会計学専攻の学生で外資メーカーのファイナンス職に興味があります。当職種の新卒採用HPの職種説明などをいくつか読んだところ、外資メーカーでは管理会計の仕事(事業部のビジネスパートナーなど?)がメインなのかと感じました。そこで質問ですが、①決算・税務等の財務会計系の仕事は簿記などと近くイメージしやすいのですが、外資メーカーの管理会計は具体的にどのような業務を行うのか、②管理会計の仕事でも高度な会計知識(簿記・会計学など)が必要になるのか、③財務会計の仕事は業務の正確性などが重要そうですが管理会計系の業務ではどのようなスキル・能力が実務で求められるのか、④日系大企業の経理・財務職(連結決算担当など)よりも外資メーカーのファイナンス(主に管理会計)職に向いてそうな人は具体的にどのような人か、⑤管理会計職ではどの程度仕事で英語を使用するのか(外国人と働く機会・海外出張の機会などがどの程度あるか)についてご教示いただけますと幸いです。ご回答よろしくお願い致します。

ものすごい気合の入ったご質問ありがとうございます。ちなみに私は外資メーカー(管理会計)出身なので、そちらの経験に基づき回答しますね。

① わかりやすく言えば原価計算・管理とか、ビジネスコントローラー(よく言えば、各ビジネスのCFO)のようなお仕事ですね
② 高度かどうかは別にして、簿記2級の工業簿記の知識は必須な気がします。会計士や税理士資格とっておられる方もいらっしゃいますが、そこまでの知識は必須ではないです。
③ 管理会計は内部の意思決定のために使われる数値なので、このビジネスにとって重要な数値指標は結局なんなのか? マーケや営業の方々が考える施策って、結局その数値指標にどんな影響があるか?を論理的に考える力が大切ですね
④ 日系大企業に勤めたことがないので、推測も入りますが、外資メーカーは基本的に職種別採用なので、いわゆる配属ガチャが有りません。しかも、基本的にその後もファイナンス内でのジョブローテーションです。ですので、新卒からファイナンスのキャリアを歩みたい人にはおすすめです。(あと転職するときも、ファインスわかると、色々融通がききやすいと思います)
⑤ 外資メーカーだとCFOが外国籍の方だったりするので、レポートするときは英語になります。一方で、現地法人採用なので海外出張はほぼないと思って頂いてよいかと思います。(ただし、海外研修はときたまあります)