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環境問題に取り組むために総合コンサルに就職されたとのことですが、総合コンサルのESや面接では「私は環境問題・ESG投資にかかわる部署に入りたい、プロジェクトに入りたい」と宣言していたのでしょうか。
総合コンサルタントは様々な業界のプロジェクトに配属されるものであると考えていたので、就職活動の段階からやりたい領域を絞り込んでアピールするのが有効なのか知りたいです。
よろしくお願いします。

この質問への回答 1

相談室回答者

環境に優しいバイオマス素材の理系博士学生 / 環境問題に制度・ビジネスからアプローチするために総合コンサル・シンクタンクにエントリー / 総合コンサル・シンクタンク就活に関する質問、 環境問題・サステナビリティに関わる職種についての質問、 やりたいことがあってコンサルタントを目指す方の質問(社会問題に取り組みたい等) / お気軽にDMください

面接では、「私は環境問題・ESG投資にかかわる部署に入りたい、プロジェクトに入りたい」と宣言していました。

質問者様の総合コンサルへのイメージに少し加筆をさせていただきますと、
総合コンサルは幅広い業界で多様なサービスを提供していますが、皆が皆何でもかんでもやっているのではなく、特にベテラン層は個々の業界・サービスの専門家集団です。

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(デロイトのHP掲載のキャリアパスイメージ図:https://www.dtcrecruit.tohmatsu.co.jp/education/index.html)
リンクを見ていただくと分かる通り、
若手のうちは色々な業務に触れて経験を積むことができます。
そして、マネージャー等の中堅どころになるにつれて、徐々に専門を決めていくようになっています。特に、ディレクター・パートナークラスになるとその業界・分野のスペシャリストになってます。
(一方で、能力・やる気・ポストさえあれば、中堅層でも別の分野にシフトすることできるみたいです)

ですので、「特にやりたい分野は決まっていないから、若手のうちに色々な業界・サービスを見て好きな分野を専門に選ぼう」みたいな人がいる一方で、
「KPMGが得意、もしくはKPMGが業界トップの分野・サービスがあって、そのサービスをしたいです」
みたいな人も全然受け入れてくれます。

特に総合コンサルティングの面接では「10年後どんなふうに活躍したいですか」等の質問を通じて、将来の夢・なりたいコンサルタント像も尋かれます。
「やりたいことがある人・社会人としての理想像がある人」すなわち「コンサルに入ることで満足せず、入社後も成長する意欲がある人」を採用したいと考えているようです。
このことからも、必ずしも何でも屋希望の人ばかり採用したいというわけではないと思います。
まぁ採用人数が多いので、そこまで明確な志望動機がない人でも、コンサルタントとして見込みがあれば採用されると思います。ただ、やりたいことがしっかりしていると、有利ではあります。

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また、PwCは採用職種をを細分化しています(https://www.pwc.com/jp/ja/careers.html)
面接の志望動機等ではその職種でやりたいことを明言することが求められてきます。

デロイトも入社後に専門とするサービスをESの段階で選び、その志望理由を述べないといけません。業界は入社後に絞っていくようです。
(https://www.dtcrecruit.tohmatsu.co.jp/work/oppool.html)

回答日:2022/05/13

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