【3分選考対策】住友商事のインターン対策まとめ
2018/11/12
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目次
住友商事のインターンに参加する2つのポイント
こんにちは、外資就活 商社チームです。
今回は代表的な総合商社である住友商事株式会社(以下、住友商事)のインターンの選考対策について、以下の2点と詳細な選考ごとの対策からお伝えします。
・チームの結束力とインターンシップに対する熱い想いを届ける力
・協調性と論理性のバランスを意識しつつ、人を巻き込む力
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チームの結束力とインターンシップに対する熱い想いを届ける力
住友商事のインターン選考突破には、チームで協力して成果を出すことが求められます。なぜなら、 住友商事は他商社に比べてチームワークを重んじる社風である からです。そのため、インターン選考の段階からチームワークを見る様な課題が設定されています。
チームワークはもちろんですが、インターンシップにどのくらい参加したいのかという「熱意」も併せて見ています。住友商事のインターン選考では、1万人近い応募者の中から、参加者40人を2回の選考(PR動画、グループワーク選考)で選抜しています。企業としても、少ない選考過程で人を判断することは容易なことではありません。
ですので、最初の選考であるPR動画から、 住友商事の社風である「チームワーク」、そしてインターン参加への「熱意」を前面に出して臨みましょう 。
協調性と論理性のバランスを意識しつつ、人を巻き込む力
次に協調性と論理性の双方のバランスに優れ、その上で周囲を巻き込んでいく姿勢が必要です。
PR動画の次の選考であるグループワーク選考では、お題が与えられ、チームで取り組みます。このグループワークでは、商社マンに求められる総合的な能力があるかどうかが見られます。
ただ周囲の意見を取り入れるだけでもなく、自分だけの論理で勝手に進めるのでもなく、協調性と論理性のバランスが非常に重要になってきます。その上で、チームのメンバーを巻き込んでいきましょう。
受かるも落ちるもチーム単位ですので、互いに協力してチームのアウトプットを最大化させましょう 。
選考フロー
PR動画(4人1チーム)→グループワーク選考(動画選考と同じチーム)→インターン参加
選考フローは上記の通りです。以下で詳しく解説したいと思います。
PR動画:チーム全員で、限られた時間内に想いを伝えること
・時期:1月上旬
・設問内容:チームの紹介動画を提出してください。2つ以上の異なる大学で構成された4人1組のチームで応募すること。(1分30秒以下)
・結果通知方法:1月中旬に、チームの代表者にのみメールで連絡
印象に残るチーム紹介動画にすること
まず前提として、人事の方は少ない人数で何千本ものPR動画を見ることになります。ですので、物理的に全ての動画を最後まで見ることは難しいです。
結論を最後にしてダラダラ話していると、そこまで見てもらえない可能性があります。最初と最後に最も伝えたい内容を持ってきましょう。
また他の動画に埋もれてしまわない様、 「見た人の印象に残る動画」 を心がけましょう。発言内容が他の学生と一線を画するものでも良いですし、4人でしかできないパフォーマンス等を取り入れても面白いですね。
一点注意して欲しいのは、「印象に残る動画」と「ふざけている動画」の違いです。もちろん後者であれば、真っ先に落選対象になるので注意しましょう。
▽総合商社の動画選考に関する詳しい内容は以下。
5大総合商社内定への道(4)〜「動画選考」を突破するための徹底攻略法~
チームワークの良さを前面に押し出すこと
ただ印象に残る動画であるだけでなく、チームワークの良さもしっかり伝わる内容にしましょう。
上述しているように、住友商事はチームワークを重んじる社風です。ですので、動画選考におけるチームワークの良さの比重は大きいです。どうにか工夫をして、チームワークのよさをアピールしましょう。寸劇などをやってみてもいいですね。
グループワーク選考:周囲を巻き込み、チームのアウトプットを最大化すること
・時期:1月中旬〜下旬
・社員、学生の人数:学生全体12人、1グループ4人:社員1人
・時間:60分
・議題:生産ラインが止まった原因を突き止めよ
・発表方法:ディベート形式
・フロー
(1)3人のチームを発表される
(2)テーマが発表され、賛成・反対を指定される
(3)チーム内で5分ほど準備する
(4)各チーム1分ほどで賛否の理由をプレゼンする
(5)相手チームと20分ほど議論する
(6)終了、グループ面接へ移動する
・結果通知方法:集団面接と併せて、1月下旬にメールで通知
協調性と論理性のバランス
このグループワークでは、 チームワークを重視しながら論理的に最善の答えを導き出さなければいけません 。
例えアウトプットの質が高かったとしても、一人が全てを進めているグループは落ちてしまいます。当然のことながら協調性だけを重視して、答えが出ないということも避けなければなりません。
また、論理性も非常に重要で、「~の原因を突き止めろ」というお題であるため、原因究明のための論理的思考能力が必要になります。またそれにあたって5つまで社員に質問することができたので、5つの質問をどのように消費するかが大切になります。
常に論点を明確にし、周囲を巻き込むこと
グループでのディスカッション後に3グループ合同で同じお題についてグループディスカッションがあります。ここで最も「周囲を巻き込む力」が問われます。9人で1つの着地点を見つけるには9人の妥協点を見つけ、1つのアウトプットに導く力が求められます。
この、互いのグループ通しで主張をぶつけ合うグループでのディスカッションは水掛け論になりやすい形式です。そのため、議論をコントロールする人がいないと、賛否を主張するあまり、議論があらぬ方向へ向かうことが多いです。
自分の考えを述べた後に、他のグループの学生に対し、「〇〇グループの方はこの点についてどう思いますか?」と話を投げたり、議論が白熱してきて論点がずれてきたなと感じたら「いま議論すべきは〜という論点ですよね、少し走り過ぎなので戻りましょう」と提案するなど、どこをどう議論すべきか整理して呼びかけましょう。
・正直、選考通過の基準を満たしてたのは3グループ中、私のグループだけだったと思う。というのも、隣のグループはコンサルの選考にいそうな4人組で論理的ではあったが、チームワークは皆無だったため。もう1つのグループは、チームワークは良さそうであったが、全体の議論の時に一言も発していなかったためである。私のグループはとにかくチームワークがよくて、議論も最初に答えまでたどり着いた。ただ全体の議論で、私のグループでは私しか話していなかった野に通過することを考えると、チームワークが良く、優秀な人が最低1人いれば通過できると思う。
・ホワイトボード等を使って、お題を可視化すること。ステークホルダーやバリューチェーンを可視化し、商流のどこに問題があるのかを徐々に絞っていった。また、社員さんへの質問をホワイトボードを使って工夫することで、かなり答えに近づけるヒントを得ることができた。
・とにかく楽しくグループワークに取り組むことだ。チームワークの良さを見られていると思ったので、とにかく自然体で楽しく取り組んだ。
インターン参加者の情報
・参加者数:40人程度
・学歴:東大からMARCH、関関同立まで
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