接官はESを読んできていないことも多いです。5分という短い面接時間の中で、ESにある面白い、気になるといった箇所を聞いてきます。
他の人と同じことを言うと、また同じことを言っていると思われ、印象に残りません。
もっと話を聞いてみたい、一緒に働きたいとおもわせるような、自分らしいエピソードをESには書きましょう。
マネではない自分の意見をきちんと伝えられるか
次に面接では自分の意見をきちんと伝えられるかが必要です。
面接では答えのない質問も聞かれることがあります。その際に思ってもいない、他人の意見を言わないで、自分で考えた意見を伝えるようにしましょう。何を答えから正解、不正解ではなく、どのように考えているか、しっかり考えようとしているかを面接官は見ています。
日頃から自分ならどのように思うか考える機会をもってみるといいかもしれません。またテレビがどうやったら見られるかや、話題のニュースへの意見、自分の関心ごとについては語れる準備をしておくと、本番で焦ることも少なくなるでしょう。
「自分ならどう作るか」を考えてテレビを沢山見ているか
最後にテレビ局をうけるのなら当たり前ですが、番組制作の観点を養うためにもテレビを沢山見ることが必要です。
ESでも面接でも好きな番組は何か、どんな番組を作りたいかなど企画が聞かれます。また他社と比較して何故日テレがいいかという質問は他局の番組も見ていないと答えられません。
テレビを見るときは、何故面白いのか、どうやったらもっと面白くなるのか、自分ならどんな企画を考えるかなどの視点で見ましょう。
また選考終盤のジョブでは実際に番組作成をします。ここでテレビを見ていないと、実際に作ることが出来ません。視聴者としての立場だけでなく、製作者側として作り方を注目しましょう。
選考フロー
エントリーシート(ES)→筆記試験・WEBテスト・適性検査→1次面接→筆記試験・WEBテスト・適性検査→2次面接→3次面接→その他の選考(ジョブ・インターンなど)→4次面接→内定
選考フローは上記の通りです。以下で詳しく解説したいと思います。
ES:読んでいて面白いESにする
・設問内容:
(1)日本テレビを志望する理由と取り組みたい仕事は?(具体的に) (250字以上350字以内)
(2)あなたがこれまでに「最も挑戦したこと」を教えてください。(特にその中で実際にとった行動やエピソードなどを交えて具体的に)(300字以上400字以内)
(3)今まで見た中で「最も好きな番組」を1つあげ、その理由を書いてください。(子どもの頃に見た番組でも可)(250字以上350字以内)
(4)5年後に、あなたはどんな「見たい」を日本や世界に伝えたいですか?そのために、どんな5年間を過ごせばいいと思いますか?(250字以上350字以内)
・結果通知方法:3日後にマイページで連絡
読んでて面白いESにする
日テレのESでは「読んでいて面白いESにすること」を気をつけましょう。
テレビ局のESは何万通も届きます。その中で面接官である現役のテレビマンに面白い! 会ってみたい! と思われないと、面接に呼んでもらえません。なので論理的に書くよりも、「ここ聞いてみたい」と思わせるような書き方を意識しましょう。
その際には書き出しや、エピソード選択も重要です。書き出しが平凡だと、「また同じこと言っている」と思われ、続きを読んでもらえない可能性もあります。なので書き出しで目を引けるようにしましょう。
またエピソードも同じものばかり使うのではなく、種類に富んだほうが良いです。こんな一面もあるのかと面接官にアピールすることが出来ます。
・論理的に書く、というよりは「読んでいて面白い」を重視した。
・思い切ったESの内容は、面接でもかなりの評価を受けた
・何度もESを磨き上げて、かなりエピソードに富んだ内容にすることを心掛けた。
WEBテスト:ケアレスミスに気をつける
・試験形式:WEBテスト(国語・算数)
・時間:1時間程度
・試験会場:自宅
・結果通知方法:3日以内にマイページで連絡
ケアレスミスに気をつける
難易度は大学受験レベルとあまり高くないようです。通過者の中には9割を超えていたという人も。ケアレスミスで点数差がつく可能性があるので、気をつけましょう。
不安な人はWEBテストの対策本を解いておくと、本番で取りこぼしがないです。
・難易度は大学入試を一般で受験した人なら落ちる人はいないレベル。
1次面接:基本的なコミュニケーションが出来ているか
・社員、学生の人数:学生1人:社員2人
・時間:5分
・内容:
ストップウォッチで5分の計測が開始された後、いきなり質問が始まる。
(質問内容)
・なんでテレビ?
・なんでこの部門?
・記者とかはどう?
・どこから来たの?
など
・結果通知方法:2日後にマイページで通知
基本的なコミュニケーションが出来ているか
時間も短いため、基本的なコミュニケーションが出来るかを見られています。面接官もESを読んできているわけではなく、その場で読み、気になったところを質問してきます。また答えたことは特にメモされず、深掘りされなかったという受験者もいます。
ここではESの内容から派生して話しが出来るようにしておきましょう。5分という短い時間なので、答えるのに時間がかかっていると、面接官に円滑に話が出来ないと思われてしまいます。短い中で初めて会った人と話せるかを見られているので、話が長くなりすぎず、会話をするように受け答えをしましょう。
・飲み会の場で、初めての人と自己紹介して盛り上がるような雰囲気だった。
・面接官は特に役割など決まっておらず、思いついた質問をどんどんしてくるイメージ。
・「ちゃんと話ができるか」を見られていた。
筆記試験:エンタメ問題も対策をする
・試験形式:適性検査、英語(リスニングとリーディング)、一般常識(数学、国語、時事)、クリエイティブテスト
・時間:2時間弱
・結果通知方法:2日後にマイページで連絡
エンタメ問題も対策をする
英語と一般常識、クリエイティブテストから成り立ちます。
英語や一般常識の国語、数学は大学受験レベルなので特別な対策をしなくても突破できるようです。しかしエンタメ問題は要注意です。芸能人の話題や、スポーツ、日テレの番組について出題されることがあります。日ごろからテレビを見たり、その年の重要な出来事はおさえておきましょう。
クリエイティブテストは18卒では4つの問題を、それぞれ3分以内に解く指定がされます。また問題も対策が不可能な内容ばかりのようです。例えば「あなたがペットボトルだったら?」のような問題が出題されます。このような問題は対策は出来ませんが、出ることを意識するだけでも本番であせらなくて済みます。
・時事問題は芸能関連が沢山出るため、普段からワイドショーやTwitterをチェックしていることが大切。
2次面接:自分の意見を伝えられるか
・社員、学生の人数:学生1人:社員3人(2人が質問、1人が書記)
・時間:20分
・内容:アイスブレイク5分→アイスブレイクで話題になった内容とESを絡めた質問
(質問内容)
・最近気になるニュース
・好きな番組
・不倫についてどう思うか
・「自粛」についてどう思うか
・なんで日本テレビなのか
など
・結果通知方法:翌日、電話で通知
自分の意見を伝えられるか
1次面接よりも長くなり、様々な角度で見られます。ここでもコミュニケーション能力が重視されるようです。また答えがない質問や、他社では聞かれないであろう質問もされます。そのときに臨機応変に対応し、しっかり自分の意見が言えることが重要です。
対策をするのが難しいかもしれませんが、それだけ自分の想いをアピールする機会があるということです。一度上手く答えられなくても、切り替えししょう。
また特別な意見が言えるというよりも、しっかり考えている姿や、きちんと会話が出来ることが重要です。ここでも面接官との会話を意識しましょう。
・最初の面接よりもかなり緊張させる雰囲気。
・臨機応変さ、きちんと自分の意見を持っているかどうかを見極められたように感じる。
・自分の思いをかなり語りきれた印象。
3次面接:どう考えているかを見ている
・社員、学生の人数:学生1人:社員2人
・時間:20分
・内容:
(質問内容)
・不倫問題に関してどう思うか
・自粛って必要?
・なぜその部署を希望するのか
・お台場のテレビ局は興味ある?
など
・結果通知方法:2日後にマイページで通知
どう考えるかを見ている
ここでも重要なのが自分の意見がしっかり伝えられることです。ありきたりな答えをしてしまうと面接官も面白くないですし、本当の自分の意見が伝えられません。突拍子もない質問をしてくるのは、受験者の素の意見をみたいということでもあると思います。なので答えのない微妙な質問に対しても、自分がどう感じるのかを伝えることが重要です。
また面接官がESをしっかりと読んできているため、ESに関して鋭い質問がされることもあります。書いたことは答えられるように準備しましょう。面白いと面接官が感じると、深掘りもしてきます。
・自分の意見をはっきりと伝えられることが大切だと感じた。
・ありのままの想いを伝えたら、面接官から「君のことがよく分かる意見だね」と評価してもらえた。
ジョブ:テレビをよく見る
・期間:1日間(朝8時から夜6時まで)
・インターンの概要:
7人で1つの番組を作る。
企画会議(2時間)→台本作成(2時間)→実際に器具を利用して撮影(30分)→フィードバック面談(1人30分)
・結果通知方法:2日後に電話で連絡
テレビをよく見る
与えられる資料は特になく、ネット環境もないので、アイディア勝負のジョブです。グループに2人、社員の人が付いているようですが、アドバイスをしたりすることはないようなので、学生のみで行います。
また実際のセットを利用でき、本格的に撮影が出来るので、普段テレビをきちんと見ているかが重要です。器具の使い方や、番組構成を知っている人は強いようです。ここでは普段テレビを見るときに作られ方に注目しているとジョブも進めやすいかもしれません。
・器具の使い方や、番組構成を知っている人は強い。
・本格的なため、「テレビ慣れ」が重要だった。
4次面接:テレビへの想いを伝える
・社員、学生の人数:学生1人:社員3人
・時間:40分
・内容:
アイスブレイク→30分間ESに沿った質問
(質問内容)
・なぜ日本テレビか
・なぜその部署か
・どうしてテレビなのか
など
テレビへの思いを伝える
今までの面接とは異なり、厳しい質問や覚悟が問われます。本当にテレビ局に入りたいという思いがないと、受かりません。志望度が低いと思われてしまうと、落ちてしまいます。テレビへの情熱を伝えましょう。必ずしも論理的でなくても、テレビへの情熱や想いを伝えられた受験者は内定を貰えたようです。
・真面目な質問しか来ない。
・これで最終面接であるという雰囲気が伝わってくるため、こちらもその意識で臨まないと、勢いに負けてしまう。
・論理的ではなくても、テレビへの情熱や思いを伝えれると内定をもらえる。
内定者の情報
・内定者数:20人程度
・学歴:早慶東大と様々
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